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第625話

Penulis: 小春日和
ここは未開発の地域ではあるが、四方を海に囲まれている。どうやら、彼らはすでにその境界線付近まで来てしまったようだった。

案の定、冬城は波が岩礁を叩く音を耳にした。

「ダメだ、こうすると私たちは監督チームからますます遠ざかってしまう」

真奈の目には、はっきりとした不安の色が浮かんでいた。そんな彼女の足首に、冬城はそっと手を伸ばした。

真奈は反射的に足を引き、問いただした。「何してるの?」

「足を見せてくれ」

「結構よ」

「休む時間は多くない。もし殺し屋が追ってきたら、お前の状態を知らないままだ俺たちは終わりだ」

真奈は黙り込んだ。冬城は彼女がもう拒まないのを確認して、靴を脱がせた。ざっと見ただけでも、足首はうっすらと赤く腫れており、早急な処置が必要だった。

冬城はリュックから塗り薬を取り出した。それを見た真奈は眉をひそめて言った。「これは番組のものじゃないよね?」

「自分で持ってきたんだ」

「どうしてこれ役に立ちそうと思ってたの?」

「お前みたいに経験がないと思ってるのか?」

「……」

冬城は塗り薬を手のひらに塗り広げ、低い声で言った。「少し痛いかもしれないぞ
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良香
これ、記憶持ちの弱点て言うか気をつける点だよね。なまじ過去の記憶のせいで言っちゃいけない事とか言ってしまうと言う。
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