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第777話

Auteur: 小春日和
「立花、少しは頭使ったら?私があんたに薬なんて盛るわけないでしょ?それに、どこで薬を手に入れたっていうのよ?今日は朝から無理やり連れ出されて、ピアノや服を買わされて、意味もわからないまま気絶させられて、立花グループのカジノの休憩室に連れてこられたのよ?どう考えても、疑われる筋合いなんてないでしょ!」

真奈の言葉に、立花は眉をひそめた。さっきは怒りに任せていて、真奈に薬を盛る理由も手段もないことに気づいていなかった。

「怒るのは勝手だけど、落ち着いて、自分が何を食べたか、何を飲んだか、ちゃんと思い出してみなさいよ」

真奈はわざとそう促し、立花の疑いをそらした。案の定、立花は休憩室で飲んだお茶のことを思い出した。

「忠司」

立花は冷たく言い放つ。「あの女、ぶちのめせ」

「かしこまりました」

馬場はすぐに下がり、部屋には立花と真奈の二人だけが残った。

真奈は立ち上がり、淡々と口を開いた。「もう用がないなら、私は帰るけど」

「待て!」

立花の声には冷ややかで鋭い響きが混じっていた。「なぜ三階へ来た?」

真奈の胸の内では鼓動が速まっていたが、表情には動揺を見せなかった。元々
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