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第 65 話

Penulis: スイカのキノコ
今では、かつて身につけたことが玲奈に嘲笑われる理由になっていた。

真依は皮肉っぽく笑みを浮かべ、

何も言わずにコーヒーを淹れて玲奈の前に差し出した。

ようやく玲奈もおとなしくなり、多少もじつきながらもなんとか寸法の大半は測らせた。気が済んだのか、今度はだらけた様子でバスルームに入っていった。

真依はその隙に部屋の隅に移動し、紗月にメッセージを送った。【そっちはどう?】

【……】【当ててみて】と紗月から返ってきた。

彼女に自慢話をさせたり、顧客と酒を酌み交わして三日三晩デザインについて語らせるのは平気だ。

でも、しばらく絵なんて描いていなかったし、学生時代に学んだ知識なんてとっくに忘れている。

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