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第 78 話

Penulis: スイカのキノコ
彼女は、どうして自分があんなことをしたのか理解できなかった。尚吾は別にキスを求めたわけではなく、ただ「自分に心が動いたのか、それを口で言ってほしい」と言っていただけなのに。

どうしてこんな……

真依は俯き、両手で自分の髪をぐしゃぐしゃとかきむしった。

これから尚吾に会ったら、地面にでも潜って逃げたい。とにかく距離を取って、彼が昨日の出来事を忘れるまで、絶対に近づかない。

司会者が発表を終えると、真依は「ちょっと外の空気を吸ってくる」と言い訳し、紗月を置いてそのままホテルの外へ飛び出した。

外の風に吹かれているうちに、狂ったように跳ねていた心臓と、なかなか下がらなかった体温がようやく落ち着きを取
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