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第751話

Penulis: ミス・シャドー
「きゃっ!ごめんなさい!」

楓は慌てて背を向け、両手で目を覆った。心臓はまだドクドクと早鐘を打っている。

今、私、何を見ちゃったの?

S市にその名を轟かせる吉田家の当主であり、外では常に冷酷無情で笑い一つ見せないあの俊則様が。

プライベートでは、あんなにおとなしく社長にお尻を揉ませているなんて!?

ソファにいた風歌は物音に気づき、顔を真っ赤にして跳ね起きようとしたが、再び俊則に腕の中に引き戻された。

彼はからかうように口角を上げ、魅力的な声で優しく訴えた。

「君が俺をいじめてるところ、見られちゃったな。風歌、どう責任取ってくれるんだ?」

逆ギレするなんて、この野郎。

風歌の眼差しは瞬時に据わり、奥歯をギリリと噛み締めた。

「とし兄さん、『ワン』って鳴いてみせてくれる?」

「嫌だ」

俊則は不満げに眉をひそめ、他人の目など全く気にせず再び身を乗り出し、彼女の唇にキスをした。

入り口に立つ楓はパニックに陥っていた。

大物たちのプライベートなイチャイチャを目撃してしまった私、明日にはクビを切られるんじゃないかしら?

「わ、わ、私……本当に何も見てませんから!お邪魔
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