次の日の事だった。「ヴァン伯爵が?」 「連絡が取れないの」いつものように 部屋に訪ねて来た黒の王妃アリアンの為の演奏するエリンシアその後での庭園の東屋での演奏ブーゲンビリアの花に沢山の花達、噴水の水音アリアン王妃の衣装だが黒みを帯びた円筒形のチュニックだが、胸元と裾には宝石付き刺繍入りの金帯が付いたもの左肩の片方にのみ、淡いクリー厶色のトーガを斜め掛けして、チュニックごと、艶やかな赤のグラデーションの布帯を腰に巻き、腰の布帯の上からは金細工と真珠と珊瑚のチェーンを巻いたもの 首には豪華な首飾りの宝飾品対してエリンシアは淡い若草色したチュニック肩に片方だけかけたチュニック、白に紫色のグラデーションの布帯に真珠の首飾りと簪羽琴の演奏を終えてからの会話の中で 王妃アリアンが、それは少し心配そうに話すのだった。「ええ、そうなのよ、エリンシア姫、従弟のヴァン伯爵の事なのよ、聞いてくださる?」「ヴァン伯爵と全く連絡が取れなくて…」「私の実家のある地域で取れる珍しい果実を送ってもらおうとしたのだけれど…彼はどうやら、何処かに出かけたらしくて、それがひと月にもなるの」ため息一つ「こんなに長く連絡が取れないなんて、しかも他のヴァン家の家族、妻に子供達まで、みんな、何処に行ったのやら」「まぁ、そんな事」エリンシア姫は不思議そうな表情をして、王妃アリアンに答えるのだった。「実家の方も、まったくね、此処しばらく、様子が変だわ」また、軽くため息をつく王妃アリアン「それは、とても、ご心配ですね、アリアン王妃様」「そうね…どうしたものかしらね」満足そうに演奏に聴き入る王妃彼女、王妃は黒髪を頭上で束ねて、残りの長い髪をポニーティルのように流す長いエルフのような耳にもダイヤの耳飾り頭上の束ねた黒髪にはダイヤがついた半円型の純金の髪飾り、金の棒が半円型の左右の穴に差し込んで、髪留めに小さいダイヤの髪のピンが髪の中に埋め込まれていた。額にはダイヤと真珠入りの入る細長い銀製のチェーン彼女の微妙な動きに、日の光が差してはダイヤの飾りが眩しく輝くエリンシアの方、猫のような耳が揺れ、その後、指先が羽琴の弦を弾き出してエリンシアがまた、曲を奏で始めた東屋の柱の一部には鮮やかな色のブーゲンビリアの花が絡み、垂れかかる再びの庭園の中にある
Terakhir Diperbarui : 2025-04-29 Baca selengkapnya