体をぴたりと添わせているから、互いの股間が擦れ合う。 もう何度も繋がって何度も射精しているのに、ずっと気持ちいい。 「気持ち良かった……。まだ気持ちいい、理玖さん……」 晴翔が理玖を抱き寄せる。 その目にも、まだ欲情が残っている。 「何もかもどうでもよくなるくらい、気持ちいい。これがフェロモンに飲まれてる状態?」 理玖の肩や胸にキスしながら、晴翔が問う。 晴翔の粘膜が触れるたび、痺れるほどの快感が背中を昇る。 快楽の残り香がなかなか消えてくれない。 (一回どころじゃなく、何回もしたのに。全然、収まらない) 「ねぇ、理玖さん、もう一回……」 握った手を晴翔が股間に持っていく。 すっかり濡れた男根はまた硬くなっていた。 「ん、晴翔君が、欲しい……。僕を、孕ませて……」 晴翔の男根を大腿に挟み込んで擦り上げる。 理玖の体を反転させて、後ろから晴翔が理玖に突っ込んだ。 腹の中にいる熱くて硬い男根も、後ろから抱きしめてくれる腕も寄り添う胸も総てが気持ちいい。 何も考えられない頭のままで、欲情に飲まれて理玖は晴翔を受け入れた。 〇●〇●〇 「……くさん、理玖さん……」 聞き慣れた優しい声に、理玖は目を開いた。 晴翔の顔が理玖を覗いている。 一瞬、訳が分からなかった。 (えっ……と、仮眠用のベッドで、晴翔君と……。裸で、寝てる) ぼんやりしていた頭の中が、少しずつ起きてき
Last Updated : 2025-08-04 Read more