บททั้งหมดของ いつもあなたのそばにいたい: บทที่ 1 - บทที่ 10

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第1話 私の憧れ

──2022年春 いつもの電車に揺られて、通勤する。 都内にある会社の最寄り駅、そこから徒歩5分 途中、同じ会社の人たちに会う。 「おはようございます」 「おはよう〜」 「おはようございま〜す」 朝の挨拶から始まる一日 そのひとことのテンションで、 相手の今日の体調が分かるようになった。 欠伸《あくび》をしながら、眠そうにしている人、 物凄く大きな声で、とても元気な人、 何か急いでいるのか、小走りで走りながら挨拶する人。 そして、会社に着くと、 私の推しは、今日も爽やかだ! 「おはようございます」 「おお、おはよう! ひまり」 今日も元気だ! そして、カッコイイ! いつも、なぜか私を下の名前で呼んでくれる。 ──う〜ん、今日もイケメ〜ン 名前呼びは、めちゃくちゃ嬉しい〜 それだけで顔が綻《ほころ》ぶ 嬉しい1日の始まりだ。 椿ひまり もうすぐ22歳 入社して2年目の一般事務員、 去年、一部上場企業の建設工事会社、工事部に配属された。 丸1年経っても未だに推しへの思いは変わらないのだ。 私の推しは、同じ部署で働く4歳年上の今年26歳 田上大翔さん 憧れの先輩だ。 ──はあ〜今日もカッコイイ〜 なんて美しいお顔なの? 毎日拝めるなんて、それだけで十分幸せ 本当は、ずっと眺めていたいけど、そうもいかない。 それに、 決して私から告白することなど、ないだろう。 だって彼には…… 会社No.1の美人彼女さんが居るのだから。 それを知ったのは、入社後1週間の研修期間が過ぎ、この部署に配属された初日だった。 同時に私は、その日、田上さんに一目惚れしたのに、告白もせずに撃沈したのだ。 ─────1年前 2021年4月 同期の女子が話しているのを聞いた。 田上さんは、かなりのイケメン具合で同期の間でも有名だった。 「工事部の田上さんって、会社でNo.1の美人彼女さんが居るんだって」 「!!!」思わず目を見開いた。 ──嘘! 「え? そうなの?」と、興味津々で聞いている同期の女子たち 私は、思わず「終わった……」と呟いた
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-18
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第2話 ご飯

会社のエレベーターの中で2人きり、私はそれだけでドキドキする。 「悪かったな、仕事してもらった上に待たせて」 「いえ、全然大丈夫ですよ」 思ったより、落ち着いて話せている。 「腹減った〜ひまり! イタメシ大丈夫?」 「はい、大好きです」 ──うわ〜田上さんとイタメシだなんて、最高過ぎるよ。たとえコレが最初で最後だとしても、きっと一生の思い出になるよ。 神様仏様ご先祖様、ありがとうございます。 私のニコニコは、止まらない。 そして、田上さんがタクシーを停めてくれたので、2人で乗り込んでお店へと向かった。 私は、どうしても1つ気になって仕方がなかった。 モヤモヤして、やっぱり聞かずには、居られなかった。 なので、思い切って聞いてみた。 「あのう〜」 「ん?」 ──うわ! 近っ! 田上さんがすぐ左隣りに座ってる〜 あ〜なんだか良い香りがする。 見つめられるとドキドキしてしまう。 長い時間、見つめ合うのは恥ずかしくて耐えられないので、一旦目線を外してから質問をした。 「私なんかと2人で食事に行っても大丈夫なんですか?」 全部言い終わるか否かで、もう一度目を合わせた。 「え? どうして? ダメなのか?」と、 田上さんは、上体を私の方に向けて座り直し、食い入るように大きな目で私を見つめている。 ──あ〜ダメだ〜それは反則だ。 「いえ……」 ──あ〜この先がやっぱり怖くて聞けない。 あの綺麗な彼女さんとのこと。 「あ、ごめん、ひまり彼氏居るのか?」 と、誤解をさせてしまったようだ。 「え? いえいえ、そんなの居ませんよ」と、また私は、両手をぶるぶるさせた。 ──どうして、そうなるの? 「そっか、なら良いよな」 と、なぜか下を向いて笑っている田上さん ──ん? 良いの? あなたの方が彼女に妬かれたりするのでは? え? とても寛大な女性なのかしら? 私ならたとえ部下だと分かっていても女性と2人キリでなんて食事に行って欲しくはないな。 それとも、まさか別れたの? いや、まさかだよね、そんな噂は全く聞かないんだけど…… かといって、今、いきなり『彼女は?』とは聞きにくい。 う〜ん、まだ楽しい食事も始まってもいないのに、 雰囲気を壊
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-18
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第3話 告白を受けて…

「……」 突然の言葉に気が動転した。 というか、まだこの時点では、どういうことなのか? 私は理解出来ていなかった。 「ん? ダメ?」とちょっと自信なさげに聞いてくれている田上さん 「はい〜〜〜〜?」 私は、頭が混乱して何がなんだか意味が分からず、変な声を出してしまった。 「え? あの〜今、俺、渾身の告白をしたんだけど……」 とテーブルの向こう側で困った顔をしている田上さんが私を大きな目で見つめている。 そして、更に 「ん?」ともう一度優しく聞き直しながら、笑顔で私を見つめている。 ようやく私に言ってるのだと理解して、 「え〜〜〜〜〜〜!」と、 今日一番大きな声を出してしまった。 「あ、ごめんなさい」と思わず自分の口を両手で覆って、周りをキョロキョロ見たが、半個室なので、お隣りの席の方のお顔は見えない。 田上さんは、不思議そうに、 「ん? どういうこと?」と言っている。 「いやいやいやいや、それはこっちのセリフですよ! 田上さん彼女さんと別れたんですか?」と聞くと、 「え? 彼女? 誰の?」と言う。 「え、田上さんの!」と、私は右手の掌を上に向けて、『あなたですよ』と言わんばかりに、田上さんの前に右手を差し出した。 すると、 「なあ〜ひまり! なんだかさっきから、ずっとひまりは、俺に彼女が居る体で話してるみたいだけど、誰のこと? 俺、彼女なんて居ないよ」と言われた。 「え? 嘘! いつから?」 と、驚き過ぎてタメ口をきいてしまった。 「う〜ん、会社入ってからだから、丸3年かなあ?」 「え〜〜〜〜!」 噂は嘘だったんだという驚きで、 また、大きな声を出してしまったので、 慌てて自分の口を覆った。 この1年間は、いったい何だったのだろう。 「なあ、彼女って、一体誰のことを言ってるの?」 と聞かれたので、 「会社No.1美人秘書の……」と言うと、 「もしかして、山本 菜緒美のことか?」と言う田上さん。 確かそんなお名前だったなと思い、 「はい、おそらく」 と答えると…… 「グッ、ハハハハッ」と田上さんは、笑っている。 どうして笑っているのだろう? と不思議な顔で見ていると、 「あ、ごめん。それ、俺の姉貴」と言った。 「え〜〜〜〜っ!」 さすがに3度目ともなると田
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-19
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第4話 本当に初めての2人きり

マンションのエレベーターで、3階まで上がる。 「じゃあ、少しだけ待っててくださいね」 「了解〜」と右手を上げて、部屋の前の手摺りにもたれて待ってくれている田上さん。 私は、部屋に入って、慌ててうさぎちゃんたちをクローゼットに避難させるために籠に集めた。 「よくもこんなに集めたわね〜」 大きいぬいぐるみから小さいキーホルダーまで、気づけば30個ぐらいある。 これでも、一度売りに出したりして減らしたのだ。もう増やさないようにと気をつけているので、最近は購入しないようにしている。 毎日一緒に寝ている1番大きなうさぎだけは、クローゼットに入らないので、1つぐらいは良いだろうと、そのままベッドに置いておく。 そしてそして、問題は、 私の最も大切な〈田上大翔、限定アクスタ〉を どこに仕舞うかだ。 あちこち悩んで、やっぱりクローゼットの1番上が良いなと、椅子に登ってそっと置く。 なるべく奥に入れないと背の高い田上さんなら、前から見えてしまう。 「良し! コレで良いかな」 まだ、ココに住んで1年。うさぎ以外の物は少なめだ。 あとは、空気の入れ替えをして、部屋の散らかりをサッと整えて、田上さんを迎えた。 「お待たせしました」 「お、早かったな。お邪魔します」 「狭い所ですが、どうぞ」 ──うわ〜本当に推しが初来訪! まるで夢のようだ。 「おお〜シンプルで可愛い部屋だな」 「そうですか?」 ──頑張って、うさぎちゃんたちは、全部避難させましたからね。 「急に来たのに、この短時間で綺麗になってるということは、日頃から綺麗にしているからだよな」 物凄い分
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-20
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第5話 ヒロさんの過去恋愛

「今ひまりは、きっと俺が物凄く多くの女性と付き合って来た! と思ってるんじゃないか?」 「うん、思ってる! それも大人の関係……」 と言うと、 「はあ〜そっか」とため息混じりに言うヒロさん。 「聞く?」 「うん、聞く! 聞きたい!」 すると、ヒロさんは、ゆっくりと話してくれた。 初めて付き合ったのは、中学2年生の頃だと。 本当に可愛いお付き合いで、同じ学年の違うクラスの女の子だったと。 「彼女の方から告白されて……」と微笑んでいる。 ──可愛い でも、まだその頃は、男友達と遊ぶことの方が楽しくて、彼女の居る男友達も少なくて、つい男同士で集まってバカなことばかりしていたんだと。 そのせいで、彼女のことを疎かにして、たまに 学校で会って「一緒に帰ろう」と言うと、 「自然消滅して別れたのかと思ってた」と言われたとか……一緒に帰るだけの関係。 「ふふ、可愛い」と思わず笑ってしまった。 だから、3ヶ月ほどで終わってしまったようだ。 中学生の頃って、女の子の方が少しオマセなところもあって、恋に憧れもあるし、好きな人とデートもしたいし、寂しがり屋だから連絡もなく放置されれば、そりゃあ自然消滅したのかと思ってしまう。 相手のことが分からなくて、不安しかないからね。私もそうだった。 「分かるような気がする! 私も同じようなことあったもん」と言うと、 「そうなのか?」 「うん」 「ひっで〜よな俺、ホントに」と反省しているもよう。 「ホントだよ!」 「ごめん」 「私に謝られても……ふふ」と笑い合う。 ヒロさんは、
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-21
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第6話 美香

──うわ〜〜ついに推しと付き合うことになったよ! あ〜〜いっぱいキスしちゃった。 凄く良かった、ヒロさんのキス。今でもまだあの感触が残っている感じがする。 ヒロさんが帰った途端、私は、今日のことを振り返って、恥ずかしくもあり、嬉しくもあり、1人でニヤニヤしてしまっていた。 「ホント今日は、一度に色んなことがあったなあ。あっ! 美香に報告しよ!」 「あ、待って! 美香に言っても良いのかなあ? 先にヒロさんに確認しなきゃ」 ヒロさんに、初めて個人メッセージを送った。 いつもは、会社のグループメッセージからだから。 今日のお礼を送って、 親友の美香にだけは、話しても良いかと確認すると、〈OK、良いよ〉と返って来た。 〈気をつけてね〉とバイバイの絵文字、ついでにキスマークのスタンプを送っておいた。 すると、ぎゅっと抱きしめ合っている可愛い熊のスタンプが返って来た。 「きゃ〜可愛い〜! こんなスタンプ使うんだ」 と思って嬉しくなった。 ──でも、なんだかエロい と1人ニヤける ただスタンプを送り合うだけなのに、もう楽しい。 「ふふ」 そして、早速 美香にメッセージを送った。 〈推しと付き合うことになりました♡〉 〈えーーーーーーーーーーーーーーー!〉 と、物凄く長い驚きをいただきました。 「ハハハハハッ、どんだけ長いのよ!」
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-22
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第7話 内覧

────翌朝 結局、昨日はなかなか寝付けなくて、夜な夜な下着や洋服選びをしていた。 なので、ほんの数時間しか眠れていない。 うさぎの下着は、ダメだから、レース使いが綺麗な淡いピンク色の上下セットをチョイス。 真っ白だと、なんだか中学生みたいだし、 一応持ってる黒もまだ私には早いのかも、 「ヒロさんも、こういうの喜ぶのかなあ?」 一応試着してみたが…… 「ダメだ! まだ色気が足りない」 特に胸が貧相である。 追々出して行く方が良いのかもしれない。 とりあえず、朝、シャワーを浴びて、下着を着替えた。 そう言えば、私が『スタイルも良くなくて、胸も小さいし……』って言った時、ヒロさんが、 『胸は、これからいくらでも俺が……ふふ何を言わせるんだよ』と言っていた。 あれは、どういう意味だったんだ? 胸って男の人が大きくしてくれるものなの? 「あ〜ダメだ! 気になったらすぐに検索しなきゃモヤモヤする!」 私は、また朝から検索していた。 「『ただ胸を揉むだけでは大きくなりません』 え、ダメじゃん! 『強く激しく揉むと、逆に脂肪が代謝され小さくなってしまうこともある』 は? コレ以上小さくなるのは、困るよ! 『バストの周りのリンパやデコルテを優しく丁寧にマッサージし、バストアップマッサージをする』 やっぱりマッサージが大事なんだね。 えっ、20代後半になると大きな成長を目指すのは、難しい? ヤダ前半のうちに急がないと!」 もし、激しく揉まれるようなことがあれば、注意してもらわないといけないと思った。 洗面台
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-23
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第8話 もう一度

約束の10時が近づき、1階ロビーでヒロさんを待つ。 〈おはよう! もうすぐ着くよ〉とメッセージ 〈おはよう〜はーい! エントランス前で待ってるね〉 すぐに、1台の黒いカッコいい車が停まった。 窓が開いて、 「ひまり!」と呼んでいる。 「え!」と運転席を覗くとヒロさんが手を振っている。 慌てて車に近づく。 「この車どうしたんですか?」 「え、俺の」 と、笑っている。 ──凄っ! 車持ってたんだ ドアを開けて乗り込む。 「お邪魔しま〜す」 「おはよう」 「おはようございま〜す」とニッコリ笑い合う。 「凄いですね、この車カッコイイ〜」 「だろう? 念願の車がやっと手に入ったんだ」 「そうなんですね、てっきり歩いて来られるのかと思ってたので驚きました!」 「ひまり! また敬語に戻ってるぞ」 「あっ」 「「ふふ」」 まだ、全然余裕がなくて、やっぱり顔を見ると緊張して、以前のように敬語に戻ってしまう。 車の名前を聞いたけど、車種を知らない私には、覚えられない。なんだかアルファベットがいっぱい並んでいたような…… とにかく真っ黒でピカピカ、内装は、ゆったりしていて革張り。うん、やっぱりカッコイイ! としか出て来ない。 お高そうだなとは思ってしまった。 でも、カッコイイ、ヒロさんに似合ってる! とニンマリしてしまう。 そして、 「じゃあ、今日はよろしく!」とヒロさん 「はい、よろしくお願いします」
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-24
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第9話 マンションと友達

住宅会社さんまで行き、車を停めて、スタッフさんの車に乗せていただいて移動するようだ。 ヒロさんが挨拶している。が、なんだかにこやかだ。 ──ん? 知り合い? 私もご挨拶する。 「はじめまして、担当させていただきます、滝沢と申します。本日は、よろしくお願い致します」 「椿と申します。よろしくお願いします」というと、 滝沢さんは、ヒロさんの方を見て、 「お前、こんな可愛い子、どこで見つけたんだよ!」と言っている。 そして、ヒロさんが笑いながら私に、 「あ〜ごめん、滝沢は、高校の時の友達」と言った。 「あ、そうなんですね。お世話になります」と言うと、 「こちらこそ、ありがとうございます」と。 驚いた! 友達が担当なら先に教えてくれれば良いのに……と思った。 「では、早速参りましょうか、どうぞ」と車に案内されて、2人で後部座席に乗る。 「本日は、3件のご案内予定でございます」 と言われた。 ──そうなんだ、と思いながら、 「はい」と返事をした。 「あらかじめ、大翔の方から希望は聞いておりますので、それでピックアップさせていただきましたので、よろしくお願いします」と。 「あ、はい。よろしくお願いします」 と返事をしながら、『そうなんだ!』という顔で、ヒロさんを見る。 ニコニコしながら、『うんうん』と頷いている。 最初は、1人で住む為のマンションなんだものね。 探し始めた時点では、私は、まだ全く関係なかったのだから。 そう思いながらも、現地に着くと、 「うわ〜素敵〜!」とか、 「景色が綺麗〜! 広〜い!
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-25
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第10話 隠し事

「あ、ひまりさん、誤解しないでやって欲しいんですけど、コイツがまだ話していないのは、昔からそういうのを全然ひけらかさない奴なんですよね。でも、過去には、その事を知ってそれ目当てみたいな女も居たから慎重になってるんじゃないのかな」 と、滝沢さんに言われた。 「へ?」 私には、何のことかよく分からず…… 「ひまりさんは、違う! って分かってるので、 後でゆっくり聞いてやってください」と。 「はあ……」 ──何? ひけらかさないって、 何? その事って? それ目当ての女って…… 「大翔! どうする? コレ両方とも押さえておくか?」 「おお、頼むよ、今日中には連絡する」 「了解、じゃあ、今日は、もうこの2件だけで良いよな?」 「うん、大丈夫だ、ありがとう」 「あ、ありがとうございました」 と、今日の内覧は終わったようだ。 そして、また住宅会社前に停めた車まで送ってもらった。 「じゃあ、あとで連絡する」と言うヒロさん 「おお、待ってる」 「ありがとうございました」 と、私もお礼を言うと、 「大翔のこと、どうぞよろしくお願いします」と言われた。 「あ、いえ、こちらこそ……」と言って、 ヒロさんの車に乗り込んだ。 そして、「とりあえず、この駐車場を空けないと、だから……」と、「じゃあ」と滝沢さんに手を挙げている。私も会釈をして、車は動き始めた。 「ひまり、どうだった?」と聞かれて、 「うん、どちらも最高に素敵だった」と私は、前を向いたまま無表情で答えた。 「そっか、最後のは、ちょっと駅から遠そうだっ
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-09-26
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