【R18・NTR】幼い日の告白と未来への種 のすべてのチャプター: チャプター 21 - チャプター 30

45 チャプター

21話 泊まりの約束と変わる距離

 食卓には、カオルの両親との穏やかな会話と、カオルが俺を気遣う優しい声が響いていた。俺は、もう迷うことはなかった。この温かい空間を、これからもずっと守っていきたい。そう、心から強く願っていた。 風呂はさすがに別々に入ることになった。俺が風呂から上がると、カオルが、なぜか俺のトランクスの替えを用意してくれていた。「ん? 俺のトランクス?」 俺が不思議そうに尋ねると、カオルは顔をほんのり赤く染め、視線を泳がせた。「ユウくんが泊まりに来た時の……洗って、仕舞っておいたの……返そうと思ってたけど。渡せなくて」 いや、その恥ずかしがり方は怪しいって……。だが、悪い気はしなかった。そして、その気持ちは痛いほどよく分かる。俺だって、カオルの下着を家に持っている。泊まりに来た時に忘れていったものだ。決して盗んだわけじゃないが、オナニーに使ったのは秘密だ。「あぁ、うちにもカオルの下着あるな……」 俺がそう言うと、カオルはにやぁと、何かの答えを期待した笑みを浮かべて顔を近づけてきた。「ふぅーん……使ったぁ?」 心の中で秘密だと言った答えを、カオルは求めている。俺は、もう隠す必要はないと腹をくくった。「……もちろん。使った……」 俺が正直にそう答えると、カオルは満足そうに微笑んだ。「そっかぁ……わたしも使った。それ……ぎゅぅって抱きしめて、頬ずりした……」 カオルの言葉に、俺は驚きを隠せない。おいおい。いろいろと暴露しすぎじゃないのか? 昔の、ツンとしていたカオルの面影は、もうどこにもなかった。 カオルの言葉に、俺の息子はムクムクと熱を帯びていく。あぁ……カオルも、俺と同じように、俺の下着を抱きしめて、こんな気持ちになっていたのか。 風呂上がり
last update最終更新日 : 2025-11-06
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22話 肌が触れ合う瞬間

 夜になり、カオルはニコッとした、どこか覚悟を決めたような笑顔でベッドから立ち上がった。そして、壁のリモコンを手に取り、ピッと操作すると、部屋の明かりはスゥ―ッと弱まり、オレンジ色の常夜灯だけが残った。 途端に、それまでの明るく和やかな雰囲気は一変した。俺たちは、一枚の布団の中に、体を寄せ合うようにして入った。隣にいるカオルの体温が、じかに伝わってくる。暗闇の中、常夜灯の優しい光だけが、互いの表情をぼんやりと照らしていた。 俺は、ドキドキしながらカオルの顔を見つめた。カオルは、少し恥ずかしそうに、でもどこか期待に胸を膨らませているような、複雑な表情をしていた。頬は、ほのかに赤みを帯び、潤んだ瞳が、じっと俺を見つめている。その視線が絡み合うと、カオルは照れたように、うつむきかけたかと思えば、すぐにまた、意を決したように顔を上げた。 前回のことを思い出そうとしたが、遠い記憶で曖昧だ。確か、中学生の頃に泊まった時は、さすがに同じベッドではなく、ベッドの下に布団が用意されていた気がする。別々に、眠ったはずだ……。 今は、隣にカオルがいる。温かくて、柔らかくて、甘い香りがする。この状況に、俺の心臓はドキドキと激しく鼓動した。カオルも同じように、胸を高鳴らせているのだろうか。その期待と不安が入り混じった表情が、たまらなく愛おしかった。 暗闇の中、俺はカオルを見つめた。心臓の鼓動が、自分の耳にも聞こえるほど激しく鳴り響く。俺は、その衝動を抑えきれず、カオルの頬にそっと手を添え、ゆっくりと唇を重ねた。 最初は、羽のように軽いキスだった。だが、カオルは、んん……と甘い声を漏らすと、すぐにそのキスを受け入れた。そして、俺の首に腕を回し、逃がさないとでも言うかのように、俺の唇に、深く、深く、キスを返してきた。 ちゅ、ちゅ、ちゅる、と、二人の唇から、甘い水音が響く。カオルの舌が、俺の口の中を探るように動き、俺もまた、それに絡みつく。互いの長年の想いが、そのキスにすべて込められているようだった。「んんっ……ふぁ……ゆ、ユウくん…&hel
last update最終更新日 : 2025-11-07
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23話 愛が満たした温かい体

「やぁ……だめぇ……ユウくん……」 カオルの言葉は、拒絶というよりも、もっと強く求めているようだった。俺は、カオルの熱い吐息と喘ぎ声を聞きながら、さらに舌を動かす。じゅぷ、じゅぷ、と、湿った音が布団の中に響き渡る。 カオルは、もう我慢できないといったように、自ら腰を動かし、俺の舌を迎え入れてきた。そして、俺の頭を両手で掴むと、小さな声で囁いた。「んんっ……もっ……もっと……」 カオルは、快感を求めるように、ショーツを横にズラした。露わになったのは、俺の舌を求めてヒクヒクと動く、濡れて艶めかしい、俺だけの割れ目だった。 俺は、カオルの優しいアピールに、もう、何も言葉を発することができなかった。俺の舌が、直接、カオルの秘部に触れた。とぷ、と、蜜が溢れるような水音が響く。「ひっ……ああああぁっ……!」 カオルは、絶叫にも似た甘い悲鳴を上げた。その身体は、快感に震え、腰がヒクヒクと小さく痙攣している。その様子に、俺の理性の箍は完全に外れた。俺は、カオルの秘部を、何度も何度も、貪るように舐め続けた。 俺の舌が、カオルの割れ目を貪るように舐めると、カオルの身体は、びくっ、びくっと、何度も快感に震えた。「……んぅ……はぁっ、はぁ……だめぇ、ユウ……くんっ、挿れてえ? ユウくんがほしい……」 カオルは、喘ぐような甘い声でそう言うと、俺の頭を優しく撫でた。「静かにな……親にバレちゃうからな」 俺がそう囁くと、カオルは、うん、と頷いた。「……う、うん。がまんしてみるぅ……」 カオルは、俺の頬に触れると、名残惜しそうに後ろ
last update最終更新日 : 2025-11-08
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24話 登校のキャラ崩壊

 激しい絶頂の余韻に、俺たちはただ、裸のまま抱き合っていた。汗ばんだ肌が、互いの体温を心地よく伝え、俺たちは何度も何度もキスを交わした。カオルの柔らかな胸の感触、甘い香りが、俺の心を安らかにしてくれる。 お互いに疲れていたのだろう。心地よい温もりの中で、俺たちはそっと目を閉じた。意識が遠のいていく中、俺は、カオルとこうして抱き合っていることが、ただただ幸せだった。そして、俺たちは、幸せのなか眠りに落ちていった。 翌朝、心地の良い温もりと柔らかさに、スベスベとした肌触りを感じて目が覚めた。唇に吸い付くような感触があり、重たい瞼をそっと開けると、そこには、長い間思いを寄せ、告白するも毎回断り続けられた、カオルの甘い微笑みがあった。 カオルは、俺の唇に、もう一度、色っぽい唇を重ねてきた。その行為に、俺の心臓はドキッと跳ね上がり、完全に目が覚めた。俺たちは、裸のままで抱き合っていて、カオルの肌が俺の肌に密着している。朝から俺の息子は元気いっぱいで、それがカオルの割れ目を刺激したらしい。「んんっ……ふぁ……」 カオルは、甘い喘ぎ声を漏らしながら、俺の顔を見つめてきた。その瞳には、夜とは違う、朝の光に照らされた、愛おしい感情が満ち溢れていた。「ゆ、ユウくん……お、おはよ……起こしちゃった?」 カオルは、頬を染めながら、俺の唇から離れると、そう囁いた。「そりゃ……起きるって」 俺がそう言うと、カオルは視線を下へと向けた。「ユウくんの、あそこ……大きいけど……?」 俺の息子が、カオルの割れ目を刺激しているのが、自分でもよく分かった。「仕方ないだろ、カオルがエロすぎるからだろ……」「え? わたしのせい?」 カオルは、にやっと笑った。その顔は、からかうような、楽しそうな表情だった。「そっかぁ…&he
last update最終更新日 : 2025-11-09
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25話 人脈を駆使した仕返し

「んふふ、心配? ヤキモチさんだねー♪」 カオルは俺の腕に頬を寄せたまま、甘えるように微笑んだ。「わたしは、ユウくんしか見てないもーん」 俺を見上げて、カオルはにっこりと笑顔でそう言った。その言葉に、「他の男子を最近まで見てただろ……」とツッコミを入れそうになったのを、俺は必死で抑えた。昨日、カオルの一途な思いと確かな深い愛情を十分に感じていたので、もう何も心配はしていなかった。「なぁ……お前もイチャイチャしてるカップルをみて、散々文句を言ってなかったか? 『うわ……人前でよく、あんなにデレデレとイチャイチャできるね、恥ずかしくないのかな』ってさ……」 俺がそう言うと、カオルは俺の腕に頬をすり寄せたまま、とぼけるように首を傾げた。「え? そうだっけー? わすれたぁ」 そして、俺の顔を覗き込み、にっこりと微笑んだ。「だって、幸せなんだもん……!それに、腕に抱きついてるだけだよ?」 その「腕に抱きついてるだけ」のカップルに、カオルは不満を言っていたはずだ。そんなことを思い出しながらも、俺はカオルに抱きつかれて甘えられているのが、嬉しくてたまらなかった。 カオルの柔らかな胸の感触が腕に伝わり、ちらちらと俺の顔を見ては、恥ずかしそうに頬を染める。その仕草に、俺はドキッとしてしまうし、息子が反応してしまうのを、必死で抑えていた。 俺たちが仲良く登校をしていた時は、ほんと友達の感覚だった。隣に座り、隣を歩く程度で、「お前ら仲いいよな」なんて言われていたんだ。 この、腕に抱きつき、密着しているカオルと歩いている姿を、もしクラスメイトに見られたら、なんて言われるんだろう。そう考えると、俺の心臓はドキドキと高鳴った。 カオルを腕に抱きしめたまま、俺たちは教室へ向かっていた。カオルの家から学校までの道中、すでに何度か向けられた好奇の視線が、教室の入り口でも俺たちに突き刺さる。「なに人の彼女をジロジロ見てんだよー
last update最終更新日 : 2025-11-10
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26話 教室での大胆な告白

 サッカー部の先輩が自慢しているのを、たまたま聞いただけなんだけどな。俺は、出て行ったリサの背中を見つめながら、心の中でそう呟いた。 教室を見回すと、さっきまで俺たちに好奇の目を向けていた奴らが、一斉に視線を逸らした。どうやら、この噂もそのうち消えるだろう。「っていうかさ、みんなも彼氏彼女を作れば?」 俺は、そう言いながら、カオルを強く抱き寄せた。そして、周りの視線など気にすることなく、彼女の唇にキスをした。「……んっ……んんっ、はぁ、何してるのよっ。もぉ」 カオルは、俺から離れると、いつものカオルに戻り、ツンとした態度でそう言った。その頬は、真っ赤に染まっていた。「ん? 恋人宣言のキスだけど? 嫌だった?」 俺がそう尋ねると、カオルは俺から顔を背け、恥ずかしそうに下を向いた。「……や、じゃない……ごめん。恥ずかしくて……」 直ぐに、カオルはうっとりとしたデレ顔に戻ると、再び俺の腕に抱きついてきた。「誰でも声を掛けらば付き合えるとか思われてるからさ……」 俺がそう言うと、さすが優等生で頭がいい。俺の意図が理解できたカオルは、俺の顔をじっと見つめて、大きく息を吸い込んだ。「は? あぁ……うん。わたし、ユウくん一筋だし!」 教室中に響き渡るような大きな声で、カオルはそう宣言した。「変なこと言ってくると大声出すから!」 その言葉と、俺とのキスを見た、カオルに期待していた男子たちは、がっかりした表情で自分の席に着いた。 昼休み、教室でイチャイチャするのも周りに迷惑だろうし、何より問題がある。それも解決しておかないとな、と俺は考えていた。 俺は、腕に抱きついたままのカオルを連れて、友達に声を掛けた。カオルに聞こえないように耳打ちで内緒話をする。「お、面白そうだなそれ! わかった」
last update最終更新日 : 2025-11-11
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27話 公開処刑と噂の終焉

「今、『散々奢ってやって、あれだけかよ』って言いましたよね? あれだけってエッチの強要してたんですよね? またエッチの強要ですか?」「俺は、何も強要なんかしてない!」 先輩は、必死に否定するが、俺は冷めた目で彼を見つめた。「そうですか。じゃあ次、俺の彼女に声を掛けたり、声を掛けてるところを見たら……」 俺は、にっこりと微笑むと、さらに言葉を続けた。「俺、カオルの両親に話しちゃうかも。強要されて……エッチされたって。目撃者も多いし……先生たちの耳にも入ってると思いますよ」 俺を信用して、カオルは俺の背中に抱きつき、無言で震えていた。先輩は、悔しそうな顔をして無言で地面を見つめていた。「ここで約束してくれませんか? 嫌なら、先生とか……いろんなところに相談しなきゃなー。いろいろな女子生徒に奢っては、エッチを強要している先輩がいるって」 さらに追い打ちをかけるように、俺は言葉を続けた。先輩は、俺の言葉に顔を歪め、悔しそうに歯を食いしばった。「わ、分かった。約束する! 近寄らないし、声もかけない……くそっ!」 先輩の態度を見て、まだ事の重大さを理解していないようだったので、俺は改めて現状を突きつけた。「分かってます? みんな聞いてますよ。それに、スマホに録音してありますから。今、認めたし、約束もしましたからね?」 俺は、にこやかに微笑みながら、先輩に言った。「これ、警察に持っていけば……問題になりますよね。学校を停学、退学どころじゃないですよ。たぶん……被害者も大勢いるみたいですし」 俺は、辺りを見回しながら、皆の存在をアピールするように、先輩に釘を刺した。先輩は、その言葉に絶望したように立ち尽くした。「約束は守る……お前も守れよな!!」 先輩は、周囲の視線を気にしながら、気まずそうに俺を睨みつけ
last update最終更新日 : 2025-11-12
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28話 体操着への突飛な提案

「……え? わたしの……着替え、見たいの?」 その問いかけに、俺は一気に言葉に詰まる。見たい、という本音を悟られたくなくて、ごまかすように視線を逸らした。しかし、彼女の期待に満ちた瞳を見て、俺は正直な気持ちを伝えることにした。「そ、そりゃ……彼女だし……ずっと好きだった、カオルだしな。み、見たいだろ……」 俺の言葉を聞いたカオルは、にやけそうな口元を必死に抑えながらも、どこか嬉しそうに微笑んだ。その表情に、俺の胸は高鳴り、期待に全身が熱くなっていく。「ふぅーん……そう、そうなんだ。じゃ、着替えようか……な」 そう言って、彼女はくるりと俺に背を向けた。長い髪がふわりと揺れ、甘いシャンプーの香りが俺の鼻腔をくすぐる。カオルは制服のブレザーに手をかけながら、チラチラと後ろを振り向き、俺の表情を伺うように視線を送る。そのたびに、恥ずかしさと期待が入り混じったような表情を浮かべ、頬をさらに赤く染めていた。その一つ一つの仕草が、可愛くて、俺の興奮を煽り、たまらなく愛おしい気持ちでいっぱいになった。 パサッという軽やかな音を立てて、カオルの制服のスカートが床に滑り落ちた。俺の視界いっぱいに広がったのは、ミルクのように白く、滑らかで柔らかそうな太ももだ。その白い肌に囲まれるように、青色の細いボーダー柄が入ったコットン素材のショーツが姿を現す。清潔感のある生地だが、その可愛らしいデザインが逆に彼女の恥じらう姿を際立たせ、俺の胸を締めつけた。 カオルは恥ずかしそうに肩をすくめながら、ブレザーのボタンに手をかけた。か細い指が震え、ボタンを外すのに手間取っている。その様子に、俺の心臓はさらに高鳴った。ブレザーが脱ぎ捨てられ、白く薄いシャツ一枚になった彼女の体が、照明を浴びて透けるように見える。 彼女はチラリと俺の方を一瞥し、すぐに視線を逸らした。その頬は真っ赤に染まり、羞恥心からか、肩が小さく震えている。それでも、彼女は次の行動を止めなかった。まるで、俺の期待に応え
last update最終更新日 : 2025-11-13
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29話 水着への期待と恋人の特権

「え? ん……コスプレ? わかんないけど……」 困ったように眉を下げて首を傾げるカオルが、あまりにも可愛らしくて、俺は正直に気持ちを伝えた。「俺も分からないけど、学校でさ……カオルの体操着姿、可愛いなって……思ってたから」 俺の言葉を聞いたカオルは、顔を真っ赤にして頬を膨らませる。「……それ、ずるい。そう言われたら……うぅぅ」 恥ずかしそうに下を向くカオルを見て、俺の胸は高鳴りっぱなしだった。そして、彼女はさらに小さな声で囁く。「今日、体育あったんですけど。汗臭いよぅ……?」 その言葉を聞いた瞬間、俺の全身にゾクゾクとした快感が走った。「マジか……それ、良いじゃん」「ユウくん、変態さんじゃん」 カオルは俺をジトっとした目で睨んだが、その視線にはどこか嬉しさが滲んでいた。「カオルの汗だろ。別に……良いじゃん……好きなんだから」 俺がそう告げると、カオルはさらに顔を赤くして、恥ずかしそうに身体をくねらせる。「うぅぅ。わ、わかった……複雑な気持ち……」 そう言って、彼女は観念したようにため息をついた。その様子に、俺の期待は最高潮に達する。 カオルは、俺の要望を受け入れて、カバンから体操着を取り出すためにゆっくりと腰をかがめた。制服のスカートとワイシャツはすでに脱ぎ捨てられており、そこには可愛らしい下着姿の彼女がいる。俺の視線が注がれるのを感じたのか、カオルは恥ずかしそうに両腕で胸元を隠すようにした。しかし、その華奢な腕の隙間から覗く白い肌が、かえって俺の興奮を煽る。 彼女が腰をかがめるたびに、白いブラジャーに包まれた柔らかな胸が揺れる。桃色の蕾がうっすらと透けるその下着は、レースがあし
last update最終更新日 : 2025-11-14
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30話 体操服越しの

 俺の真剣な眼差しに、カオルは少し考え込むように視線を彷徨わせる。そして、ふっと顔を上げて、俺に微笑みかけた。「……うん。いろいろと迷惑かけちゃったもんっ。それくらい、いいよ……」 彼女のその言葉に、俺は嬉しさと愛おしさで胸がいっぱいになった。 俺がカオルの首筋に顔を埋めると、彼女の肌から、今日一日着ていた体操着と、甘酸っぱい汗の匂いが混ざり合って漂ってきた。「わぁ……ほんと、カオルの匂いがする! これ……興奮する」 俺がそう囁くと、カオルは小さく身をよじって抵抗する。「わっ。やっ……だめぇ……へんたぁい。汗臭いでしょ! 恥ずかしいよぅ……んっ、あっ……やぁ……」 彼女の言葉とは裏腹に、その声は甘く蕩けている。羞恥心で潤んだ瞳が俺をちらりと見つめ、すぐにまた逸らされた。その様子に、俺の理性の箍はさらに緩んでいく。カオルは嫌がりつつも、俺の頭を優しくなでてくれた。彼女の頬は桃色に染まり、吐息が甘く熱を帯びる。「なんか、変な感じ……部屋で体操着を着るって変な気分……汗臭いって思うと、ちょっと興奮しちゃうかも……」 カオルのその言葉に、俺は胸が熱くなった。彼女も同じように、この状況を楽しんでくれているのだとわかったからだ。俺はさらに強く彼女を抱きしめ、その熱を全身で感じた。 俺はカオルの甘い匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、彼女の首筋に何度も口づけを落とした。彼女の吐息は熱を帯び、耳元で甘く響く。「んっ……やぁ、ユウくん……くすぐったいよぉ……」 カオルは嫌がりながらも、俺の頭を愛おしそうになでてくれる。俺はそのまま、彼女の白い体操服の首元に顔を埋めた。布越しに、彼
last update最終更新日 : 2025-11-15
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