掃除を終え、二人で息を整えていると、俺はふと頭をよぎった懸念を口にした。「帰ったら……もう、できないかも。2回も出しちゃったからな……」 俺の言葉に、カオルは顔を真っ赤にして、慌てたように言った。「え? やぁ、するぅ……ねぇ~約束したよね? 今日は、中学校の体操着ってぇ……」 あれ? カオルも楽しみにしていたのかな? エッチを? コスプレってやつを? 俺は彼女の意外な言葉に驚きを隠せずにいた。 時計を見ると、予鈴が鳴る寸前のギリギリの時間だった。俺たちは慌てて家庭科室を飛び出し、足早に教室へ向かった。 教室に着くや否や、俺は自分の席で体操着に着替えようとする。すると、カオルが慌てて俺に駆け寄ってきた。「ね、ねぇ……更衣室で着替えなよ……見られちゃうよ!」「え? 時間ないだろー。って、俺の着替えを見たい奴なんていないって……」 俺の言葉に、カオルはムスッとした顔をした。「むぅぅ。いるぅ! わたし、見たいもんっ。他の女子だって……きっと……」 いや、他の女子が見たいとは思わないと思うが。カオルは俺の着替えを見たいと思ってくれてるんだな……そう思うと、俺は少し照れくさくなった。「次は、ちゃんと更衣室で着替えるって」「……うん。約束だよ」 カオルはそう言って、俺の小指に自分の小指を絡めてきた。 予鈴が鳴ってから数分後、体育の授業が始まった。俺たちはギリギリで間に合い、校庭へと向かう。男女別に分かれての授業で、女子はバレーボール、男子はサッカーをすることになった。 俺は仲間たちと、女子がバレーボールをする様子を眺めていた。ボールを受けるたびに女子たちの胸が揺れる。「うわぁ…&helli
最終更新日 : 2025-12-01 続きを読む