หน้าหลัก / BL / BL小説短編集 / บทที่ 221 - บทที่ 230

บททั้งหมดของ BL小説短編集: บทที่ 221 - บทที่ 230

239

ハンドルはふたりの誓いのリング14

目尻に笑い皺を作って微笑んだ橋本を見て、野木沢も同じような表情を作った。「学生時代の橋本なら、喜んで飛びついたでしょ?」「そうだな。だけど時間が経ちすぎた上に、雅輝が相手じゃ分が悪かったわけか」 野木沢は橋本の言葉に、笑いながら額に手を当てる。「橋本がとことん惚れた相手じゃ、無理なわけだよね」「ああ……」「同性婚するからそれの証しに、ペアリングを作ろうと思ったんだ?」「そのつもりさ。だから野木沢の店に来てるんだけど。作ってくれないのか?」 即答したセリフを聞いた途端に、力なくその場にしゃがみ込む野木沢を見て、橋本はカラカラ笑い声を立てた。「わかりやすいリアクション、サンキューな」「ノックダウンさせられたよ、参った……。それで、どんなデザインをご所望ですか、お客様」 野木沢はよいしょと呟きながら、やっと立ち上がった。橋本に見せる顔には、すでに悲壮感が漂っておらず、一番最初に店で見た商売人としての表情がそこにあった。その切り替えの早さに、すごいなと思わずにはいられない。「野木沢、おまえ――」「どんなものにするか、早く言ってほしいんだけど。好きだった男のペアリングを作る、僕の気持ちを考えてくれよ」 腰に手を当てて自分を見上げる野木沢の迫力は、橋本がたじろいでしまうものだった。「わ、悪い。えっと雅輝と出逢ったきっかけが車関連だったから、それをモチーフにしてほしいなと思って」「了解。すっごいデザイン考えて、橋本からお金をふんだくってやるよ。できたら宮本様に連絡するから、楽しみに待ってて」 あからさますぎる笑顔を振りまいたと思ったら、さっさと店の中に消える。「ありがと、野木沢。楽しみに待ってる」 橋本はあえて追いかけず、扉に向かって囁いたのだった。
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング15

*** 一週間後、野木沢から連絡が入ったので、都合のいい日に店に向かうことにした。「あーあ、陽さんよりも早くお店に着いちゃった……」 中をこっそり覗き見ると、いつも早く到着している橋本が来ておらず、宮本は微妙な表情をキープしたまま店内に入った。「宮本様、いらっしゃいませ!」 営業スマイル全開の野木沢に見つめられるだけで、この間のやり取りを思い出し、背中に嫌な汗が噴き出す。「ど、どうもです」 後頭部をバリバリ掻きながら、きまり悪そうにしている宮本を、野木沢は微笑みを唇に湛えて眺めた。「宮本様とやりあったあと、次の日に橋本が店に来たんです」「えっ?」 そんな話をひとことも聞いていなかったこともあり、宮本はビックリするしかなかった。「僕の目の前で、橋本にものすごく惚気られましてね。「アイツ以外ほしくない。アイツじゃないと俺はもう駄目なくらい、とことん惚れ込んでる」なぁんてデレた顔で言われたせいで、あえなく玉砕させられました」「陽さんがそんなことを……」 実際に聞いてみたかったと、思わずにはいられない。どんな顔でどんな声色で、それを野木沢に告げたのか――二次元についての想像力には自信があったけれど、橋本に関することは、からっきしダメなのを自覚しているので、残念でならなかった。「僕らはもうあの頃には戻れないんだって、改めて思いました。年数が経ちすぎたせいでしょうね。橋本の考え方が変わっていたし」「確かに学生時代と社会人じゃ、いろいろ変わって当然かと……」「でも橋本の好みは変わってないと、思っていたんだけどなぁ。そこのところがすっごく残念でした」「まぁ確かに、陽さん面食いですし」「何気に、自分はいい男だって言ってます?」 笑いながら野木沢に突っ込まれ、宮本は思いっきりあたふたした。「ちちちっ、違いますっ! 俺はいい男じゃないですけど……」「けど?」 語尾の上がった独特な問いかけに、ごくりと唾を飲み込んだ。アレを言うならこのタイミングだと考え、両手を強く握りしめる。「えっと、むぅ…あのですね俺が陽さんを抱いているので、もう離れられないっていうか」「えっ?」 宮本のセリフに、野木沢は目を丸くした。まじまじと宮本を凝視し、そのまま固まる。「ぉ、おお俺が陽さんを抱いてるんですっ。なにか疑問はありますか?」
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング16

 顔を真っ赤にしつつ、震える声で豪語した宮本に、野木沢は乾いた声色で訊ねる。「だって橋本はタチなのに……。僕とは違って男らしくて、見るからに抱く方でしょ。抱かれてるなんて、アイツはそんなヤツじゃ――」「陽さんは言ったんです。好きなヤツに抱かれるのは、悪いもんじゃないって。俺はそんな気持ちに報いるために、全力で陽さんを抱きました」 宮本がここ一番で両手を握りしめた瞬間に、扉の開く音が店内に響いた。「おっ、珍しく雅輝が先に来てる」 ふわりと微笑んだ橋本が入ってくるのを、野木沢と一緒に眺める。注がれるふたりの視線から、そこはかとなく漂う空気を読みとり、「あー、なんかタイミングが悪かったか」なんて呟いた。「いらっしゃい。タイミングはばっちりだと思うよ。ね、宮本様?」「へっ?」「たった今、橋本が抱かれてるって話を、聞いたところだったんだ」 野木沢はショーケースに頬杖をついて、ニヤニヤしながら橋本を見つめる。宮本はなんと言っていいかわからなくて、あたふたしつつ、ふたりの顔を交互に見やった。「ああ、抱かれてる。信じられないだろ?」「僕を抱いてた頃の橋本なら信じられないけど、今の橋本ならありえそうだなぁって」 ふふふと意味深に笑ってしゃがみ込み、奥から書類らしきものを取り出した。「信じてくれるのか?」「信じるもなにも、宮本様が言ったんだ。あんなふうに熱意を込めて言ったことを信じないとか、普通はありえないと思うな」 野木沢はふたりに書類を見せるためにショーケースの上に置き、指先でトントン叩いた。そこにあったものとは――。「陽さん……」「これにしてくれたのか」 雁首揃えて見入ってしまったそれには、指輪のデザインが描かれていた。正面や斜め上、内側まで細かくイラストが描き込まれいて、仕事の丁寧さを表すものだった。「橋本に車関連で宮本様とお付き合いがはじまったから、それをモチーフにと言われた時点で、いろいろ考えた。車の部品で丸いものと言えば、最初に思いつくのはタイヤ。他にもライトやマフラーだったり、エンジンルーム内の部品に至るまで徹底的に調べつくしたけど、指輪にするモチーフには似合わなかった」 胸の前に腕を組み、得意げに笑う野木沢を、橋本と一緒に凝視した。「どうして野木沢さんは、ステアリングホイールを選んだんですか?」
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング17

まじまじと自分を直視する宮本を見、野木沢は小さなため息をついて、考えをまとめながら口を開く。「ステアリングホイール、つまりハンドルは車の舵を切る大事な部品でしょ。それってふたりにピッタリだと思ってね。それと指輪のモチーフにしやすいことも、理由のひとつかな。よぉく見ないと、ただの指輪にしか見えないし」「なるほどな。よく見ないとわからないふたりの秘密みたいで、すげぇいいと思う。なっ、雅輝?」「…………」「雅輝?」 橋本はだんまりを決め込む宮本の肩に手をやり、軽く揺さぶった。それでも野木沢を見たまま、微動だにしない。「おい、雅輝」「やっぱりすごいです、野木沢さんは!」 さきほどよりも瞳を見開き、キラキラしたまなざしを向ける。その様子を目の当たりにした瞬間、橋本は嫌な予感がよぎった。 以前なんの気なしに、宮本が好きそうな二次元のキャラを褒めた際に見せた感じと非常に似ていたため、テンションが爆上がりすることに思い至ったからだった。「雅輝、落ち着け。ここは外なんだから、あまり興奮するな」「これが興奮せずにいられますか。野木沢さんの天才すぎる才能を、こんな俺たちのために使わせたんですよ」 必死に宥めようとする橋本に、宮本はそんなの知ったこっちゃないといった感じで、声を大にした。「陽さんとのお揃いの指輪がステアリングホイールなんて、本当に夢みたい。実際の物を見ていないのに、指輪をしているところを想像できちゃうのが、このイラストのお蔭なんでしょうね。すごいなぁ」 わざわざ書類を手に取り、嬉しそうに眺める宮本に、野木沢はお腹を抱えて笑いだした。「野木沢?」「橋本がたじろいでるところ、はじめて見た。一筋縄ではいかないってところが、宮本様の魅力のひとつなのかもしれないね」「まぁな……。最初は俺が主導権を握っていたんだけどさ。気がついたら思いっきり翻弄されて、手に負えないって感じなんだ」 宮本について話し込むふたりを無視して、相変わらず書類に見入る。「陽さんのネクタイピンを注文したときも、俺の想像以上の物を作ってくれたし、野木沢さんに頼んで本当によかった」
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング18

嬉しげに瞳を細めながら、なおも独り言をブツブツつぶやく宮本の隣で、橋本は額に手を当てて、がっくり俯く。「野木沢悪いな。雅輝は興奮してひとりの世界に入っちまうと、現実に戻ってくるまでにちょっと時間がかかってさ」「わかってる。ネクタイピンのときもそうだったし」「うわぁ、それは迷惑かけたな」「全然。むしろ感謝してる。こうして素直なリアクションを見ることができるのは、創作者冥利に尽きると思ってね。なんていうのかな、初心に戻れる感覚だった」 野木沢は照れくさそうな表情で、橋本に説明する。穏やかなその様子に、安堵のため息をついた。「そうか……」「この仕事をしていてよかったって、心の底から思えた。だから橋本も宮本様に負けないくらいに、僕の目の前で喜んでほしいんだけどな?」 ショーケースから身を乗り出して橋本を見上げた野木沢に、俯かせていた顔をあげながら、顎を引いて距離をとった。「これでも喜んでるって。すげぇ嬉しいんだけど」「そんな言葉だけじゃ、僕は満足できない。現物を作るのには、お客様からの期待するエネルギーが必要なんだよ」「陽さん、もっと喜ばなきゃ駄目です。野木沢さんの創作意欲を高めないと、俺たちの指輪が完成しません!」 突如会話に乱入してきた宮本を見て、橋本は思いっきり顔を歪めた。鼻の穴を大きくしながら自分に迫る恋人の迫力は、正直困り果てるもので、煙に巻くにも手がかかると思わされた。「ちょっ、めんどくさい注文つけるな……」「俺たちの指輪の出来具合にかかってるんですよ。ねぇ野木沢さん」「そうだそうだ。橋本の喜んでるところをちゃんと見ないと、僕は手を抜く可能性だってあるかも?」 宮本と野木沢のふたりに要求された橋本は、辟易しながらも両手をあげて作り笑いをし、喜んでいるところをアピールして、無事にコンプリートしたのだった。
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング19

*** 橋本は一日の仕事を終え、多少の疲れを引きずりながらマンションに帰った。自宅の鍵を取り出そうとして、上着のポケットを探るべく、それに気がつく。 オーダーした指輪をつけてから数日経っているのに、それを目の当たりにすると、どうしても落ち着かない気分になった。いつもなら仕事が終わったと同時に外している白手袋を、そのままつけて帰宅するくらいに。『こうして見える形で陽さんを縛りつけることができて、すっごく嬉しい』 そう告げられながら嵌められたペアリングは、プラチナとゴールドをうまく組み合わせて、ステアリングホイールをデザインしてくれたものだった。『僕の才能に感謝しなよ! こんなカッコいいリングが作れるのは僕だけなんだし、ふたりが末永く仲良しでいられるように、心を込めて作ったからね。ついでにネットショップに、写真を掲載させてもらうから』 商売上手な友人に恵まれたことは、橋本にとって感謝すべき相手であるのは明白だったが、なにぶんオーダー品。宮本と折半したとはいえ、財布の中身がかなり痛んだ。 そんな落ち着かない理由をいろいろ抱えているため、指輪を傷つけないように大切にしすぎて、なかなか白手袋を外せなかったのである。「らしくねぇよな、まったく……」 呟きながら白手袋を外す。右を外してから左を外し、それを露にした。 普段は隠れている指輪。榊や他の客たちから指摘されることのないそれは、最初はつけ慣れていないせいで違和感しかなかったのに、今は嵌めていないと不安で仕方ない。傷つけないようにするために、水仕事や風呂に入る際は外していたが、嵌め慣れてしまうと外したときに失くすんじゃないだろうかと考え、外すのをやめた。「だ~れだっ?」 唐突に背後から塞がれた両目に、思わず驚いた。聞き覚えのあるその声と背中に伝わってくる体温で、誰なのかがすぐにわかる。しかも左まぶたに当たる指輪の感触に、笑みが自然と零れた。「雅輝、子どもじみたことをしてんじゃねぇよ」「だって陽さんってば、家の前でぼーっと突っ立ってて、無防備だったからつい」 両目を解放した手が下りていき、橋本の上半身を抱きすくめた。うなじに押しつけられる唇の感触と吐息に、ぞわっと肌が粟立つ。「おまっ…こんなところで盛るなよ」「盛りたくもなるよ。こんなところで左手を見ながらニヤける陽さん、すっごく可愛かったし」
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング20

うなじに落ち着けられていた唇が頬に移動して、優しいキスを落とした。「嬉しそうに微笑みながら指輪を見ていた陽さん、本当に可愛かったよ」 橋本を宥めるために言葉を変えて、ふたたび可愛いを連呼する。うんざりしながらすぐ傍にある宮本の顔を見つめて、現実を突きつけた。「おまえ明日仕事だろ。こんな時間に来たら、朝つらいと思うぞ」「わかってますよ、そんなこと。だけど陽さんに逢いたくなっちゃった」「逢いたくなったというより、ヤりたくなっただけだろ……」 橋本は深いため息をついて、尻に当たる大きなモノに、小さく体当たりを食らわせた。「うっ! それだけじゃないってば」 直撃を食らったというのに、宮本は腕の力を緩めず、ふたたび攻撃を受けないようにするためなのか、若干腰を引き気味にしてから、橋本の肩に顎を乗せた。上目遣いで自分を見つめる宮本の様子から、疑問に思ったことを口にする。「おまえ、アソコをおっ勃てながら、メンタル弱らせていたりする?」 どこか潤んだ瞳をしているように見受けられたので、思いきって指摘してみた。「ホント陽さんには、隠し事ができないよなぁ」「そもそも不器用なおまえが、隠し事ができるわけないからな」「確かにそうでした。実は仕事でポカをやらかして、大目玉を食らっちゃいました。明日の仕事のモチベのために、癒されに来た次第です」 言いながら、橋本のうなじの匂いをすんすん嗅ぎだす。「なぁ雅輝」「はい?」「おまえ仕事中は指輪、どうしてるんだ?」「力仕事をするときは軍手をするんで、そのままにしてますけど」 傷ついていないことを示すためか、橋本の目の前に左手を差し出した。自分が嵌めているのと同じように、指輪が光り輝いていた。「力仕事するときだけって、それ以外は素手なんだろ? 誰かにツッコミされなかったのか?」「ご結婚したんですか? って年配のお客さんの、何人かに聞かれたくらいですけど。そもそも俺個人に興味を抱く人は、ほとんどいませんから」「いやいや。結構その指輪目立ってるぞ。おまえを狙ってた女どもは訊ねる間もなく、ガックリ打ちのめされているに違いない」 したり笑いを浮かべた橋本を、宮本はじと目で睨んだ。「そういう陽さんこそ――」「残念でした。仕事中は白手袋を外さないため、お客様に指輪を嵌めていることを知られておりません。あの恭介も知ら
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング21

「誰も俺なんか狙ってないって。常日頃からおまえにしか狙われてないよ、安心しろ」 淡々と説明しながら玄関の電気をつけて靴を脱ぐと、それに合わせて宮本も靴を脱ぎ、橋本に引きずられてリビングに到着した。「電気、電気っと」 スイッチに手を伸ばしかけた瞬間、宮本の手がそれを止めるように握りしめる。「雅輝?」「陽さんわかってない。自分がどれだけ男前なのかってこと。狙ってるのは俺だけじゃないはずですって」 カーテンをしていない大きな窓から月明かりが入り込み、ふたりを優しく照らし出す。青みがかったほのかなその明かりは、真剣みを帯びた宮本の顔を格好良く照らしていて、橋本の胸の内がじわりと熱くなった。 宮本は掴んでいる橋本の手を自分の首にかけて、向かい合わせになる。「陽さんのお客さんに見せつけたいな。俺とのお揃いの指輪」「なにを言って……」「俺のだって見せつけたいんだ。わかってよ、それくらい!」 唇を尖らせて喚く宮本に、橋本は眉根を寄せながら渋い表情をあえて見せつける。「おまえ知らないのか? ごく一部だけどこの世の中には、人のものを横取りしたがるヤツがいるんだぞ」「それってどういう――」 宮本はさきほどまでの苛立ちを消し去り、目をパチクリさせつつ首を傾げた。「人のだからという理由だけで、手を出したがるヤツがいるってことさ。言葉巧みに狙った相手を誘って落としたときの快感や、誰かから奪ったっていう支配欲を満たす感じって言えばいいか。相手の恋人が自分よりもイケメン、もしくは美人だったりしたときは、ソイツに勝ったという勝利感も得られるってわけ」 橋本から告げられた内容に顔を歪ませながら、本心を告げる。「なんか、えげつない……」「というわけで指輪をしてパートナーがいることを、わざわざ見える形でアピールしている雅輝くん。レアリティを自ら晒していることについて、少しくらいは注意をしてほしいんだけどさ」 どこか嬉しげに瞳を細めた橋本に、「むぅ……」とひとこと呟きつつ、頭にひらめいたことを口にしてみる。「それだったら俺よりも、キョウスケさんのほうがヤバくないですか? イケメンで既婚者なんだから、めちゃくちゃ狙われるでしょ!」「確かにな、それは一理あるけど。……って今はおまえの話をしてるんだ。恭介のことは放っておけ」 宮本の弾んだ声を聞いて、橋本はうんと嫌そう
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング22

説得力ありまくりの宮本の言葉に、橋本がうっと何かを飲み込んだ。「陽さん?」 傾げていた首をもとに戻し、橋本の顔をじっと見つめて様子を窺ってみる。薄暗がりだったが、目の前にある頬が赤く染まっているのが見てとれた。「陽さん、俺は陽さんを愛しているから安心してください。この気持ちはけして変わらないし、陽さん以外、誰も好きにならない。永遠に誓うよ」 このタイミングは押し時だと悟った宮本は、左手の指輪を見せつけて、ふわりと微笑みを湛えた。「おまっ……、ズルいぞ。俺の口撃をうまいこと回避しやがって、クソガキが!」 垂れ下がった目尻や口角の上がった唇が宮本の気持ちを如実に表していて、橋本の頬がさらに赤く染まる。「そんなクソガキのことが、好きで堪らないくせに」「好きなんかじゃ足りねぇよ」 宮本の首にかけられている橋本の腕に力が込められて、互いの顔がぐっと近づいた。「なぁに? 陽さん」 あとちょっと近づけばキスができる位置にあるのに、宮本は甘ったるい声で返事をしながら、引っ張られる力にわざと抗う。「抵抗すんなよ」 見せつけている宮本の左手を握りしめ、躰ごと自分に近づけさせようとした橋本。宮本は引き続き反発する。「雅輝、このタイミングで意地悪を繰り出すなって」「意地悪したくもなるよ。だって焦らせば焦らした分だけ、陽さんが熱くなってくれるのがわかるから」「ドS……」「陽さんの手、さっきよりも熱くなってる。きっと躰の奥も、同じようになってるよね。俺を欲しがって、疼いているでしょう?」「疼いてねぇよ、ふざけんな」「素直に認めないとあげない」 はじめのうちは互いの腕力が拮抗していた。しかし長期戦になると宮本に分があり、橋本が寄せた躰の距離がじりじりと離されていく。「雅輝っ!」「俺がほしいんでしょう?」「ほ、ほしい……」「なにしてほしいんですか? キス?」「してほしい」 ちょっとだけ拗ねた橋本が告げると、距離が一気に縮まり、宮本の唇が強く押しつけられた。「ンンっ…あぁっ」 橋本は鼻から抜けるような声をあげ、両手を宮本の首にかけて深い口づけに変えた。離されていた分を補うようなキスに、どんどん堪らなくなっていく。「陽さんのキス、相変わらずエロい」「おまえほどじゃねぇ、よ……」「じゃあ次は、なにをしてほしい?」 感じまくって息も絶えだ
อ่านเพิ่มเติม

ハンドルはふたりの誓いのリング23

焦らされすぎて頭にきた橋本は、恥ずかしさを忍んで強請ってしまった。「いつも通りって、大きくなってる陽さんのに歯を立てずに激しくスライドしつつ、緩急つける感じでねっこりしゃぶったり、大事なところに舌を突っ込んでびちゃびちゃに濡れさせたり?」「うっ、表現がいやらしすぎる」「こんなのたいしたことないよ。全然!」「まったく。普段はどんな本を読んでるんだ、おまえ……」「異世界転生のラノベを中心に読んでますけど?」「あー、はいはい。現実世界から逃避したいのか。聞いた俺が馬鹿だった」 そんなくだらないやり取りをかわしている最中に、橋本は身ぐるみ全部脱がされ、宮本に食べられる姿になっていた。「陽さん、さっきみたいに俺の首に両手をかけて」「わざわざ抱きあげなくたっていいって。こんなところで体力使うなよ」 それでも言われたことをやってのける橋本に、宮本はニヤニヤが止まらない。文句を言ってる目の前の顔が可愛くて仕方なかった。「今日の最後の荷物を、こんなふうにベッドまで運ぶことができるなんて、俺は幸せだなぁ」 スマホを手にしていれば、間違いなく橋本の今の顔を撮影してるのにと思いながら、大柄な躰を慎重に横抱きにして、ほくほくしつつ寝室に向かう。「おまえにとって、俺はお荷物なのかよ」「大事に扱わなきゃいけない、自分だけの印を付けた荷物ですよ」 寝室の窓から月明かりがうまく入り込み、宮本の指輪を煌めかせる。それが目についたので、自分だけの印という言葉で表現してみた。「そんな大事な荷物を、これからベッドでぐちゃぐちゃにするくせに」 宮本は橋本を優しくベッドに横たえさせてから、着ている服をいそいそ脱ぎはじめた。「だって、荷解きをしなきゃダメじゃないですか。念入りにあちこち荷解きをして、まだ見つけきれていない快感部分を探さなきゃ」「おまえの大事な荷物というよりも、峠のコーナーじゃねぇかと思うことのほうが多いんだぞ」「峠のコーナー?」 嬉々として橋本に跨った宮本が疑問を口にすると、目の前の顔がしかめっ面に変わる。「責め方のえげつない感じがそっくり」 告げられた言葉の意味が全然わからず、首を傾げてきょとんとした宮本に、橋本はくどくど説明をはじめる。「コーナーを攻める顔と、今のおまえの顔が同じなんだって。道路状況が悪ければ悪いほど、ここぞとばかりに攻めるだ
อ่านเพิ่มเติม
ก่อนหน้า
1
...
192021222324
สแกนรหัสเพื่ออ่านบนแอป
DMCA.com Protection Status