部屋の空気が、甘い香りとともに重く漂う。バルコニーから漏れるイルミネーションの光が、ベッドの天蓋に淡く映り、まるで夢の続きのような雰囲気に包まれていた。 さっきまで着ていた服は、レプスが手際よく脱がせ、ベッドの端に丁寧に畳まれている。裸をさらす空気がひんやりして、逆に意識が火照った。 俺の膝の上で、黒光りする極太ディルドが無言で存在を主張している。心臓がドクドクと跳ね、喉の奥が熱くなる。「……これ、ほんとに……使うのか?」 声が掠れる。「ご主人様の反応を、すべて計算済みです。恐怖と期待のバランス……今、脈拍は152、瞳孔もわずかに開いています」「やめろって、数字で言うな……っ」 恥ずかしさに顔が熱くなるのに、身体の奥はすでに期待で疼いていた。レプスの指が、俺の手首をそっと撫で、ゆっくりと絡めた指を握りしめる。その感触だけで、背筋がぞくっと震えた。「まずは、リラックスしてください」 レプスが立ち上がり、ベッドの脇に置かれた小さなボトルを取り出す。 キャップを外す小さな音が、静かな部屋に響き、なぜかそれだけで鼓動が速くなった。「ん……♡ や、ちょっと、待って……」 反射的に声が漏れた瞬間、自分でも驚くほど身体が過敏に反応していた。 レプスがボトルを傾け、指先にたっぷりと潤滑剤を取る。「リラックスを助けるため、まずは軽い刺激から」 冷たくてとろりとした感触が、脚の間に触れた瞬間、「んっ……♡」 思わず、身体が跳ねる。 いつもならもう少し平気なはずなのに、じらされていた分、肌が熱に溶けやすくなっていた。指が、ゆっくり円を描くように滑る。そこから熱がじわじわと肌の奥に広がっていく。「こう……ですね?」 耳元で囁かれ、吐息が首筋をくすぐる。 背中がびくんと震えて、思わずレプスの肩にしがみついた。「んっ……♡ そ、そこ……やっ……♡」 指が軽く圧をかけて、内壁をなぞるたびに、ひくっと身体が跳ねた。 熱の帯がそこから背骨を伝って、頭の奥まで駆け抜けていく。 ぐっと一箇所に当たる感覚──それだけで、膝の力が抜けてレプスに寄りかかってしまう。「このあたり……ですね?」 「……やっ……♡ ああっ、ん、も……♡ や、やめ……っ、バカ……♡」 羞恥と快感がぐちゃぐちゃに混ざって、言葉がうまく出てこない。 けれ
Last Updated : 2025-12-18 Read more