「……はい、わかりました」 気づけば、また素直に返事をしていた。 レプスの目が、ほんの少しだけ和らぐ。 「良いお返事です、ご主人様。では、あちらへ」 促されて向かったのは、寝室だった。 いつも通り整えられているはずのベッドだが、よく見るとシーツの上に、質感の違う厚手の防水シートが完璧な手際で敷き詰められている。その無機質な光沢が、これからここで「何かが起きる」ことを無言で告げていた。 「……これ、ほんとに使うのか」 防水シートを見たまま言うと、レプスは静かに頷いた。 「使います。ご主人様は、恥ずかしいのでしょう?」 「……恥ずかしいけど」 「ええ。だからこそ、期待しているのでしょう」 「……おい」 「まずはそこにおかけください」 俺の抗議をきれいに聞き流して、レプスが手で示す。 言われるまま、シートの端に腰を下ろした。 ビニール特有の薄く冷たい感触が、服越しに伝わってくる。 それだけで、腰のあたりが妙にぞわついた。 レプスは俺の目の前に立ち、サイドテーブルに用意されていたデキャンタを手に取った。 「先ほども飲んでいただきましたが、まだ足りません。あと二杯、飲んでください」 「は……? いや、もう腹に溜まってる感じが……」 「感覚ではなく、私の計算に従ってください。排出を促すためには、物理的な圧を内側からかける必要があります」 拒否権はない、という目の光。 差し出されたグラスを飲み干そうとしたが、胃が重くて手が止まる。するとレプスは、溜息すらつかずにグラスの水を自分の口に含んだ。 「……っ!?」 驚いて顔を上げた瞬間、後頭部を大きな手に固定される。 強引に唇を奪われ、レプスの口内にあった冷たい水が、逃げ場のない喉奥へと流し込まれた。 「ん、んぐ……っ、ぷはっ!」 解放されたときには、口角から垂れた水でシャツの襟元が濡れていた。レプスはそれを拭うこともせず、濡れた親指で俺の唇をなぞる。 「……ご主人様、お腹を拝見しますね」 座ったままの俺のシャツを、レプスが迷いなく捲り上げた。 露わになった下腹部に、レプスの指先が触れる。 「ひ……っ」 「力を抜いて。……ああ、やはり。かなり張っていますが、まだ余裕があります」 探るような、だが容赦のない圧迫。 レプスの指が、膀胱
Last Updated : 2026-06-10 Read more