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All Chapters of DISTANCE: Chapter 11 - Chapter 20

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3.再会

 折角の上玉だと言うのに、やっぱりこっちから全く連絡を取る手段を講じなかったのは、本当に失敗だった……と痛感したのは、真澄サンと別れてから三日目の朝だった。  一夜の情事の記憶なんて、すぐに薄れて消えちまう。  そうなる前に連絡を取って、ダメ押しで甘く口説くのが、俺の常套手段なのに。 三日経っても、真澄サンからは何の連絡は無かった。 今更留守電を残したところで、一夜の遊びを楽しんだジゴロのことなど、覚えていないに決まってる。  逃した魚の大きさを思うと悔やんでも悔やみきれず──。  俺としたことが大ドジこいたと、歯噛みしながらDISTANCEでクダを巻いていた。  その時、目の前にいきなり冷水の入ったグラスが登場した。「なにコレ?」 俺の前にグラスを置いたのは、いつのまにか隣に座っていたカガミンだった。  カガミンはこの店の常連の一人である。  だが、彼は異性愛者で、職業も真っ当(?)なホストだ。  なんでそんな経歴の男がこの店にいるのか? と言うと、理由は単純、カガミンはマスターの〝元・同僚〟なのだ。 マスターも元はホスト出身。  カガミンにとってDISTANCEは、友人のやってる気の置けない店ってわけだ。「イオリさぁ、こんな所で油売ってていいの?」 「なんでよ?」 「グッチーのトコの返済期日、迫ってるんじゃないの?」 「え? なんで俺がグチ金から借りてるの、知ってるの?」 グチ金というのは貸金業者の名前で、正式名称は確か、トライアルローンとか、そんな名前だった。  経営者が江口というので、エグチ金融、通称・グチ金と呼んでいた。「昨日、このぐらいの時間にグッチーが顔出してさ。イオリに会ったら、返済期日忘れないように伝えてくれってさ」 「カガミン、あんなヤクザと付き合ってると、評判落ちるよ? なぁ、マスターもなんか言ってやってよ」 「別に、グッチーはヤクザなんかじゃないよ」 加勢を頼んだのに、マスターはきっぱりグチ金の肩を持った。  もっともそれは当たり前で、江
last updateLast Updated : 2025-12-03
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 だがそれから二週間が経過する頃には、俺はもう逃した高級魚のことなんて考えなくなっていた。 今の俺の生活は、至って刹那的な、その日その日の連続でしかない。  どんなに惜しくても過ぎた時間に拘ってたら、現実が干上がってしまう。 だから俺はまたいつものように、一夜のささやかな幸運を期待しつつ、DISTANCEのカウンターで酒をチビチビ舐めていた。  すると期せずして、ポケットの中の携帯が着信を告げる。  数日前にサービスしてあげた坊ちゃんからのコールだナ……、と思った。  もしそうだったら期待通りのプチ・ラッキーだ。  俺はケータイを耳に当てて、愛想たっぷりの声を出した。「イオリで〜す」 『もしもし? あの、俺……雪村ですけど……』 一瞬、雪がどうしたのかと思った。『あの……、もう、ずいぶん間が開いたから、解らない……かも……だけど』 それこそもう、連絡を後悔しているような声音で、そう言われて。  俺はようやく、それが先日のベッピンだと思いだした。「え? ヤダなぁ、忘れてなんかいませんよ〜。あんまり連絡くれなかったから、ちょっと意地悪しただけ」 へへへと誤魔化して答えると、電話の向こうの真澄サンは酷く安堵したような息を吐いた。『あの、これから、いいかな?』 「これから……って、今から?」 『先約があるなら、別に……』 「先約なんて、有るワケ無いでしょ? ずうっと待ってたんだから」 『えっ?』 「場所、どこにする? この時間だと、ちょっと解りやすい場所はどこも混んでるンだけど」 『今、どこにいるんだ?』 「DISTANCEだけど?」 『申し訳ないけど、地下鉄で表参道まで出てこられないか?』 「構わないよ。どこで待ち合わせようか?」 俺の問いに、真澄サンはすらすらと駅周辺の細かい配置を教えてくれて、駅に近いカフェで待っているように指示された。  もちろん俺はそれを二つ返事で了承し、早々にDISTANCEを後にし
last updateLast Updated : 2025-12-04
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「ココ、真澄サンの?」 「ん? ああ。呼び付けて悪かったが、この間は帰りに電車でかなり辛かったから……」 「それって、今夜は手加減してってコト? それとも、自宅で安心だから、もっとしてっておねだり?」 赤面しながら身をかわそうとする体を、強引に抱き寄せる。「ちょ……まだ、シャワーを……」 「このままで全然構わない。真澄サン、イイ匂いだからね」 唇を重ねて、舌を絡め取る。  スラックスの上から股間を撫で上げると、体が先日の夜を思い出したように震えた。「乳首がシャツの上から判るぐらい、ツンツンに硬くなってるね? 待ちきれない?」 「ちが……っ」 「俺さぁ、ちょっと拗ねてるんだ。連絡くれるって言ったのに、二週間も放置されてさ。名刺の住所から、会社に押しかけてやろうかと思ったぐらい」 シャツを脱がして、スラックスのベルトも前立ても簡単にくつろがせる。  真澄サンの反応は、不思議だ。  何もかもが初めてらしい初々しさも、セックスはもちろん下ネタなんかにも過剰に反応する様子なんかも、実にバッチリ俺の理想にハマッちゃってる。  俺にとっては、好みピッタリのベッピンだ。 俺は軽薄な人間だが、自己陶酔はして無い。  別れ際のあの素っ気なさで、以降も梨のつぶてでは、てっきり振られたと解釈してた。  それが再び連絡を寄越してきて、逢った途端に自宅へご招待なんて、真澄サンの行動はちぐはぐで、真意がサッパリ掴めない。  なにより、明らかに最初からセックス目的での逢瀬だと言うのに、いざ行為に及ぼうとするとこの調子で戸惑って見せたり、及び腰になったりする。  最初の時は、初めてづくしのせいかとも思っていたのだが。  今夜は、呼び出し方と逢瀬の場所に対して、この様子と態度は、決定的に俺の中に違和感を植え付けた。 俺は真澄サンの肩を押し、部屋の中央に置かれているソファに背後から寄りかからせて、両手で背もたれに掴まるような形で立たせた。  その格好のまま肩からシャツを落とし、ズボンを下着ごと膝まで下ろしてしま
last updateLast Updated : 2025-12-05
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「やーらしいなぁ。まだ何もしてないのに、もうこんなにしちゃってさ。そんなに俺が恋しかった?」 「やめろ……って……」 「やめちゃったら、こんなコトもしてあげられないんだけど、イイの?」 俺は舌を伸ばして、ゆるゆると勃ちあがりかけているソレの先端をチロチロと舐めた。「あっ! あ……んっ!」 根元に手を添えて、微妙な刺激から濃厚な愛撫へと切り替えては繰り返し、腰からすっかり力が抜け落ちるまで舐め回す。「そんなに足開いちゃって、ナカを掻き回して欲しいなら、そう言いなよ?」 「ちが……」 「違わないって。この間ちゃんと教えたのに、もう忘れちゃったんだ?」 俺は真澄サンを後ろ向きにさせて、屈んで足を開いた格好でソファに捕まらせると、尻を突き出させて双丘の狭間に舌を這わせた。  ビクリとして逃げ掛かった腰をしっかり掴まえて、舌先を体内に潜り込ませる。  違和感とか羞恥心とかその他諸々の感情が入り交じっているのか、真澄サンは軽いパニックに陥ったらしく、しばらくは変に緊張していた。  しかし人間なんてパニックになればなるほど抵抗できなくなるものだ。  俺は人差し指と中指を口に含んで湿らせると、そのまま二本一緒に、蕾の奥に侵入させた。「い……っ!」 「痛いのは、最初だけだって、この間教えてあげたでしょ?」 指先を、先日の記憶を呼び起こしつつ、真澄サンのポイントを探る。「ああっ!」 「ほらね。俺は、ちゃんと真澄サンのコトを覚えてるんだぜ」 そのまま指を体内に穿った状態で俺は立ち上がると、真澄サンの顔を覗き込む。  紅潮させた頬を、透明な涙が伝い落ちる。「真澄サンのカラダって、スゲェ、エッチにできてるよね。物欲しげに尻突き出しながら、こっちはこんなに硬くしててさ。どんなに淫らか自分で想像付く? 俺なんか見てるだけでイッちゃいそうだよ」 「あ……あぁ……っ!」 首を振っては見せたものの、もう否定したり強がったりなんて言葉は出てこないみたいで。「こんなに感
last updateLast Updated : 2025-12-06
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 真澄サンの忍耐が限界に来る前に、指と入れ替えに、手早く準備をした俺自身を秘所へ挿し入れた。  俺はソファの背もたれに腰を据えて、真澄サンの体を背後から抱き寄せる。  そして真澄サンの体を背中から抱きながら、ハンカチを取り出した。  なんてことないノーブランドだが、一応シルクだ。  それですっかり熱を持ってそそり立っているモノをシルク越しに掴み、突き入れた自身で体内を犯しながら、握ったモノを扱き上げる。「あぁっ!」 呆気ないほどすぐ、真澄サンが全身を強張らせた。  吐き出された欲望をハンカチで拭い取りつつ、余韻に溶けている肌を撫でて、指先で乳首を転がす。「よせ……」 「この向きの方が、この前みたく体を二つ折りにされない分、楽でしょ?」 「あっ……っ!」 「イッた後だから、余計に感じる? でも俺はおあずけ食らった二週間分のコト、たっぷりやらせてもらうつもりだからね、今夜は寝かせないよ」 「ひ……、あっ!」 「そんなに締めたら俺が、中でまた勃っちゃうよ? それとも、このまま続けてもう一度やって欲しいの?」 「ば……っ! 抜け……よっ!」 「ええ〜? せっかく今ナカに出して、滑りが良くなったのに? これからが本番じゃない」 「あ……んんっ!」 首を振っては見せても、真澄サンは本気で抵抗しない。  もちろん俺だってここで一晩過ごす気はさらさらないのだが、しかしこんな色っぽい構図を前にして小休止を入れるのは、かなりの自制心を要した。
last updateLast Updated : 2025-12-07
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 真澄サンと自分自身を落ち着かせつつベッドルームに場所を移し、二週間分の鬱憤をすっかり発散させてもらった。  もちろんそれは、真澄サンへのサービスもたっぷり盛り込んで……だけど。 今はふっかふかのベッドにベッピンと一緒に寝そべって、カーテン越しに差し込む街灯がぼんやりと映る天井を眺めてる。  今夜はプチ・ラッキーどころか、美味しすぎて、また一瞬で消えちゃう夢みたいだ。「真澄サンってイイトコに住んでるよねぇ〜。ココ、家賃いくらするの?」 「分譲購入したから、正確な家賃は知らん。たぶん25万くらいだろう」 「しょえ〜、セレブだなぁ!」 「この周辺なら、もっと狭くてもっと家賃の高い部屋がいくらもある。ここは格別高くない」 「そりゃ、この辺の相場ならそうだろうけど。フツーはそうじゃないでしょ〜?」 「そういう……イオリは、どこに住んでいるんだ?」 「西新宿。お家賃は真澄サンの10分の1で〜す」 「あはは、まさか? 新宿で?」 「築60年の木造住宅、四畳半、風呂ナシ、トイレも共同、月に2万5千円。正真正銘、西新宿」 「風呂がない? 自宅に風呂がなくてどうしてるんだ?」 「どうって……、今夜はもう済ませちゃったから、事足りてるじゃん?」 「いつもは?」 「ここ二週間は早めに帰って銭湯行ったり、風呂代節約に部屋でお湯沸かして済ませたりしてたね」 「なんで、二週間限定なんだ?」 「そりゃその前までは誰かの部屋で済ませちゃってたけど、ここ二週間は真澄サンからの連絡を待って、夜は一人でいたからさ」 「ああ、そうか。いっぺんに何人も掛け持ちしたら、時間調整も大変だし、疲れそうだしな」 真澄サンの返事に、ハッキリ言って、俺はものすごく焦ったし、たまげた。  確かにこのテの男同士の関係は、その場限りで手当たり次第、そんなツワモノも少なくないが、やっぱり人間の心理には必ず独占欲があると思うのだ。  そもそも真澄サンは、セックスどころかキスすら初体験だったようだし、そんな初めてだらけのシロウトだったら、「キミだけだよ」
last updateLast Updated : 2025-12-08
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4.裏ビデオ

 取り立てに来たグチ金の使いに頭を下げて、なんとか期日を少し延ばしてもらったが、このままじゃヤバい。  とにかく早いとこ真澄サンを口説き落として、まとまった金を引き出したいのは山々だが、現状の感触では金銭をねだれるような状態ではない。 例の素っ気なさで、俺の借金なんて自分には関係ないと真っ向から断られそうだし、それどころか呆れて逃げられてしまう可能性が大だ。  真澄サン以外の客もチョイチョイ釣り上げているが、そこから得る収入など生活費でチャラになる。 結局、少々非道でも確実に金になる方法を選択するしかない……と結論した。 その方法とは、簡単に言うとAVだ。  それも正規品でない。  いわゆる〝ハメ撮り〟というやつで、俺が誰かとヤッてるのを、裏ビデオのディーラーに買ってもらう。  ディーラーは自分の店舗なりネットなりで利益を上げる。  内容次第では美味しい収入になるので、俺の切羽詰まった時の裏技にしている。  もちろん普段は相手の了解を取ってから撮影するのだが、今はそんなキレイゴトを言っている場合じゃない。  そもそも盗撮の方が高く売れるし、映ってるのが上玉のベッピンで、しかもドシロウトとくれば、言い値で買い取らせることもできる。  そういう意味で、真澄サンは確実に売れる商品だ。  俺は念入りに準備を整えて土曜日を待ち、連絡してきた真澄サンをDISTANCEに呼び出した。「今夜は新宿でメシ食おうよ。まだ、時間も早いし」 そう言うと、真澄サンは何も疑わずに店へ来た。「どこで食事をする?」 「もう決めてあるよ。でもその前に、ちょっとイイ?」 適当に言いつくろって、俺は真澄サンを化粧室に引っ張り込んだ。
last updateLast Updated : 2025-12-09
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「こんな所に、なんだよ?」 「だってせっかく食事してゆっくりデートするなら、特別な遊びがしたいじゃん」 狭い個室では、わざわざ詰める必要もないぐらい二人の距離は近い。  キスをしながら体を撫で回すのも簡単だ。  ちょっと要領よくやれば、ベルトを緩めて下着の中に手を忍び込ませる──なんてこともできてしまう。「よせよ、こんな場所で……」 「この店の常連はもっぱら、ココはこーゆーコトに利用してるんだよ」 口では拒みながらも、真澄サンは俺のなすがままだ。  無抵抗なのは予想済みだったから、あらかじめ用意していたアイテムを取り出すと、それを真澄サンの体内にねじ込んだ。「ぅ、あ……っ!」 驚愕に見開いた目が、俺を見る。「ただのローターさ。小さいけど途中で括れてるから落ちない。それに、コードを巻き付ければ根本をきちんと絞められる。せっかくのデートだもん。楽しまないとね?」 「ば……かっ! 抜け……よっ!」 「大丈夫だって。こういうオモチャは慣れると面白くなるんだから」 「い……やだ。気持ち悪い……」 ひどく嫌がるのをキスで黙らせ、俺は真澄サンの服を着替えさせた。  整ったビジネススーツから、パンクっぽいペイント柄のラフな服へと。  わざわざ服を着替えさせたのは、体型にフィットしたビジネススーツでは、ローターを動かした時あからさまに目立ってしまうのを防ぐためだ。「さぁ、行こう」 「頼むから……外して……くれ……」 「ダメダメ。あんまりダダをこねると、おしおきしちゃうよ?」 俺はそう言ってから、手元のコントローラーを真澄サンに見せる。「コレ、なんだかわかる? このスイッチをONにすると……」 「あっ! ああっ!」 飛び上がって、真澄サンは悲鳴を上げた。「や……おねが……止め……」 「イイコにしてたら、やめてあげる」 真澄サンが首を縦に振るのを確認して、スイッチを止めてやった。「ここから外に出た
last updateLast Updated : 2025-12-10
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 食事を済ませる頃には、真澄サンはもう足元もおぼつかない様子だった。 レストランに入った時ですら何も食べられないくらいで、懇願するような目で俺を見る。  おかげで俺だって、そこそこの食事しかできなかったくらいだ。 しかし、それもまぁ、当然の結果だろう。  なぜなら、食事の前に客入りの少ない映画を見に行き、暗闇に紛れて真澄サンの体にイタズラしまくったからだ。 少々いじめすぎたか……? と思うほどだったが、用心に越したことはない。  自宅まではとても移動できない──。  そう本人に納得させられる状態にまでもっていったから、ホテルに連れ込んでも不自然さはない。  部屋に入った途端に真澄サンはベッドに倒れ込んでしまった。 その隙に、俺は手早くビデオを設置し、真澄サンに見えないように上着でカモフラージュする。「イ……オリ……、お……ねがいだから……」 「ん〜? もしかして、今すぐに俺のが欲しくてたまんないの?」 わざと、嫌がるような露骨な言い方をしてみたが、言い返す余裕もないらしく黙って頷いている。「俺だって、早く真澄サンを可愛がってあげたいけど……」 曖昧な俺の返事に、真澄サンは哀願するような顔で俺を見上げた。「それじゃあ、真澄サンも協力してくれる?」 「な……にを……?」 「だって俺、まだ全然臨戦態勢に入ってないんだもん。真澄サンの口で、その気にさせてよ」 俺の要求に、真澄サンは一瞬尻込みするような様子を見せたが──。  しかし、俺が黙って微笑んでいるのを見て、諦めたようにズルズルと体を起こすと俺のジーパンに手を掛けた。「始める前に、服、全部脱いでね」 調子に乗ってる俺に、腹を立てたみたいにキツい視線で睨み付けてきたが、結局黙って服を脱ぎ始めた。 俺は一切手を貸さず、綺麗な体が露わになる様子をとっくりと眺めた。  全裸になった真澄サンは秘所に埋め込まれたローターから延びたコードに局部を締めつけられ、しかもその部位がギリギリに張りつめていて、どれ
last updateLast Updated : 2025-12-11
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 しばらくその様子を楽しんでから、俺はローターのリモコンを取り出した。  俺のしてる事が、カメラにハッキリ映るように、意図的に見せびらかす。「気持ちイイことしてくれてるお返しに、そっちも楽しませてあげようか」 「んっ! ぁあ……っ!」 体内の異物が振動し始めると、真澄サンはビクリと硬直し、奉仕の動きも止まってしまう。「ダメじゃん。早く挿れて欲しいんだろう、ほらほら、ちゃんと続けてやらなきゃ」 振動を少し弱めてから、促すように俺自身を、唇にピタピタ押し付ける。  真澄サンは息を切らせながら、ノロノロとではあるが、再び奉仕に従事し始めた。「ホントにカワイイヒトだな……」 汗で湿っている髪を数回撫でてから、不意に両手で真澄サンの頭を押さえつけ、俺は腰をスライドさせて口腔内を強引に犯した。  そして射精感がギリギリ高まった瞬間に口の中から引き抜いて、真澄サンの顔面に向かって欲望を迸らせた。「ひ……あっ!」 「ゴメン、真澄サンがあんまり可愛い顔するから。急いで引き抜いたんだけど、間に合わなかった」 目の前の萎えたソレとぶっかけられた不快感に、真澄サンは絶望的な顔をする。  それがまた、やたらに嗜虐心をそそった。「今度は、もっと用心するから……ね」 無理に顔を上げさせて、俺は再びその薄い唇を開かせ、真澄サンに奉仕を強要する。  諦めたように舌を動かし始めた真澄サンの顔から、俺の残滓がしたたり落ちる。  ティッシュで軽く拭ってあげたが、真澄サンはもうその不快感も気に留めていられないようで、これ以上焦らすのはマズイなと思った。  適度な所で止めさせて、ビデオ写りの角度を考慮しながら、ベッドに横たわらせる。  しなやかな体を誇示するように脚を開かせ、羞恥心を煽るようなポーズを強要しながら、ゆっくりと戒めのコードを解いた。「ホントに、スゴク追い詰められてるみたいだね? 乳首はぷっくりしてるし、こっちもビンビンじゃん。でも、真澄サンはこのオモチャのホントの楽しみ方を、まだ味わってないんだよ?
last updateLast Updated : 2025-12-12
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