濃い、濃ゆ~い1日+半日。やっとのことで街だ。アーヤは公務に1週間。時間はある。俺はもっと自己研鑽して強くなりたい。魔力コントロール、剣術、魔法の加減など、上げればきりがない。まずは冒険者ギルドだ。(なーんかギルドって絡まれそうなイメージなんだよねー)【ん? どうしてです?】(そうだなー、結構お約束として、お前みたいな弱そうな奴が冒険者になれるかよーって感じでいかつい荒くれな見せかけのかませ犬マッチョに絡まれる。んでまずパターン①、実は結構いいやつでこっちに色々親切にしてくれるってやつ)【じゃあパターン②があるんですね?】(そうそう、②は見た通りの雑魚いチンピラで露骨に絡んで勇者的な主人公にボコられる。かな?)【ほー、じゃあ他にもパターンが?】(そうだなー、転生したばっかりでこっちの通貨がなくてギルド登録できないで右往左往する情けない主人公パターンかな。って俺はこの世界のお金持ってるのかアリア様よー?)【一応異次元収納庫にお財布入れておきましたよ。それなりの額です、ふふーん! ということで③は消えましたね。それに狩った魔獣を売れば結構な額になりますよー】(おおーさすがにそういうとこは抜かりないね。ってこの世界の通貨って何て言うの?)【当ててみて下さいー】(えー?)【だからー、当ててみて下さいよー】 あ、これはめんどくさくなるやつだわ。当たるわけないだろ、こいつめ。(あーあー、なんか耳が急に聞こえなくなったぞ、耳鼻科行かないとーやばーい(棒))【あー! めんどくさいと思ったんでしょうカーズさん!】(いやー何も聞こえない、ヤバいなーこれはー(棒))【ちょっとー! カーズさんってばー!】 俺はアリアをあしらいながら街の中を歩く。お、屋台が並んでていい匂いがするぞ。(そういえば何も口にしてないし、そろそろ何か食べた方がいいな。美味そうな匂いもするし)【そうですねー、そろそろ補給した方がいいですよー】 肉の串焼きを売っている店を発見。ビッグ・ボアの串焼きかー。ここにしよう、少し補給するだけだし。「すいません、このビッグ・ボアの串焼きを3つ下さい。それに果実ジュースっていうのも1つ」 恰幅のいい店のオヤジが威勢よく応える。「へいらっしゃい! ボア串3つに果実ジュースね、お嬢ちゃん可愛いから1本はサービスだ。15
Última atualização : 2025-12-06 Ler mais