All Chapters of 女装メイドと婚約破棄された悪役令嬢は、幸せな結末を目指します: Chapter 141 - Chapter 150

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第141話

冬も終わり、すっかり暖かくなった春。とうとう学園の入学式が始まった。ゲーム本編開始である。広い講堂は入学を許された新入生と在校生、そして学園関係者で埋め尽くされていた。新入生たちは真新しい制服に身を包み、期待と緊張の入り混じった面持ちで席に座っている。正面の壇上には、アレクサンドが代表者として立っていた。「新入生の皆さん、この歴史と伝統あるリヒハイム王立学園への入学、心より歓迎いたします。この学園で、皆さんが自己を磨き、未来の王国を担う者としての資質を養うことを期待しています」昨年も同じような台詞を聞いた気がする。あれから一年も経ったのだと思うと感慨深いものだ。現在の学年は三年生がアレクサンド、ステファン、ロミーナの三人。二学年目に私とイザベラ、レオナルドとヤコブ、そしてゲームのヒロインの五人。一年生にマルグリータと最後の攻略対象者の二人だ。ヒロインは同じ学年と言うこともあり、近くの席に座っていたので遠目から外見を見ることができた。腰まで伸びたストロベリーブロンド。シンプルな白いリボンが彼女の可愛らしさを引き立たせている。まん丸でぱっちりしたレモン色の目に、長く上を向いたぱっちりしたまつ毛。細く長い手足に真っ平らな胸。制服を着た姿は間違いなく、ゲームで何度も見てきたヒロインの姿だ。……そう、あのゲームのヒロインは制作側が何を考えたのか、まな板で、ぺったんこで、断崖絶壁なことで有名なのだ。乙女ゲームであんなスタイルのヒロインが他にいただろうか。制作陣の趣味かと思ったが、はっきり言ってリリアンナはそこそこ胸がある。イザベラなんて巨乳と言っていいだろう。ロミーナも大きい方だし、マルグリータだって慎ましやかだが確かにある。何故ヒロインだけ……というか、まな板キャラにしたいなら他のキャラでも良かったのでは? とは正直思う。ヒロインのコスプ
last updateLast Updated : 2026-03-24
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第142話

それは、ゲームのオープニング映像そのままだ。風がおさまってくると、ヒロインは思わず足を止め、ひらひらと落ちる花びらに手を伸ばす。手のひらに乗った花びらを、彼女は面白そうにふっと息をかけて飛ばしていた。この先で、最初にアレクサンドと出会うのだ。きっかけは確か、廊下の曲がり角でぶつかてしまい、慌ててヒロインが謝罪をする。そんな彼女をアレクサンドが労ってくれるのだ。絶対に見逃せない。良い位置取りをしようと、私は慌てて廊下の窓枠の影に身を潜めた。私の隣にヤコブもそっとしゃがみ込む。ほとんどの生徒は帰ったはずだから、見られることは無いだろう。「そういえば、なんでヒロインはああいうスタイルなの?」「一人くらいはそういうキャラにしようというのは話し合っていたんですけどね。気付いたらそれがヒロインになっていました。……まあ、ある意味話題にはなったかなと」二人が接触するまでの間、こっそり隣にいるヤコブに尋ねる。別にヤコブ一人でゲームを作ったわけではないし、詳細を知らない部分もあるのだろう。ヤコブも思う所があるのか苦笑いしていた。中庭を一通り眺めたヒロインが奥の建物へ足を進める。それを眺めていると、ふと視界の端に見知った人物を見つけた。その人物は私とヤコブと同じように、ヒロインをじっと観察している。少し遠めの木の陰に隠れており、もしかしたらこちらは見えていないのかもしれない。……声を掛けた方がいいのだろうか。「あ、殿下が来ましたよ!」気を取られていたが、ヤコブの声で私は慌ててヒロインへと視線を移した。ヒロインは廊下を通って建物へ入ろうとする。まだ中庭を眺めていてよそ見をしていた彼女は、曲がり角を曲がってくる人物に気付かない。「きゃっ!」そのままぶつかってしまい、よろめいて後ろに倒れそうになる。そんな彼女の手をぱっと掴
last updateLast Updated : 2026-03-24
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第143話

そこにいたのは、イザベラだった。ポニーテールにした蜂蜜色の髪と、パールの連なった髪飾り。透けた白いレースのリボンは何とも可愛らしい。あんな派手な髪飾りと蜂蜜色の髪は見間違えようがない。私とヤコブのようにメロディを見ていた彼女は、そそくさとメロディの後を追った。何のためにそんなことをしているのかは分からない。偶然なのか、必然なのか。とりあえず、惚れているはずのアレクサンドが、婚約者である私以外と親しくしている様子に嫉妬はしていないようだ。悪役令嬢としてふるまうイザベラの姿なんて見たくはない。ほっと胸を撫で下ろすと、私はヤコブと共にメロディの後を追った。こちらへ歩いてくるアレクサンドとすれ違う。「やあ、リリアンナ嬢。一体何をして……」「すみません、ちょっと急いでいるので!」声を掛けようとしたアレクサンドを振り切り、小走りで立ち去ってしまう。そんな私達を、アレクサンドは不思議そうに眺めていた。 次に出会うのはレオナルドだ。二階の廊下ですれ違った際に躓いて転びそうになるのを助けられ、ナンパされるというのがゲームでの流れ。ゲームではナンパ男だったレオナルドは、今やマルグリータ一筋だ。この後は一体どう変化してしまうのか、興味がある。階段を上がり、二階に行ったところで階段の踊り場から廊下を覗き込んでいるイザベラを見かけた。何をしているのか聞いてみたいが、声を出せば追いかけているのがメロディにバレるかもしれない。しかも、何か問答をしている内に見逃す可能性もある。私達は無言でイザベラの後ろから廊下を覗き込んだ。「……⁉」私とヤコブに気付いたイザベラがこちらを振り返りぎょっとした表情をする。しかし、私は彼女を無視して廊下に視線を送った。困ったようにしながらも、イザベラもメロディを見る。
last updateLast Updated : 2026-03-25
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第144話

「大丈夫ですか⁉」真っ先に動いたのはマルグリータだった。彼女もメロディの肩を一緒に支えてあげている。相変わらずマルグリータは天使のように優しい。神々しい。そんな様子を見て、レオナルドは微笑む。きょとんとしているメロディの姿勢を整えると、すぐにレオナルドは体を離した。「怪我は?」「……あ、だ、大丈夫です!」ようやく意識を取り戻し、メロディは背筋を伸ばして返事をする。お礼を言ってお辞儀をすると、レオナルドは手を軽く振ってマルグリータの肩を抱くとその場を立ち去ってしまった。あまりにもゲームと違う光景に、残念なような。でもレオナルドとマルグリータの仲睦まじい様子を見て安心するような、複雑な気分になる。「三人揃って、何してるんですか?」気付けばこちらまで来ていたマルグリータが、無邪気に笑顔を向けてくる。レオナルドは気恥ずかしいのかぱっとマルグリータから手を離していた。「べ、別に何も……」そうこうしている間にも、メロディは先に行ってしまう。この後行く場所は予想がついているが、見失ってしまうのも嫌だ。そうして私とヤコブがあたふたしていると、イザベラは綺麗な礼をした。「申し訳ありません。先を急ぐので失礼します」踵を返して彼女は階段を駆け下りていく。そんな様子を、マルグリータはぽかんと眺めていた。まあ、進行方向の廊下ではなく、わざわざ階段を下りてしまうのは余程不思議なことだろう。「私達も急いでいるの。ごめんなさい」「ヴァイゲル嬢、失礼致します」私とヤコブも礼をして、メロディの後を追う。慌てた様子の私達を不思議に思ったのだろう。二人は私達が見えなくなるまで、ずっとこちらを見ていた。三階まで見て回ったメロディは、階段を降りて裏庭に向かう。そこは主に騎士クラ
last updateLast Updated : 2026-03-25
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第145話

「この後はどこに?」「図書館に行ってみようと思っていたんですけど、道が分からなくて……」「それなら」ステファンが反対側の出入り口に向かって歩いていき、メロディに図書館の場所を指し示す。その道案内を、メロディはふんふんと頷きながら聞いていた。そんな二人を追っていくと、出入り口の奥の木の陰にイザベラがいるのを見つける。一瞬目があったけれど、すぐに木の陰に隠れてしまった。……もしかして、メロディを追っているの?そんなことに気付いてしまい、思わず体が固まった。色々と想像してしまい思考が真っ白になる。「リリアンナ嬢、行ってしまいますよ」ヤコブに声を掛けられてはっと我に返った。気付けばイザベラはいなくなっており、メロディは図書館へ向かってしまっている。「……ここで何をしているんだ?」ボーっとしている間に、厩に戻ってきたステファンに見つかってしまい気まずくなる。彼の朱色の瞳は真っすぐこちらを見据えており、思っていることが全て筒抜けになってしまっているようだ。「ちょっと、様子を見に来ただけです。……お邪魔なようなので、それでは!」私とヤコブは全速力でその場を逃げ出した。ステファンが戸惑っているのは分かるが、今は頼むから見逃して欲しい。そう願いながら足を動かす。次に行くのは図書館。そこで、最後の攻略対象者と出会うのだ。セドリック・カンナバーロ。伯爵家の三男で、リリアンナ以上に魔力が強く、特待生として飛び級で入学してきた。後に王宮魔法士団の団長になる人物であり、アレクサンドの側近候補でもある。一見華奢で女の子のような外見をしているが、れっきとした男の子。年下と言うこともあり、何とも愛嬌があるキャラクターだったはずだ。この世界に来てから、結局彼とは
last updateLast Updated : 2026-03-25
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第146話

言われた通り二階の廊下に辿り着くが、もうそこにリリアンナの姿はなかった。ことごとくすれ違いになってしまっている気がする。もう今日は諦めた方が良いのかなぁ。そう考えながら、渡り廊下を歩いて出口へ向かう。目の前に広がるのは、訓練広場と厩だ。俯いていた顔を上げると、薄い紫色の髪と、緑色の髪が厩を覗き込んでいるのが見えた。どう見てもリリアンナとヘルトル様だ。あんなところで何をしているのだろうか。そっと近づいていくと、二人は厩の中まで入ってしまった。二人がいた場所に今度は私が立って、そっと中を覗き込む。そこには、随分と奇妙な光景が広がっていた。柵越しに、リリアンナとヘルトル様が身を寄せ合って奥を覗き見ている。何を見ているのかと視線を向ければ、そこには婚約者であるステファン・サンスリードが立っていた。そういえば、彼は馬の手入れをするために、よくここを訪れていた。私は遠目から見るばかりで、結局授業以外でここまで来たことはない。彼は馬を撫でている女子生徒を静かに見つめていた。彼女は綺麗なストロベリーブロンドの手足が細く長い、可愛らしい子だ。彼に気付くと彼女は慌ててお辞儀をする。淑女にあるまじき、平民がするような礼だ。しかし、ステファンは気にした様子もなく何か話をしていた。そんな光景に、胸が苦しくなる。ライハラ連合国に長くいたため、リヒハイム王国の文化に疎かった自分は、実家である辺境伯領に戻ってからそれはそれは厳しく躾け直されたのだ。「こんなんじゃ使い物にならない」というのが母の口癖だった。礼儀作法も言葉遣いも、訛りこそ直らなかったものの、それ以外は徹底的に仕込まれた。彼に見合う人間であれと躾けられてきたし、どんな暴言暴力にも耐えてきて今があるのに。その婚約者であるステファンは、目の前の女子生徒の不出来に眉一つ顰めない。「私がしてきた苦労っテ、一体何だったのかしらネ&h
last updateLast Updated : 2026-03-25
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第147話

次にメロディが足を運んだのは書庫だった。その後を、私とヤコブは追いかける。ずっと後ろの方で、こそこそとイザベラも動いているのが分かった。その書庫は、他の校舎とは少し変わっていた。書庫とは言うが、完全に別の校舎とは離れた言わば図書館のようなものだ。ここでは本好きのヒロインが書庫に入り、先に来ていたセドリック・カンナバーロと出会うのだ。一見、女子生徒とも見紛うような彼にヒロインはつい女性相手だと思い話をしてしまう。そこで男子生徒の制服を着ているのに気づき、慌てて謝罪するのだ。そんな彼女の様子に、セドリックは面白がる。ゲームではそんな話の流れだったはずだ。私はワクワクしながら開いたままの扉から中を覗き込んだ。そこでは、メロディとセドリックが仲良く会話している……はずだった。「え?」書庫の中にはメロディしかいなかった。彼女はキョロキョロと周囲を見渡し、興味がある分類の本棚へと足を進めている。それ以外、誰の姿もない。「なんで、誰もいないの……?」「私達の介入で、色々なことが変わってしまったのでしょうか。それにしても、セドリックには一度も関与していませんよね?」「ええ……関与してないから、シナリオが変わるなんてこと無いと思うんだけど」そう思いながらも、目の前の光景は、確かなシナリオのズレを示していた。頭に疑問符を浮かべながら、ヤコブと顔を見合わせる。そこに割って入ってきたのはイザベラだった。私達の横をすり抜け、書庫の中を覗き込む。「え⁉」書庫の中を見て、イザベラも先程までの私達と同じようなリアクションを見せた。目を見開き、ぽかんとした表情を浮かべている。「噓でしょ……なんで、セドリックがいないのよ……」その言葉
last updateLast Updated : 2026-03-25
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第148話

『あ、泣き止んだ。良かったね』そう言われて、もう涙が落ちて来ないことにようやく気付いた。目尻に触れれば、涙に濡れた肌の感触だけがある。そんな私の様子を、この子は笑顔で眺めていた。その様子に気圧されてしまう。『わ、忘れて下さい……泣いていたのを見られるなんて、本当にお恥ずかしい……』『人に見られなきゃいいの?』きょとんと首を傾げた男の子が、急に私の手を取った。慌てて振りほどこうとするも、彼の力は意外と強い。そのまま彼の魔力がオレンジ色に輝き、周囲を包み込む。何をしようとしているのかは分からないが、魔法が苦手な私にも、彼が強い魔力を持っていることくらい分かる。『あの、これは……っ!』問いを投げかけようとするも、それよりも彼の魔法が発動する方が早かった。周囲の魔力が強く光り輝き、その眩しさに目を閉じてしまう。思わず空いている片手で顔を覆い、光が収まるのを待った。 再び目を開けると、周囲は先程までいた書庫とは全く違う場所になっていた。強い日差しが肌を焼き、生ぬるい風が吹いている。目の前には眩しい白い砂浜がどこまでも広がり、波が穏やかに打ち寄せている。砂浜のすぐ横は、背の高い植物が密集した深い緑の森になっており、人の気配は全くない。『嘘……ここって』場所は違うだろうが、この目が痛いほどの太陽光と白い砂浜には覚えがある。幼い頃に、何度か遊んだことがある。『そ! ライハラ連合国の端っこの海岸。どう? ライ語使ってたし、馴染みある場所なんでしょ? こうして明るい所にいると、気分が違うよね』目の前の光景が信じられなかった。足元の砂を握り締めると、さらさらときめ細かい白い砂が手から零れ落ちていく。それは幻覚でも何でもない本物のようだ。転
last updateLast Updated : 2026-03-25
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第149話

場所を変えて、ここは私の馬車の中。シヴァに頼んで、ヤコブとイザベラを連れた私はとりあえず三人で馬車に入り膝を突き合わせていた。私とヤコブが隣同士で座り、正面にイザベラが座る。本来ならば婚約者でもない男性であるヤコブと隣り合って座るのはご法度なのだが、今回ばかりはそうもいかないのだ。「えっと……急に呼んでしまってごめんなさい。イザベラ」「い、いえ……」何故呼ばれているのか、薄々分かっているのだろう。もじもじしながら、イザベラは視線を落とす。恐らく、イザベラは私やヤコブと同じ転生者だ。そうでなければ、つい先日伯爵家に迎えられたはずのヒロイン。メロディの存在を、侯爵家の娘であるイザベラが知っているはずもない。しかし、それをどう切り出せば良いものか……私が色々と思い悩んでいる横で、ヤコブが口を開く。「メロディ嬢を追っていた理由を、教えて頂いてもいいですか?」その言葉はあまりにも単刀直入だった。ちょっと、ヤコブ!そんなに急に伝えることないじゃないの!そう思い彼の服の裾を引っ張るが、ヤコブは意に介さない。イザベラは拍子抜けしたように驚きつつ、言葉を探しているのかキョロキョロと視線を動かした。「あ、貴女達の方こそ、何故彼女を追っていたのよ」それはそうだ。ごもっともな話で思わず力が抜けてしまう。「彼女はヒロインですからね」ヤコブは眼鏡をくいっと指先で持ち上げながら、いつも通り答えた。はた目から聞いていると、何の話だかさっぱり分からないだろう。しかし、イザベラの表情は図星を突かれたように目を見開き固まっていた。「あの、イザベラは……」その表情を見て、私も意を決して話はじめる。 「メロディ・ルベルゾンがゲ
last updateLast Updated : 2026-03-25
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第150話

そのまま手を引かれると、私はイザベラに抱きしめられていた。私の体に腕を回し、きつく抱きしめられて苦しいくらいだ。それでも、イザベラはずっと私を抱きしめ続けていた。困惑して、ヤコブをチラッと見る。彼にも予想外だったのか、首をぶんぶん横に振っていた。引き離してもらいたいとも思うが、ヤコブが令嬢に触れるわけにもいかないし、イザベラが落ち着くのを待つしかない。「良かった……生きてたんだね……」静まり返る馬車に、イザベラの泣き声とそんな呟きが響く。生きていたって、どういうことだろうか。よく分からないまま、私は数分間抱きしめられたままでいた。ようやく泣き止んだイザベラは、そっと体を離してくれた。その目はすっかり赤く腫れている。見ていられなくて、私はハンカチを差し出した。お礼を言ってハンカチを受け取ると、イザベラは顔を拭いてふっと息をつく。気を取り直した彼女は、それはそれは優しい笑みを浮かべていた。「えっと、大丈夫?」「ええ、もう大丈夫だから……」気圧されながら尋ねると、イザベラは何度か深呼吸をする。ふっと息を整え、彼女は口を開いた。 「私は相羽優子。ただの女子高生だった人間よ」 それは、このゲームを私に紹介してくれた、かつての親友の名前だった。「優、ちゃん……?」イザベラの口から発せられたのは、聞き間違えるはずもない。日本の女子高生だった頃、大親友でいつも行動を共にしていた相羽優子の名前だった。思い返してみれば、なんだかイザベラの言動はやけに優子に似ていた気がする。気の強いところも、正義感が強いところも。そんなに似ていたのに、何故気付けなかったのか。もっと早く気付いていれば、何かできたかもしれないのに。
last updateLast Updated : 2026-03-25
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