「シヴァのこと、ほんとのかぞくだとおもってるのね」私の言葉に、皆が目を丸くした。部屋に沈黙が走るが、気にせず私は言葉を畳みかけた。「かぞくだから、しんぱいでこんなにおこってるんでしょう?」本心が違ったとしても、そうしておけば誰も傷つかないはずだ。失敗を責め続けられてしまう少年も、自責の念から子供に厳しくしすぎてしまう女性もいなくなる。お願いだから、肯定して。祈るように、シヴァと繋いでいた手を強く握る。どんな反応が返ってくるか分からず不安がる私の予想とはかけ離れた姿を、彼女は見せた。「え?」そう呟くと、彼女は顔を真っ赤にする。堅物な彼女の普段見ることの無い姿に、皆唖然としてしまう。「そ、そうですね。私の身内? ですし? こういうことは、はっきり言っておかないと我が家の体面が……」色々言っているけど、その発言は要するに【既にシルヴィオは我が家の子】と完全に思っているのでは? 彼女、もしかしてツンデレ? 思わぬ反応に驚きつつ、笑ってしまう。つられて周囲の皆も笑っていた。「そんな笑わなくたって……家に年下なんていなくて、どう接すれば良いか……私だって色々悩んで」話せば話すほど、墓穴を掘っていますよルネさん。「いや、それなら良かった。半ば無理に君の親類にしたものだから、嫌がってないか心配だったんだ」「はぁ……」お父様は笑いながら彼女の肩を叩く。笑いすぎて出た涙を拭うと、お父様は次にシヴァに向き直った。「良かったな、シヴァ。 彼女はもう君を身内だと認めているぞ」「それは、ありがとうございます……叔母さん?」「そんな年じゃないわ!」「じゃあどう呼べば…&helli
Last Updated : 2026-03-04 Read more