All Chapters of 女装メイドと婚約破棄された悪役令嬢は、幸せな結末を目指します: Chapter 251 - Chapter 260

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第251話

予想通り、翌日からモンリーズ家には大量の求婚状が殺到した。花束やらプレゼントやらで、一部屋が埋まってしまう程だ。それを見ても、私の決意は変わらなかった。「本当に、大丈夫なのか?」さすがの量に困惑するシヴァを見て、私はそっと彼の手を握る。「大丈夫だよ。誰に何を言われたって、私は一人身でいるもん!」 「形だけでも婚約してみます? 男除けに」シヴァとの会話のわずか一時間後。我が家にやって来たヤコブは紅茶を片手に、冗談半分でそう言った。「……ご遠慮します」背後のシヴァが殺気をまき散らしているのは容易に想像できた。彼のいるところで、そんなこと言わないで欲しい。「そういうヤコブは、婚約とかしないんですか? 恋人とか」「いえ、全く。だから、別にいくら偽装婚約したって構いませんよ」朗らかに笑いながら言う彼に裏はなさそうだ。紅茶をもう一口飲んで喉を潤しながら、彼は小さく呟いていた。 「僕には、妻だけですから」 そうだ。彼は、前世の奥さんを大切にしている。この世界に来てから10年以上が経過しても、彼の奥さんを超えるような女性は現れなかったのだろう。そう考えると、少し同情してしまった。「それで、今日来た本題は何ですか?」カップを机に置いて、私は改めて姿勢を正す。真面目な話をしたいのだと察し、ヤコブも姿勢を正した。ちらりと視線がシヴァに向く。今、この応接間には私とシヴァとヤコブしかいない。人払いをするために下がらせた方が良いかと、シヴァのいる後ろを振り向こうとして、ヤコブに制止された。どうやらシヴァがいても問題ないらしい。「旧ソプレス王国の反乱の鎮圧、お疲れ様でした」「ありがとう。でも、言われるほど大したことはしていませんわ
last updateLast Updated : 2026-04-07
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第252話

温かな日差しが降り注ぐ。そんな中を、一人の少女が歩いていた。色黒の肌にテラコッタの瞳。垂れ目がちな目元は愛らしく、瞬きと同時に長いまつ毛が揺れる。ライムグリーンの腰まである長い髪を、一部編み込みにしているのが異国情緒あふれている。薄い布地を何層にも重ねたサリーのような衣装には、伝統的な刺繍が施されていた。そんな中で、腕まである長い手袋が少し異質だ。しかし、彼女の美しい外見を阻害する要因には決してならない。ここは、ライハラ連合国の首都に近い町。その端に位置する子爵の屋敷だ。その中庭を、彼女はゆったりと散歩していた。庭に咲く南国らしい大ぶりな花を愛でながら歩く彼女に、後ろから声をかける者がいた。「ドミニカ嬢、失礼します」「あら、こんにちは」ドミニカと呼ばれた女性は振り返る。声をかけた男は、彼女よりも少し年上の男のようだ。彼はさっと礼をすると、ドミニカの手を取った。「今日も求婚しに来たのですが、御父上に断られてしまいました。この想いを、私はどうすればいいか……」「お気持ちはありがたいですが、それはお父様が決めることですので。私には何とも」ドミニカは目を細めて困ったように笑う。そんな彼女を見て、男は彼女の手にキスを落とした。「まだ私は諦めません! 貴女を手に入れるまでは!」「その情熱は、いつかお父様を納得させられるかもしれませんわね」ふふっと笑う彼女に、男は完全にメロメロだった。彼女の手を離し、姿勢を正すと綺麗に礼をする。「さっそく、交渉材料を探してきます! 私は絶対に貴女の良き夫になりますよ! 諦めません!」そう宣言すると、彼は一目散に出口に向かって走り出した。そんな彼を、ドミニカは柔らかな笑みで送り出す。くるりと反対方向に向けて歩き出しながら、彼女は手袋を外した。その手つきは嫌な物
last updateLast Updated : 2026-04-07
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第253話

季節は移り変わり、周囲はすっかり暖かくなってきた。本来のゲームでの時間軸は終了し、アレクサンドとステファンは学園を卒業。今は第一王子として執務を行っているアレクサンドを、王宮騎士団所属となったステファンが支えてくれているらしい。同じ学年だったロミーナは休学のため卒業扱いにはなっていない。何か手間取っていることがあるらしく、今も彼女は王宮で保護されている。セドリックとの仲はどうなったのかと心配ではあるが、アレクサンドの婚約者を辞めた私が王宮に行く機会などなく。結局、ロミーナには会えずじまいになっている。セドリックの方も学年が違うため、なかなか会うことはできない。新学期を待つしかないだろう。イザベラはといえば、アレクサンドの婚約者候補の1人となり、王宮にたびたび呼ばれているとか。彼としてはイザベラ一筋なんだろうが、名目上他の令嬢とも比較した上で新しい婚約者を選ばなければいけない。まだ婚約者がいない伯爵令嬢とかが呼ばれているが、現状王国内には年の近い一定以上の家格の一人身の女性など限られている。どう考えてもイザベラの圧勝になるだろう。そう思っていたが、現実はそうも上手くいかないらしい。 「……他国からも来るそうなのよ」二人でお茶をしながら、イザベラはそう呟いた。現在、私達は新学期を明日に控え、我が家で最後にゆっくりお喋りでもしようとしていたのだ。客間のソファに腰を鎮めながら、イザベラは肩を落としていた。周囲には誰もおらず、シヴァも部屋の外で待機している。「他国って、何が?」「アレクサンド様の婚約者候補! ライハラ連合国から留学生が来て、その子が候補に入るそうなの!」話に聞くと、ライハラ連合国との交流のためとか、繋がりを持ちたいとかで、その留学生を推す流れが少しずつ広がっているのだとか。確かに、それはイザベラにとっては問題かもしれない。でも&hellip
last updateLast Updated : 2026-04-07
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第254話

新学期が始まった。学園内の様子はもう見慣れた光景に思えるが、今年からは最高学年。もう先輩だったアレクサンドもステファンもロミーナもいないのだ。少し心が浮足立つ。「おはようございます、姉上」「おはよう、レオナルド」昨日はアレクサンドに代わり、入学式での挨拶まで済ませていた彼は、少し大人びて見えた。兄が不在で自分がトップに立つという経験がない彼にとっては、良い刺激になっているらしい。「もう義姉じゃないんだし、姉上呼びは卒業だと思うけど」「いえ! これは、心の中の姉上と言う意味です!」「なにそれ」レオナルドのよく分からない冗談に笑ってしまう。そうこうしていると、メロディも教室に到着した。教室の後ろの方で騒いでいる私達を見つけると、小動物のようにトコトコと近寄ってくる。「おはようございます! お二人共」「おはようございます、メロディ」「おはよう」ハーフアップの髪を編み込みにしているのが愛らしい。編み込みに混ぜた、黒地に赤いダリアの花模様のリボンがよく似合っている。気になって、私は彼女の耳元に口を寄せた。「……そのリボン、もしかしてステファン様から?」「え⁉」私の言葉にメロディは明らかに動揺する。頬を染めている様子が可愛らしい。「ちょっと休日にお会いすることがありまして……偶然ですよ! 偶然、会ったんです!」たぶんデートの約束でもしていたんだろうな。そう考えると微笑ましくなる。マルグリータもそうだが、婚約者や恋人の髪や目の色の装飾を付ける令嬢が多いらしい。私はアレクサンドとはそうではなかったし、シヴァとの関係を公にするわけにもいかず、大っぴらに彼の色の装飾を付けるのは避けていた。今は少し考えてみても良いかもしれない。「何の話をしているの?」
last updateLast Updated : 2026-04-07
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第255話

「……なんというか、オーラのある人だったわね」王族専用食堂にて集まり食事をしていると、やはり話題は例の留学生のことになった。ドミニカ・レスピナス。ライハラ連合国の子爵令嬢であり、アレクサンドの新しい婚約者候補。そんな彼女が気になってしょうがない様子で、イザベラは表情が固くなっていた。少し落ち込んでいるようだ。「アレクサンド様も、ああいう方の方が……」珍しく自己否定気味になっている。そんな彼女を左右に座るメロディとマルゲリータが一生懸命励ます。「そんなことありません! 私の世話をしてくれるくらい優しいイザベラ嬢が、国母に相応しくないわけありません!」「どんな方かは噂程度ですが、大切なのはアレクサンド殿下のお気持ちですもの。ね?」レオナルドの方を見てウインクを飛ばすマルゲリータに、レオナルドは顔を赤くした。この2人を見ていたら、それもそうだと思えるだろう。納得したのか、イザベラはぐっと顔を上げた。「それもそうですわね! 私、決して負けません!」「その意気ですよ」対面のセドリックがニコニコと笑う。表面上、落ち着いてはいるようだ。一通り皆を見回していると、ふと無表情のヤコブが気にかかった。いつもはニコニコと微笑みながら皆の会話に耳を傾ける彼。そんな彼が、珍しく表情を暗くしているのだから気にかかる。「……ヤコブ? 大丈夫ですか?」思えば、あのドミニカという令嬢が現れてからというもの、何も言わなくなった気がする。オスカーについての忠告の件もあるし、もしかしたら何か知っているのかもしれない。「大丈夫です。少し考え事をしていました」皆の注目を集めた彼は、慌てて笑みを作るとそう返事をする。また放課後話をしようと思い、私はそれ以上気にしないようにした。 
last updateLast Updated : 2026-04-08
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第256話

そんなこんなで放課後。私は何度目か分からないが、ヤコブとイザベラを自分の馬車に招き入れていた。シヴァももう慣れたもので、馬車にやって来た私達3人を見るとため息をつきながらドアを開けてくれた。「さて、話してもらうわよ」「そうね。私もずっと気になっていたの」ヤコブと向かい合うように私とイザベラが並ぶ。2人から詰め寄られ、観念したようにヤコブはため息をついた。「……そうですね。むしろ、質問してくれて助かりました。私1人ではどう考えたら良いか分からなくて」そう言いながら頭を抱えて俯いてしまう。そんなヤコブは、少し待つと思い切ったように顔を上げた。「彼女……ドミニカ・レスピナス嬢は……」彼は困ったように眉を下げていて顔色が悪い。 「ヒロインなんです。あのゲームの」 「「ヒロイン?」」私とイザベラの声が重なる。それはそうだ。だって、ゲームのヒロインと言えばメロディ。実際に私たち二人ともプレイしていたのだから知っている。あんな目立つ褐色の少女では、決してなかったはずだ。「おかしいでしょう? メロディがヒロインのはずよ。二人もヒロインがいるはずがないじゃない」「私も驚いているんですが……続編の話、覚えていますか?」そう言われて思い出した。シヴァについての話をしていた時に、実は続編の準備が進んでいたという話を。シヴァはそこでは攻略対象に当たる。「続編はまだ草案しかなく、ヒロインの名前も未定で大まかなビジュアルだけできていたんです。褐色の肌にライムグリーンの髪。異国風の風変わりな少女にしようと」ことごとくこのゲーム会社は、少し変わった路線を突き進んでくる。一作品目はまな板ヒロインに女装男子。二作
last updateLast Updated : 2026-04-08
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第257話

まさかの事態だ。まさか私とイザベラ。一気に二人分の恋のピンチが訪れるなんて。まだシヴァとドミニカは出会っていないはずだ。だから、まだ大丈夫。それに、本当に恋に落ちるかなんて分からない。大丈夫のはずだが心配でたまらない。イザベラはイザベラで、アレクサンドに聞いてドミニカとのお見合いの日程を教えてもらった。きっとイザベラを安心させたいんだろう。アレクサンドもちゃんと教えてくれているし、この後も心配ならスケジュールを伝えると言ってくれていた。そんな、アレクサンドとドミニカのお見合い当日。何故か私とイザベラとロミーナは、王宮のメイドの服を着て掃除をしていた。 それは、お見合い前日のこと。「リリアンナ! 一緒に来て!」我が家へやって来たイザベラの懇願から始まった。どうやらアレクサンドのお見合いが心配で、こっそり見に行きたいらしい。しかし、一人で堂々と見に行けばドミニカと対立することになってしまう。ナンニー二侯爵家としては、外交もあるのでそこまでの騒ぎにはしたくないようだ。だから、秘密裏に侵入するため私を頼りに来た。王宮に詳しく、何かあれば一緒にフォローしてくれる私にだ。前世の時も、彼女がこんな風に何か頼みごとをしたことは無かった。それだけ必死と言うことだろう。「分かった。まずはどうやって侵入するかね」正直、私だってドミニカの情報は欲しい。即頷き、私達は話し合いを始めた。しかし、冷静ではない二人だ。話は遅々として進まない。給仕を行いながら二人の様子を眺めていたシヴァが、徐に机に広げられた王宮の大まかな地図を指差した。「ここに行っては、ダメなんですか?」そこは王宮の中央にある客間。見張りも人通りも多いが、そこへ行きたいと言えば私達ならすぐに許可が下りることだろう。
last updateLast Updated : 2026-04-08
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第258話

そこから何故掃除をしているかと言えば、道中に他のメイドから掃除を言いつけられてしまったからだ。手ぶらで歩くメイド3人は、傍目から見て不自然だったらしい。冷静に考えればそれもそうだ。幸い掃除の場所はお見合い会場すぐ近くの庭園。噴水の汚れを落とし、落ち葉をかき集め、石畳を磨く。久しぶりではあるが、庶民だった頃が懐かしい。「お二人ハ……随分手慣れていますネ?」テキパキと掃除をする私達2人を、ロミーナは不思議そうに見つめていた。一番簡単かと思って落ち葉集めを頼んだが、今まで令嬢として生活していたロミーナには不慣れらしい。辺境伯ではこき使われていたが、こんな本格的に掃除をする程では無かった。対して私とイザベラはと言えば、元は日本の女子高生。学生時代や家のお手伝いで掃除は経験がある。「ほ、ほら! シヴァと一緒に行動することが多かったので、いつも見ていて」「私も、父と一緒に平民の商人とお会いすることが多くて」二人して適当に言い訳をするが、ロミーナは素直になるほどと頷いてくれた。 それから少し時間が経ち、話し声から庭園の東屋で人が集まってきているのが分かった。周囲に他に人はいない。目線で合図すると、私達はこっそり東屋の方へ近付いた。東屋では執事やメイドがお茶の準備をしている。いつでも言い訳できるように掃除道具を握り締めたまま、私達はその時を待った。準備が終わり、最低限の給仕のためのメイドだけが残る。しばらくすると、アレクサンドがやって来て椅子に腰掛けた。こうして姿を見るのは久しぶりかもしれない。陽光に反射する青い髪は、空に透けてしまいそうだ。東屋の屋根が陰になり、顔の整った輪郭が浮き彫りになっている。何も言わずに手を組んでいた彼は、ふと何かに気付いて顔を上げた。「レスピナス子爵令嬢が参りました」執事
last updateLast Updated : 2026-04-08
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第259話

周囲に控えていたメイドや執事が、一礼していなくなる。わざわざ二人きりになって、何をするのだろうと私達は二人を注意深く観察した。「……それで?」人がいなくなったのを確認して、アレクサンドはドミニカに話しかけた。見ているこちらとしては、意味が分からない。しかし、ドミニカには通じたようだ。軽く微笑むと懐から一通の封筒を取り出した。それをアレクサンドの目の前のテーブルに置く。「父からでス」「なるほどね」アレクサンドは封筒を受け取ると、中身を確認した。中に入った手紙を読むと、にやりと口角を上げる。「ありがとう。ぜひよろしくと、伝えておいて欲しい」「分かりましタ……それト、余計なことかもしれませんガ」ドミニカは穏やかな微笑みを絶やさずに話し続ける。「何をお考えか分かりませんガ、私を婚約者候補などと言う名目で呼ぶのはお辞めくださイ。迷惑でス」「……善処するよ」アレクサンドの言葉に頷くと、もう用は無いと言うようにドミニカは立ち上がろうとする。素早く移動したアレクサンドは、彼女の椅子を引いてあげていた。「次お会いする時ハ、学者として呼ばれることを楽しみにしていまス」そう呟きながら、ドミニカはその場を後にした。アレクサンドとは一切目を合わせない。そんな様子に、婚約者候補として対立することは無いと理解したイザベラが体の力を抜いた。「良かった……」本当に心配していたらしい。安堵して微笑む姿に、私もロミーナもほっとする。「じゃ、早く部屋に戻りましょう。もう掃除も一通り終わってるし」私の声かけで、ロミーナもイザベラも立ち上がり掃除場所へと歩みを進める。 「さて」 背後から
last updateLast Updated : 2026-04-08
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第260話

ドアを閉めて、少し待つ。すると、タイミングを見計らったかのように彼も廊下にやって来ていた。「報告、感謝するよ」「いいえ。こちらの方こそ、お手伝い頂きありがとうございます」シルヴィア・ミュレーズ。いや、シルヴィオ・ミュレーズと呼んだ方が良いだろうか。礼をして顔を上げた彼は、臆することなく冷静にこちらを見据えていた。長い黒髪ではっきりとは見えないが、空色の瞳がまっすぐこちらを射抜いている。顔立ちは整っており、中性的で女性にしてはちょっと背の高いメイドにしか見えない。今日のこの計画を、僕に伝えてくれたのが彼だった。イザベラが嫉妬してくれていると。それにより、心配でお見合いを偵察しようとしているなんて可愛らしい報告を受けたら、動かないわけにいかない。僕は彼の提案を飲み、王宮のメイド服を用意し、メイド長に彼女らを見かけたら庭園の掃除を命じるよう伝えた。作戦は成功し、無事メイド服を着たイザベラを見られるという結果を手に入れたわけだ。あの後は散々メイドのまねごとをさせたが、分かりやすく照れて赤くなるイザベラが本当に可愛かった。そういうわけで、このシルヴィオには感謝している。「お陰様で、可愛いイザベラが見られたよ」「それは何よりです」「君も、貴重なメイド姿のリリアンナ嬢が見られてよかったね」「私にそんな趣向はありません」眉一つ動かさずに言ってくる。相変わらず、彼は面白い。計画性と行動力、他者に感情を読み取らせないポーカーフェイス。冷たく見えるのに、こうやって人情味もあり面白い趣向を凝らしてくれるのだから、本当に惜しい。側近として手元に置ければ、どれだけ安心か。「相変わらずつれないね……僕の側近に、という話は覚えているかい?」そう尋ねると、はじめて彼の表情が動いた。気にしてくれてはいるみたいだ。「はい&hell
last updateLast Updated : 2026-04-08
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