――最高級、蘇生クエスト、たった一人でウミを倒す ジャンクアイランド。 その島の、木々が開けた地面の上だった。 辺りを包んでいた濃い霧は消えている。木の葉の隙間からは太陽の光が差し込んでいた。風に揺られて葉っぱが音を立てている。遠くには山が見えた。山? いや違う。武器や服、乗り物や使い魔たちの死骸が山となっているのだった。腕や足のちぎれた姿がなんとも痛々しい。その下の地面にはポーションの空き瓶が転がっていた。 少し離れたところには白い着ぐるみ姿のウミがいて、左手を腰に当てている。右手の剣で地面を突いていた。挑戦者を待っているようだ。 トウマたちは顔を向け合って話し合った。 「みんな、俺が行く」とトウマ。 「あたしが行くわ」とベルフラウ。 「僕がやる!」とアイギス。 三人が立候補していた。 トウマは小刻みに首を振って、懇願するように声を絞り出した。 「ベルフラウ、アイ、ここは俺にやらせて欲しい」 「ダーリン、大丈夫なの? ウミちゃん、強いわよ?」 ベルフラウが心配そうな目つきでつぶやいた。 アイギスがぶんぶんと首を振った。 「僕がやる!」 その瞳には、絶対に自分が救い出すのだという決意が宿っている。 トウマはアイギスにゆっくりと歩み寄り、その肩に両手を置いた。 「アイ、頼む。俺にやらせてくれ」 「ダメ!」 「アイ。俺にウミを、迎えに行かせて欲しい」 「ダメ!」 「……頼む」 トウマの顔に苦渋がにじむ。 晴恋が助け船を出した。 「アイ。だんちょはウミちゃんの主人だから、ここは任せよう?」 「でも、負けたらどうするの!?」 アイギスの耳が怒ったようにピンと立っていた。 トウマはその場に両足をつく。頭を下げた。 「頼む……アイ。必ずウミを連れ帰ってくる」 「……大丈夫なの?」 「必ず勝つ」 「……じゃあ、分かった」 「ありがとう」 トウマは立ち上がった。左手を掲げる。 「みんな、行ってくる!」 「トウマさん、ファイトさ」とニキ。 「きゃるるぅっ」 「ダーリン、勝ってね」とベルフラウ。 「だんちょ、負けちゃダメだよ」と晴恋。 トウマがブラウンのステッキを両手に構えて、ウミの元へと歩み寄った。 ウミの顔つきが険しくなる。警戒したように眉にしわを寄せた。 「ご主
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