グレートボアの血抜きが終わったところで休憩終了、緊張の糸がほどけたところで、再び狩りを再開する。 今度はワイルドボアが相手でも問題なくそれぞれ戦えることがわかってきたため、グレートボアがもう一匹出てこない限りは問題ない。 安心して、落ち着いて、そしてミニボアとワイルドボアを狩り続ける。 少しして、ワイルドボアを狩った数が10を超えた。目標までには達したが、ここからが延長戦。もう少し戦って、倒す数と収入を勘定して、多めに狩りこんでいく。 時間はまだある。ミニボアとワイルドボアを適度に狩り尽くしながら、周辺にいなくなったら狩場を移動し、グレートボアがいないことを確認してからワイルドボアとミニボアを狩っていく。 やがて、時間が来て日も傾き始め、時空魔法で時刻を確認して、街へ戻る時間と肉の査定をしてもらう時間も含めて、ちょうどいい頃合いになった。「セルフィ、そろそろ戻ろうか」「はい、ご主人様」 セルフィから盾を受け取って、最後のワイルドボアを血抜きしながら歩いて戻る。途中で血が途切れたので、アイテムボックスに完全にしまい込んで綺麗な道の上を歩く。 行きに血抜きしながら歩いた血の跡がタラーッとついている。見なかったことにしよう、うん。「今日はいくらになりますかね? グレートボアはいくらになるんでしょう? 」「そうだな……ワイルドボアがミニボアの10倍だからこっちも単純にワイルドボアの10倍としても、今日の成果はかなりのものになるのは間違いないな」「楽しみですねえ」 こっちはアイテムボックスの中身に何が何個入っているかは見えるため、この場で口に出すこともできる。 しかし、査定の間に血抜きが甘かったり毛皮に傷がついていたりで査定価格にマイナスがつくことも考えられる。 なので、今は黙っておいて、査定の楽しみと思えば十分に待てる。今日もしっかり働いた……が、服の血の色は早めに抜いておかないといけないな。作った石鹸は無事に固まっただろうか。 東門へたどり着き、衛兵に冒険者
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