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第144話:入金

Author: 大正
last update publish date: 2026-09-03 07:00:01

 予想どおり、バチクソまぶしい日差しで目が覚める。もう慣れた。

 ここに泊まる間か、もしくは……そうだな、この星の地軸が良い感じに傾いているならば、という条件付きになるが、日の昇る角度が変わればこれもマシになったり、少し遅れて起きたりすることができるのだろう。

 目を覚まして井戸まで行き、身支度を済ませて塩と歯ブラシで歯を磨く。この原始的な歯ブラシにも慣れてきたが、ナイロンでできた歯ブラシが懐かしくもなる。やはり、産業革命から始まる近代化の波によって、公衆衛生用品にも劇的な変化が起きたのは間違いないだろう。

 ここでは房楊枝がせいぜいだが、地域によっては木の棒に動物の硬めの毛を植え付けた原始的な近代歯ブラシの原型で歯を磨いているのかもしれないな。そういう商品を探し出して流通させるだけでも一儲けできそうな気はする。ただ、利益率的に美味しい商品ではなさそうだ。

「おはよーございます」

 朝は血圧低めなセルフィがよたよたと起きてきた。今日もまだお眠らしいが、井戸から水を汲んでやって顔を洗う

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  • 有給休暇は異世界で   第24話:三層でもまだなんとかなる

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  • 有給休暇は異世界で   第23話:コボルトに無双

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