あれから結局、桜木がいなくなってから一週間が経ってしまった。 メッセージも見てないし、電話もつながらない。 居場所が分からなくて、もう何もできることがなくなった。いつも考えるのは桜木のことばかり。ちゃんと食べてるのか、ちゃんと寝てるのか。 色々と考えて、結局辛くなってしまう。もう二度と会えなかったらどうしよう……。なんて、イヤな考えすら浮かんでしまう。 どこにいるの?桜木……。お願いだから帰ってきてよ……。笑ってよ。 なんで私を置いていなくなるの? そばにいて、守るって約束してくれたでしょ? 助けてくれるって約束したでしょ? 桜木のバカ……。早く戻って来てよ! ✱ ✱ ✱ そんなある日のことだった。萌恵と休みの日に買い物をしていた私。 萌恵との買い物を終えて、家に帰る途中だった。バッ……!!「んんーーっ!?!?」な、なに!? 誰っ……!?「大人しくしろ! 殺すぞ!!」「んん……んんーー!!!!」後ろから誰かに口を塞がれてしまった。 逃げようと抵抗したけど、力が強くて無理だった。「ゔっ……っ」 どうにかして抜け出そうとしたけど、抵抗したため、男の人にお腹を一発思いっきり殴られて、私はそのまま気を失った……。✱ ✱ ✱ 「……んん……?」眩しい光が目に入って、目をうっすら開けると、私は何もないけど真っ白な部屋で、両手を縛られた状態でベッドに横たわっていた。「……えっ!? なにこれっ……?!」両手を縛られているせいで、まともに動けない。 それどころか、ベッドがあるだけで他にはなにもない。私のスマホ、カバン、財布、何にもなかった。 そしてそこには私以外に誰もいない。「ちょっと!なんなのよこれ!? どういうことっ……!?」 大声を出しても誰も来ない。 シーンと静まり返ったこの部屋の中は、防音になっていて、外には声が聞こえないようになっていた。「誰か!誰か助けて……! ねぇお願い!ここから出して……!!」叫んでみても、当然防音なのだから聞こえるわけがない。 どうしよう……。どうしたらいい?ここはどこなの……? なんとかしてここから逃げなきなゃ……! そしてその時、ガチャっと部屋のドアが空いた。「誰っ!?……っ!?」「お、お目覚めかい?」私はその声の主を見て、言葉を失った。 「アンタ……あ
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