ゾクリとした。 見つめられているだけなのに、背中が粟立ち、ズクンと子宮の奥が疼く──本当に、これからスルんだと現実味が増した。 壱は葵依の肩を押して、仰向けにさせ脚を開かせると、彼女の脚の間に身体を滑り込ませて、自身のペニスを握り、腰を曲げて葵依の膣口に当てがった。 葵依はその瞬間、ギュッと目を閉じた。因みに注射を刺される瞬間は目を逸らす派だ。 「ぁっ!? いっ、いたぁっ……」 突然の激しい痛みに、目を見開いた。 指とは比べられない太さのものが、ぐりっと侵入してくる。押し込まれると葵依の悲鳴が上がった。熱い、痛い、苦しい、痛い、痛い、痛い。 脚の間から、真っ二つに裂けてしまうんじゃないか、ってくらい痛い。 でも、「止めて」とは言えなかった。「嫌がっても止めないからな」という言葉に頷いたのだから、ここで抜いて欲しいなんて言えば、自分で言った言葉が嘘になってしまう。 痛みに堪えるようにガブっと下唇を噛んだ。口内炎が酷く痛んだが、その痛みのお陰で内臓を押しつぶされる感覚から少しだけ気を逸らせる事が出来た……すぐに戻ったけども。 それから腹の上で組んだ指に力を入れて、どうにか受け入れようと必死だ。「き、きっつ……」 壱の苦しそうな声が耳元を掠めた。 「ご、め、んなさっ……きつくて」 壱の苦しそうな声は、ただそれだけはないものも含まれていたのだが、それを判別できる程葵依には経験なんてものはない。 葵依の謝罪に、壱は優しく微笑み、下唇を噛み過ぎて赤く腫れた葵依の唇を労るようにペロリと舐めてくれた。「謝る事なんて、何一つないから」「で、もぉ……」 優しく微笑んではいるが、彼の眉間には深い皺が寄り、声が掠れていて苦しそうだ。 私がこんなに痛いんだから、彼も痛いんじゃないか……自分だけ痛がってはダメなんだ。
Read more