『さあ~~~~~!デストロイア恒例イベント!「太陽の上る地平線」が始まるゥ!実況解説はこの私、あらにゃんこがお送りしますゥ!』 前回のマザーグースでも解説しててくれた、あらにゃんこの中継が始まる。いつも通りのハイテンションな声、いや、いつも通りってまだ聞いたの2回目ではあるのだが。『ゲーム形式はお馴染みバトルロワイアル!分かりやすく言うと、最後の1人になるまで戦い続けるアレっスねえ!参加者の皆様は参加受付時に指定された場所までお集まりくだせぇ!』 ヴィクトとアザカはその指定された場所に居た。武装学園・デストロイア、メインビル86階、ワープポイント前。 この86階はこのようなイベントのイベントエリアへの転送を待つ間の待機場所らしく、簡単なバーカウンター、そこそこの座れる場所が用意されていた。 ヴィクトもアザカも立ち飲みテーブルでノンアルコールドリンクとちょっとしたつまみ……ビーフジャーキーを摘まんでいた。「お、ついに始まるな。てめぇの準備はできてるか?」「できてるできてる。アザカは武器なににしたんだ?」「おう、俺はこれよッ!」 そうアザカが自分のステータス画面を見せてくる。(小型ガトリング……) それはなんというか、アザカらしい選択だった。大雑把なようで小回りの利く小型、というのが諸に。「ヴィクトは?ってえ、かっこいいの下げてんじゃねェか!」 そうアザカがヴィクトの腰から下げている獲物を見る。それは銃姫とともに選んだ銃刀。ヴィクトはこの刀一本で戦いきることを誓っていた。『さて、お前ら!弾の補充は済んでるか~?メンテナンスは?ジャムったらカッコ悪いぞ~?』 そんなあらにゃんこの実況に笑いがどっと沸く。そんな中、装備を確認する人間たちも多数。(ははは、ジャム……らないはず、きっと大丈夫) 買ったばかりの新品だし!そんなことを思いながら、ビーフジャーキーをもぐもぐと噛む。『じゃあ、此処からは今日のイベン
Last Updated : 2026-07-27 Read more