久しぶりにババ抜きをすることになったのだけど、前回賢哉さんに負けてしまったので、今回も負けるかなと思っていたのだけど……。「……あれ、勝っちゃった?」「残念。今回は、俺の負けだな」こんな時にババ抜きで勝ってしまった私は、罰ゲームを受けることになってしまった。「えー、なんでこんな時に勝っちゃうの、私」「残念だな、舞美絵。罰ゲーム、受けてもらうぞ」「……仕方ないですな」 どんな罰ゲームでも受けるしかないから、腹を括ろう。「罰ゲームは……なに?」「そうだな……。じゃあ、舞美絵にお願したいことがあるんだけど」「お願い? うん、なんでも聞くよ?」何を言われるのだろうとドキドキしていると、賢哉さんは私に「明日の朝ごはん、サンドイッチ作ってほしい」と言ってくる。「えっ、サンドイッチ?」私は驚きながらも、「え、それが罰ゲームなの?」と聞き返すと、賢哉さんは「そう。朝から俺のためにサンドイッチを作ることが、舞美絵への罰ゲームね」と言ってきたのだった。「サンドイッチ作ることくらい、なんでもないよ。むしろ罰ゲームっぽくなくない?」「俺が食べたいんだよ、舞美絵の作るサンドイッチが。 だから俺のためにサンドイッチを作ることが、俺への罰ゲーム」 全然罰ゲームっぽくないけど、そんなのでいいかな? 賢哉さんのためにサンドイッチ作れるの、私は嬉しいし。「もっと罰ゲームっぽいもの、言ってもいいのに」「じゃあ、追加でもう一個罰ゲーム増やしていい?」私はベッドに潜り込む賢哉さんの隣に座る。「今度はどんな罰ゲームにする?」賢哉さんは少し考え込みながら「そうだな……。じゃあ、舞美絵からしてほしいかな」と私を見る。「今度は、何をすればいいの?」「決まってるだろ? おやすみのキス」「おやすみのキスでいいなら……全然、します」ちょっと照れくさくなるけど、それが罰ゲームだし。私は賢哉さんの方に身体を近づけると、賢哉さんの唇にそっとキスを落とした。「これで……いい?」そう聞いてみるも、賢哉さんはすぐに「ダメ」と答えた。「えっ!?」だ、ダメなの……!?「もう一回して、舞美絵」「もう……意地悪いね、賢哉さん」そう言いながらも、もう一度賢哉さんにキスをすると、賢哉さんは「合格だ」と笑った。「さ、明日も早いしもう寝ようか」「うん」賢哉さんはいつも寝る
Last Updated : 2026-07-24 Read more