Alle Kapitel von ボク、女の子に生まれ変わったけど、元気です!: Kapitel 61 – Kapitel 62

62 Kapitel

第六十一話 十月十二日(木) 念願の十三歳!

「今日はありがとう、みんな!」 ククの家で、再びお誕生会。その主役は、ボク! ついに、ついについに! 夢にまで見た、十三歳になったのです! 今回も紙の輪飾りがそなえ付けられ、テーブルには、でん! と今度はチョコクリームのショートケーキ!「すごいねー、クク! これ、一人で作ったの? 学校あったのに、大変だったでしょ?」「まあ、ずいぶん早起きしたけど、大親友のためだもんよ! 頑張ったぜ!」「ほんと、ありがとう!」 十三本のろうそくの、なんと感動的なことか!「じゃあ、いくよ! ふーっ……!」 火がすべて消える。「アユム、誕生日おめでとう!!」 みんなから、拍手をもらう。ああ、二度の人生で、最良の日だ!「ねえ。ボクのために、歌ってほしい歌があるんだ。前世の歌だから、一回ボクが歌うね」 『ハッピーバーデー・トゥー・ユー』を歌う。前世の誕生日では、おなじみだった歌。前世でも、十三回聴きたかった歌。ボクはこの世界で、やっと十三回目のこの歌を、大切な友達たちから、耳にするんだ。「お誕生日おめでとうって、そのまんまな歌なんだけど。どうかな? 歌えそう?」 前世の言葉だから、ここ、ラドネスブルグの言葉ではない。「簡単な歌詞だから、意味はわかんなくてもいけると思う」 バーシの言葉に、凸凹カップルも頷く。「じゃあ、お願い」 みんなが、『ハッピーバースデー・トゥー・ユー』を歌ってくれる。ちょっとたどたどしいけど、嬉しい!「ハッピーバースデー、トゥーユー……」 再度、三人から拍手。「ありがとう! ほんとにありがとう、みんな!」 ぺこりとお辞儀。ちょっと、涙出ちゃった。「じゃ、ケーキ切り分けていいかな?」「おねがい」 ククの手で、ケーキが、みんなのお皿に載せられる。「いただきます!」 ぱくっ……。んん! ククのお母さんのに、負けず劣らずおいしい!「おいしい! おいしいよ、クク!」「お褒めに預かり、光栄だぜ」「ほんと、いいお嫁さんになれるよ~。シャロン、やったね!」 サムズアップ。「へへ~。結婚したら、姉さんのおいしいごはん、食べ放題っす~」「ばっ……おめー、照れるじゃねぇか……」 もじもじするクク。ふふ。 ケーキもおいしく食べ終わり、プレゼントお渡し会。「色々悩んだ末に、三人でお金出しあって買ったんだけど……」
last updateZuletzt aktualisiert : 2026-07-10
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最終話 十月十二日(木) ボク、女の子に生まれ変わったけど、元気です!

「ただいまー!」 バーシに勇気づけられて、元気に帰宅の言葉!「おお、アユム。おかえり」「おかえり、アユムちゃん」「おかえりー」 おじいちゃん、おばあちゃんとハーちゃんが、リビングから声をかけてくれた。三人で、JANGOをやっていたらしい。「アユム。ちょっと、座ってくれ」「うん」 ハーちゃんに詰めてもらって、隣に腰掛ける。「オレたち、アユムとハーちゃんが寝た後、二回話し合った。で、バーシムレちゃんとのこと、こう考えることにした」 ごくり。つばを飲み込む。「オレな、マエへさんとの交際、彼女のお義父さんに、何度も断られてな。何度も通って、ひたすら誠意を見せた。最後には赦しをもらったけど、一年ぐらいかかったっけな。でな、アユムにも、こんな苦労させるわけにはいかねえなって思った」「あのときは、ほんと大変でしたからね」「だからアユム。堂々と彼女と付き合いなさい。オレらからは以上だ。アルクたちも、仕事が終わったら、話すことがあるそうだ」 こほんと、咳き込むおじいちゃん。「ありがとう!」「席を立ち、ぐるっとテーブルを回り込んで、おじいちゃんたちに抱きつく。「おっぷ。ふふ。孫を困らせちゃいけねえよな」 しばらくそうしていると、背後から声がかかる。「おねーちゃん。私からも、話がある」「うん」 そう言われ、再度ハーちゃんの隣に腰掛ける。「私、フーちゃんと『やけジュース』した。フーちゃんも、ショック受けててさ。ダブル失恋だよ。でも、フーちゃんとこれ以上気まずくならなくなって、良かったのかな。とにかく、いじょっ!」 ため息一つ吐く、ハーちゃん。「ありがとう。二人とも。ごめんね。そして、ありがとう。今度、フーちゃんに直接言うね」「うん」 ずー……と、ジュースをストローで吸い上げる、マイシスター。「絶っっっ対、幸せになってよね! 私たち、同時に振ったんだからさ!」「約束する」 互いに、真剣に見つめ合う。そして、ハーちゃんは、「ん」とだけ言った。「アルクたちが、仕事終わってから、飯にしよう。今日は、特別に七時で店じまいだ」「お父さんたちに、お礼言わなきゃね」「かわいい娘の誕生日だものよ。いつもみたいに九時じゃ、ハーちゃんが寝ちまわあ」 とりあえず、お風呂に入っている時間はありそうなので、汗を流して、部屋着に着替える。 お風呂上がり
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