公園から家に着くまで色々な事を考えた。 私はどうして友也さんにあんな事をしてしまったんだろう。 跨って胸をはだけさせて……これじゃ引かれてもおかしくない。 でも友也さんはそんな私の話を真剣に聞いてくれた。 そしてキチンと答えを出してくれた。 やっぱり友也さんは今まで知り合った男達とは違う。 もっと友也さんの事を知りたい。 もっと友也さんの近くに居たい。 だから私は柚希ちゃんの計画に乗る事にした。「ただいま~」 家に着き、とりあえずお風呂に入って気持ちを落ち着かせたかった。 初めて振られたショックはかなり精神的にきていた。「あ、沙月、おかえりなさい」 お風呂上がりのお姉ちゃんとすれ違う。 相変わらず家族相手にもオドオドしていて腹が立つ お姉ちゃんを無視してお風呂に行こうとすると、珍しくお姉ちゃんに呼び止められた。 正直今はソッとしておいて欲しい。「沙月、何かあったの?」 「別に」 「別にって、だったらどうして泣いてるの?」 えっ? 泣いてる? 頬に触れてみると、確かに涙が流れていた。 まさか私が振られた程度で泣くなんて思ってもみなかった。「もしかして友也くんと何かあった?」 どうしてこういう時だけ鋭いのだろう。 そんな所にも腹が立つ。「友也さんに告白してフラれちゃった……はは、今までの罰が当たったのかな」 私がそう言うとお姉ちゃんは驚いた表情をした後、私を抱きしめた。「ちょ、お姉ちゃんどうしたの? 離してよ」 私が少しの抵抗を見せると、抱き締める力を強めて「沙月にも本気で好きな人が出来たんだね」 そう言ってお姉ちゃんも泣き始めた。「どうしてお姉ちゃんが泣くのよ」 「ずっと心配してたから」 「どういう意味?」 「沙月が男の子と遊びだして、その男の子も変わっていって、本当の恋をしてないんじゃないかって」 「何それ……」 本当の恋って何? そんなのお姉ちゃんには関係ないじゃん! ってちょっと前の私なら言ってたんだろうなぁ。 今はお姉ちゃんの言葉の重みが分かる気がする。「そういえばお姉ちゃんが小言言ってくる様になったのもその時期からだったね」 私の帰りが遅かったり、男の子と遊びに行くと言ったら誰と行くの? とかうるさか
Last Updated : 2026-09-22 Read more