Tous les chapitres de : Chapitre 51 - Chapitre 60

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51話 動き始める、次の一手

 翌日から、エリナは動き始めた。 といっても、急いでいるわけではなかった。 落ち着いて、一つずつ。 謁見の翌日以降に何をするかは、帰り道の馬車の中でゴードンと話し合っていた。 優先順位は決まっていた。  一つ目、商会の代表変更の正式書類を処理する。二つ目、各町の現場責任者に謁見の結果を報告する。三つ目、フィオナと連携して規制案の継続審議への対応を続ける。四つ目、学院の衛生教育の検討に、商会として協力できることを提示する。  どれも、急ぎではない。 でも、止まってもいない。 まず、商会の代表変更の書類が届いた。 アルバ殿下が約束した通り、一週間以内に書状が来た。 正式な書類に、エリナ・アッシュフォードの名前が入っていた。 アッシュフォード商会の代表者、エリナ・アッシュフォード。 ゴードンがその書類を机の上に置いた。 「これで、正式になりました」「そうですね」「どういう気持ちですか?」  エリナは少しだけ考えた。 「思っていたより、静かな気持ちです」「静か、とは」「もっと大きな感情が来ると思っていた。でも、静かだった。当たり前のことが、形になった、という感じです」「それが、正しい感覚だと思います」ゴードンが静かに言った。「当たり前のことを積み上げてきたから、当たり前に形になった」「ゴードンさん」「はい」「代表名義をずっと引き受けてくれていた。本当にありがとうございました」「礼はいりません。でも、受け取ります」  それだけだった。 それで十分だった。 次に、各町の現場責任者への報告をした。 マグダ、シェナ、ジルカに、それぞれ手紙を書いた。 謁見の結果。陛下が約束を守ってくれたこと。商会の活動が引き続き認められたこと。今後も続けることができること。 返事は、それぞれ三日以内に来た。 マグダから。 エリナちゃん
last updateDernière mise à jour : 2026-09-16
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52話 フィオナが来た日

 フィオナがルシェムに来たのは、謁見から二週間後のことだった。 予告なしだった。 朝、市場から戻ったマリオが、息を切らして事務室に飛び込んできた。 「フィオナさんが来た」「どこに?」「市場の入り口。馬車で来てる。荷物が多い」「荷物が多い?」「トランクが二つある」  エリナは少しだけ止まった。 「泊まりではなく、しばらくいるつもりですか」「そういうことじゃないか? 迎えに行くか?」「行きます」 市場の入り口に着くと、フィオナが馬車の横に立っていた。 久しぶりに、ルシェムで見るフィオナだった。 王都で会った時とは少し違って見えた。服装は変わらないが、顔が少し違う。 疲れている、と手紙に書いていた。 確かに、少し疲れた顔をしていた。 でも、エリナを見た瞬間、目が変わった。 「来た」「来ましたね、予告なしで」「予告したら、準備されすぎると思って。あなたのことだから、部屋を完璧に整えて、食事まで用意して待っていそうだから」「そうしようとしていました」「でしょう。だから、言わなかった」「荷物が多いですね」「しばらくいようと思って」 フィオナが少しだけ声を落とした。「王都からの仕事は、手紙でできる部分も多い。しばらくルシェムで動きながら、こちらの空気も吸いたかった」「どのくらい?」「一週間か、二週間か。決めていない」「決めなくていいです。いたいだけいてください」 マリオが荷物を運んでくれた。 フィオナが見ると、少し驚いた顔をした。 「マリオ、大きくなった?」「なってないと思うけど、フィオナさんが久しぶりに会うから大きく見えるだけじゃないか?」「そうかもしれない。でも、なんか違う。顔が違う」「どう違う?」「前より、落ち着いた顔をしてる」「そうかな」 
last updateDernière mise à jour : 2026-09-17
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53話 フィオナとルシェムの日々

 フィオナがルシェムに来て、三日が経った。 一日目は休んだ。 本当に休んだ。午前中は部屋で眠っていて、午後にようやく起きてきて、台所でルナの薬草茶を飲んで、また少し眠った。 エリナが様子を見に行くと、フィオナが布団の中から言った。 「王都では、こんなに眠れなかった」「眠れていなかったんですか?」「三、四時間寝ればいい方だった。考えることが多くて、目が覚めてしまう」「それは、体に良くない」「わかってる。でも、止められなかった。ここに来てから、初めてちゃんと眠れた」「ルシェムの空気のおかげですか?」「あなたたちがいるからだと思う」 フィオナが目を閉じたまま言った。 「知っている人たちがいる場所では、緊張が解ける」 二日目から、フィオナは少しずつ動き始めた。 まず、マルタの店に行った。 石鹸の販売状況を直接確認したい、と言っていた。 マルタはフィオナを見て、すぐに椅子を出してきた。 「あんた、少し痩せたんじゃないか?」「王都では、忙しかったから」「ちゃんと食べなきゃだめだよ。うちで豆のペーストを食べていきな。エリナちゃんのやつ、今日も入ってるから」「食べる」  マルタがペーストを乗せたパンを出してきた。 フィオナが一口食べて、少しだけ目を細めた。 「美味しい」「でしょう? 変わらないから、いいんだよ」  変わらないから、いい。 フィオナは、その言葉を少しだけ受け取った。 後でエリナに話してくれた。 「マルタさんが、変わらないからいい、と言った。その言葉が、妙に残った」「そうですか」「王都では、変わらないことが弱さに見える時がある。常に次の手を考えていないといけないから。でも、マルタさんの言葉を聞いて、変わらないことが強さになる場所もあるんだと思った」「どちらが正しいということではないですか」「そう。場所によ
last updateDernière mise à jour : 2026-09-18
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54話 春の気配と、レインの訪問

 フィオナが帰ってから、一週間が経った。  ルシェムに、少しずつ春の気配が来ていた。  朝の空気が、冬の頃より少しだけ柔らかくなった。市場に並ぶ野菜の種類が変わり始めた。井戸の水を汲む人たちが、厚手のコートを脱ぎ始めた。  ルナが、採取できる薬草の種類が増えてきた、と言った。   「春の薬草は、冬のものより柔らかい」 ルナが棚を整理しながら言った。「効き方も少し違う」 「どう違いますか?」 「冬の薬草は、重い効き方をする。春のは、軽い効き方をする」 「どちらが良いですか?」 「症状による。重い症状には重い薬草。軽い症状には軽い薬草。合わせることが大事」 「ルナは、どうしてそれを知っているのですか?」 「見ていたから。植物が、季節によって変わるのを、ずっと見ていた。廃屋の前で、一人でいた頃から」 「そう」    エリナは少しだけ、ルナの横顔を見た。  あの日から、一緒にいる。  あの頃のルナは、もっと無口だった気がした。  今も無口だが、以前よりは少し言葉が出てくる。 その週、レインから手紙が届いた。 エリナへ   『あなたの手紙を読む時に、少し充電される感じがします』という言葉を受け取った。  俺も、同じだと思う。  お前の手紙が来るのを、楽しみにしている。それが、最近の学院での一番の楽しみかもしれない。  うまく言葉にできないが、あることは確かだ。  それから、一つ。  来週、ルシェムに行けるかもしれない。学院の衛生教育の件で、現場を見たいと師匠が言っている。師匠と 一緒に来ることになりそうだ。  都合が悪ければ、言ってくれ。                                         ――レイン―― エリナは手紙を読んで、少しだけ止まった。  来週、来るかもしれない。  師匠と一緒に。  都合が悪ければ言
last updateDernière mise à jour : 2026-09-18
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55話 春になった日

 三月になった。 ルシェムに、本格的な春が来た。 市場に花が並び始めた。道端の草が緑になった。朝の空気が、冬とは違う温度を持ち始めた。 エリナは朝、台所の窓を開けると、外の空気を少しだけ吸った。 冷たくない。 冬の間、ずっと冷たかった朝の空気が、今日は冷たくなかった。 それだけのことだが、少しだけ嬉しかった。 この一週間で、いくつかのことが動いた。 まず、学院から正式な連絡が届いた。 来年度から「衛生基礎」という科目を、学院の一般課程に設けることが正式に決定した、という通知だった。 師匠の署名が入っていた。 魔法師団長の副署もあった。 ゴードンがその書類を読んで、静かに言った。 「正式に決まりました」「そうですね」「アッシュフォード商会の商品が、教材として使われることになります。来年度から」「来年度、ということは、今年の秋から準備が始まります」「供給の計画を、早めに立てる必要があります」「レインと師匠と相談します。今週中に手紙を書く」 マリオに知らせると、少し目を丸くした。 「学院の授業に、うちの石鹸が使われるのか?」「使われます」「なんか、すごくない?」「すごいことだと思います」「俺が最初に豆のペーストを食べた頃、こんなことになるとは思っていなかった」マリオが笑った。「お前、本当になんでもやっちゃうな」「マリオたちがいたから、できました」「またそういうこと言う」「本当のことだから」「わかってる。でも、言われると嬉しいな」「ならば、また言います。マリオがいたから、できました」「一回でいい」 ルナに知らせると、少しだけ考えてから言った。 「学院で使われる薬草薬は、うちが作るの?」「そうです。先生と相談して、どの種類をどのくらい供給するかを決めます」「量が増える?」「増えます」「準備できる。シ
last updateDernière mise à jour : 2026-09-19
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56話 レインが、また来た

 四月になった。 レインから手紙が来た。 エリナへ  来週、ルシェムに行く。今回は師匠ではなく、一人で。 衛生教育の供給計画の最終確認が一つ目の理由。もう一つの理由は、春のルシェムを見たかったから。 都合が悪ければ言ってくれ。                                       ――レイン―― エリナは手紙を読んで、少しだけ止まった。 一人で来る。 前回は師匠と一緒だった。 今回は一人で。 もう一つの理由は、春のルシェムを見たかったから。 エリナは返事を書いた。  レインへ  来てください。都合は問題ありません。 春のルシェムを、見てほしいと思っていました。                                       ――エリナ――  短い返事だった。 でも、これで十分だと思った。 マリオに伝えると、今度は驚かなかった。 「また来るのか」「来週」「一人で?」「そうです」「そうか。じゃあ、宿を手配しておく」「お願いします」「今回は、泊まりか?」「わかりません。聞いていない」「聞いておいた方がいいんじゃないか?」「そうですね」 エリナは追伸を書いた。 『追伸。泊まりますか。宿を手配しておきます。』  レインから返事が来た。 『泊まる。一泊か二泊。』 レインが来た日は、晴れていた。 今回は雨ではなかった。 馬で来た。昼過ぎに着いた。 エリナが長屋の前で待っていると、馬がゆっくり近づいてきた。 レインが馬から降りた。 前回と同じ服装だったが、少し違って見えた。 春の光の中で見るレインは、冬に見た時と少し違った。 
last updateDernière mise à jour : 2026-09-20
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57話 翌朝と、見送りの後

 翌朝、レインは学院に帰った。 朝食を一緒に食べてから、馬に乗って出発した。 見送りには、マリオとルナも来た。 マリオが大きく手を振った。ルナが小さく手を上げた。 エリナは手を振りながら、レインの馬が街道に出て、小さくなっていくのを見ていた。 最後に、レインが一度だけ振り返った。 手を少しだけ上げた。 それから、前を向いて進んでいった。 見えなくなった。 マリオが言った。 「いい朝だったな」「そうですね」「レインさん、また来るかな?」「来ると言っていました」「そうか」 マリオが少し笑った。「じゃあ、次も準備しておく」  ルナが静かに言った。 「猫が、見送りに来ていた」  エリナは振り返った。 作業場の前に、猫が一匹座っていた。 見送っていたのか、たまたまそこにいたのかはわからない。 でも、いた。 「ルナの猫は、ちゃんと見ているんですね」「猫は、大事なことを知っている」「どうして知っているんですか?」「見ているから」 三人が長屋に戻ると、セレーナが台所で湯を沸かしていた。 「帰った?」「帰りました」「いい時間だったね」 セレーナが穏やかに言った。 「そうです」「顔を見ればわかる」「また顔の話ですか」「だって、顔に出てるから。隠せていないわよ」「隠すつもりはありません」「そう、それがいいと思う」 ゴードンが来て、今日の作業を確認した。 「供給計画の書類を、学院に送る準備ができています」「お願いします」「一点、レインさんと話して変わった点があります」「何ですか?」「薬草薬の供給について、最初の学期は試験的に少量にする、という提案を受けました。
last updateDernière mise à jour : 2026-09-23
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58話 ダリウスからの手紙

 四月の半ばになった。 ある朝、エリナが作業場で石鹸の型を確認していると、ゴードンが封筒を持ってきた。 「王都から来ています。クロヴェルの家紋がついています」  エリナは少しだけ止まった。 クロヴェルの家紋。 ダリウスからだ、と思った。 「ありがとうございます」  封を開けた。 エリナ・アッシュフォード殿へ  久しぶりに書く。 謁見から、少し時間が経った。その間、自分の中でいろいろと整理していた。整理が終わったから、書く。 まず、一つ報告する。 父が、魔法省副長官の職を辞した。 体調を理由にしているが、実際には、陛下との関係が修復できないと判断したからだと思う。謁見の結果と、その後の陛下の動きを見て、父は一歩引くことを選んだ。 クロヴェル家として、表立った動きはしばらくない。これは確かだ。 次に、個人的なことを書く。 私は、父の後を継ぐ立場にある。副長官が辞した今、家の方針を立て直す必要がある。それは、私の仕事になる。 どういう方針を取るか、まだ決めていない。でも、一つだけ決めたことがある。 父がやってきたことを、そのまま続けるつもりはない。 それ以上は、まだ言葉にできない。でも、あなたには知っておいてほしかった。                                ――ダリウス・クロヴェル―― エリナは手紙を、二度読んだ。 クロヴェル侯爵が、副長官を辞した。 父がやってきたことを、そのまま続けるつもりはない。 二つの事実を、頭の中で整理した。 まず、クロヴェルの動きが当面止まる。それは、フィオナが言っていたことと一致する。 次に、ダリウスが方針を変えようとしている。それは、可能性として考えていたが、こうして直接手紙で届いたのは初めてだ。 エリナはゴードンを呼んだ。 「ダリウスから手紙が来た。読んでもらえますか?」 
last updateDernière mise à jour : 2026-09-24
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59話 五月の手紙たち

 五月になった。 ルシェムに、初夏の気配が来始めた。 朝の空気が、春より少し濃くなった。市場に並ぶ野菜が変わった。ルナが採取してくる薬草の種類が、また変わり始めた。 エリナは毎朝、台所の窓を開けた。 今日の空気はどうか、と思いながら開ける。 それが習慣になっていた。 五月になってから、手紙のやり取りが少し増えた。 レインから。フィオナから。ダリウスから。マグダから。シェナから。ジルカから。 それぞれが、それぞれの場所から来た。 一日に複数届くこともあった。 ゴードンが、封筒を分類して机の上に並べてくれるようになった。「今日は四通です」「ありがとうございます」「嬉しいことですね」ゴードンが静かに言った。「何がですか」「これだけの方々が、エリナさんに届けたいことを持っている、ということが」 エリナは少しだけ、その言葉を受け取った。 レインからの手紙は、週に一、二回来た。 内容は、衛生教育の準備状況と、個人的なことが混じっていた。エリナへ衛生教育の初年度のカリキュラムが固まった。前期は石鹸の使い方と手洗いの習慣。後期は薬草薬の基礎と傷の手当て。それぞれ月に二回の授業を予定している。供給については、ゴードンさんと話した通りの量で進める。それから、個人的なこと。今日、図書室で勉強していたら、隣に座った学生に「何を読んでいるんですか」と聞かれた。答えたら、「難しそうですね」と言われた。その後、なぜかお前のことを考えた。お前なら、その学生に何と言ったか、と思った。たぶん、「難しいけど面白い」と言うんじゃないかと思った。違うか。レイン エリナは返事を書いた。『レインへカリキュラムの件、ありがとうございます。ゴードンさんに伝えます。図書室の話。「難しいけど面白い」は、私が言いそうな言葉ですか?確かに、そう言うかもしれません。でも、正確には「難しいから面白い」の方が近いかもしれません。
last updateDernière mise à jour : 2026-09-25
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60話 レインが、三度目に来た日

 五月の終わりに、レインが来た。 今回も、馬で来た。 午前中に着いた。 エリナが長屋の前で待っていると、馬の蹄の音が聞こえてきた。 春の終わりの光の中で、レインが来た。 前回より、少し速く来た気がした。 馬から降りて、エリナを見た。 「来た」「来てくれた」  同じやり取りだった。 でも、今回は間がなかった。 前回は少し間があった。 今回は、すぐに言えた。 まず、衛生教育の確認をした。 学院の前期カリキュラムに合わせた供給スケジュールを、レインとゴードンが確認した。 一時間ほどで終わった。 「問題ありません」「こちらも問題ない」  レインが頷いた。 「では、今週中に最終書類を送ります」「頼む」  ゴードンが席を外した。 事務室に、エリナとレインが残った。 「仕事の話は終わりました?」「そうだな」「今日は、他に何かありますか?」「ある。前回、言えたことがあった」「はい」「今日は、もう少し先を話せるかもしれない」 エリナは少しだけ、レインを見た。 「聞かせてください」「急ぎではない。でも、言いたかった」 レインが少し間を置いた。「一年半前、ルシェムに来た時のことを覚えているか?」「覚えています。初めて来た時ですね。雨が降っていた」「雨だったな」「靴底の紐が切れかけていた」「直した」「次に来た時は、ちゃんと直っていました」  レインが少しだけ、口の端を動かした。 「あの時、お前が靴底を直してくれようとした」「紐で応急処置をしただけです」「でも、見てくれた。初めて会った日に、俺の靴底を見た。それが、最初のことだった」「そうでしたね
last updateDernière mise à jour : 2026-09-26
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