閑話その4あたしは久蔵紬の分身ってことになってる。あたしたち分身にはそれぞれ役割があるんだけど、週替わりとか月替わりとかするんだよねぇ。役割が変わるのは、紬ちゃんがあたしたちを思ってのことなんだ〜。『役割が一つだと創造性に欠ける。色々経験して個性を出して』先週のあたしの役割は殲滅、簡単にいうと依頼を受けて魔物ちゃんたちをたくさん倒してくるってことだね。武器は一人一人違うんだよ。あたしが使ってる子はね、ハンマーと機関銃なんだ〜。機関銃はあたしの周囲に浮かせて自動連射自動装填を付与してるんだ。特にねハンマーで相手をぺちゃんこにした時のあの爽快感が好きなんだ〜。昔見た右手でほにゃほにゃ左手でもにゃもにゃみたいでさよくない?ちなみに紬ちゃん以外の装備はあたしが作ってんだよ!!すごいっしょ!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆それでね、あたしたち(分身)同士の呼び方は最初の役割で呼び合ってんだよね。最初のあたしの役割は意外かもだけど、装備担当なんだよ〜。紬ちゃんが、ギャルっぽい鍛治職人が好きだったみたいであたしを設計したって感じなんだよね。まあギャルっぽいって言われてもあたしにはよく分かんないだけどさ、とにかく好きに生きてるって感じだね。新人ちゃんたちがクエストに行ったみたいだし、あたしもそろそろクエスト受けよっと。どれどれ〜、な・に・か、良・い・の・は・あ・る・か・な〜っと!これにしよう!!「この依頼あたしに受けさせてく〜ださいっ!」「これ結構難しいけど大丈夫なの?」「安心してくださいよ〜、あたしこれでも久蔵紬なんで!」「見た目はそう見えるけど、アンタ双子とかじゃないのかい?」「うーん、双子ってわけじゃないんだよね〜。分かりやすくいうと分身っていうのかな? そんな感じの存在ですっ」みんなはあたしたちを分身扱いしてくる、だけどあたしたちは久蔵紬として生きていたい。あたしたちは紬ちゃんの全てを知っている上にあたしはあの子の根っこの部分だから。紬ちゃんってね、ほんとはね結構お喋りなんだよ。好きな物の話になったら止まらないんだから!その時の紬ちゃんの表情がさ可愛くて結構好きなんだよねあたし。「お姉さんそれでも依頼受けたらダメ?」キラキラキラーン「そんな目で見ないでおくれ。良いよ受けな、その代わり命の保証はしない
Zuletzt aktualisiert : 2026-08-17 Mehr lesen