目が覚めると、人の気配を感じた。普段ならびっくりするのだが、風邪のせいでそんな気力も内容だった。「あ、起きたね。」「おはよう、直輝くん。」目が覚めると2人の美少女が目の前にいるではありませんか。そう、舞衣と渚が俺の部屋にいるのだ。あ、違う違う…渚は男だった。「2人とも…来てたんだ。」「もう〜びっくりしたよ、突然学校休むんだもん。それでお見舞いに行こうと思ったら佐倉さんも行くって言ってくれたから二人で行くことになったんだ。」そうか、てっきり2人は犬猿の仲になりかねないかと思ったけど仲良さそうでよかった。「いや〜、まさか昨日の直輝くんをさらにイケメンにしてくれたのが渚さんだと知ったら仲良くするしかないじゃないの!」「あはは、まああれくらいなら朝飯前だよ。」どうやら利害関係は存在してたみたいだった。「お腹すいてる?良かったらリンゴ切ってあげようか。」渚がコンビニ袋からリンゴを見せる。ああ、なんて良い奴なんだろう。見るからに美味しそうでお腹がつい鳴ってしまうほどだった。「じゃあ、頼むわ。キッチンにある包丁とまな板…好きに使ってくれていいから。」「うん、じゃあ切ってくるね。」渚は立ち上がり、リンゴを切りに行く。対する舞衣はただ一点に俺を心配そうにみていた。「どう?直輝くん…風邪の方は…。」舞衣が俺のおでこを触る。いや、触りたいだけでしょ。「うん、熱はそこまで酷くないわね。でも汗かいてるわ。汗拭いてあげようか?」凄い…なんというか、今日会えなくて寂しくてたまらなかったのか距離の詰め方が少しおかしかった。とはいえ、俺もひとりでは出来なさそうだったので汗を拭ってもらうことにした。舞衣の前で半裸になり、背を向けるとひんやりと湿ったタオルで体を拭ってくれる。少しだけだけど体がさっぱりしたのを感じた。「次は前だね。」「い…いや…恥ずかしいからいいよ。」「いいからいいから!」舞衣と向き合うと体を拭き上げられる。背中よりも羞恥心を感じて恥ずかしさのあまりに頭から火を噴き出しそうになった。「って…意外と手馴れてるんだな。」「まあね〜、一応看護師志望してるからオープンキャンパスとかの実習とかでこういうのやったりするのよ。」「へぇー、看護師ってこういったお世話もやるんだな。」てっきり、手術の時に先生をサポートするとかそんな
Terakhir Diperbarui : 2026-08-22 Baca selengkapnya