次に目を覚ました時、私は病院のベッドの上にいた。大病をしたあとみたいに、全身に力が入らない。ベッドのそばには、昨日と同じ服を着た怜司が座っている。顔色は悪く、ひどくやつれている。私が目を開けたことに気づくと、怜司は水を含ませたガーゼで、乾いた唇を少しずつ湿らせた。「ごめん、澪。君を置いて、あいつらと飲みに行くべきじゃなかった」掠れた声にも、顔にも、後悔の色が滲んでいた。それでも、私に触れる仕草だけは相変わらず優しかった。昨夜は楽しかった?そう訊こうとして口を開いた。けれど喉が張りついたように動かず、出てきたのは掠れた音だけだった。怜司は慌てて水を替え、温度を確かめてから、コップを口
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