翌日の夜。「はい、どうもー! ヨシテルでーす!」吉田は自宅からライブ配信を始めた。『警察来た?w』『今日はどこに突撃?』『もう姉妹には関わるなよw』「うるせえな! 今日は外出ねえよ!」吉田は机にスマートフォンを並べた。「今日は情報整理するから!」『何の?』「決まってんだろ。香子だよ!」『まだやるのかwww』『執念すごい』『完全に逆恨み』「逆恨みじゃねえって!」吉田は以前の目撃情報を画面に表示した。香子と勇樹が立ち寄ったスーパー。二人が歩いていた通り。勇樹が買い物をしていた店。「これさ、全部結構近いんだよね」『近所に住んでるんじゃね?』『マンション特定?』「そう! だからさ!」吉田は身を乗り出した。「この辺で二人を見かけたことあるやつ、いない?」コメント欄が一気に流れる。『前に見た』『来栖なら見たことある』『俺も探そうかなw』「写真あったら送って!」『また500円?』「もちろん!」『安いwww』「文句言うなら送ってくんな!」吉田は笑った。そのとき、一件のメッセージが届いた。『これ、来栖じゃない?』写真を開く。帽子を被った男性が、マンションの入口らしき場所へ入っていくところだった。「……おっ?」『本人?』『似てる』『これどこ?』吉田は送信者に返信した。『いつ撮った?』『先週』『ここ、何回か見たことある』「マジ!?」吉田は椅子から立ち上がった。「おいおい! これ当たりじ
Last Updated : 2026-10-03 Read more