友人が貸してくれた'Tomorrow, and Tomorrow, and Tomorrow'が予想以上に心に残りました。ゲーム開発を軸にした物語なのですが、単なる業界ものではなく、人間関係の複雑さをこれほど繊細に描いた作品は久しぶりです。キャラクターの成長と挫折が交互に訪れる展開に、最後までページをめくる手が止まりませんでした。特に主人公たちが20代から30代にかけて経験する価値観の変化は、同世代なら共感せずにはいられないでしょう。読了後、自分の中に静かな余韻が残る良書です。
最近読んだ中で強くおすすめしたいのは'Killers of the Flower Moon'の日本語版です。オセージ族虐殺事件を題材にしたこのノンフィクションは、アメリカ史の暗部を鮮やかに浮かび上がらせます。当初は映画化作品に興味を持って手に取りましたが、書籍の方が事件の全容と背景を深く理解できました。