月島くんは日高さんのことがお好き。
僕は辞世の句を齢17にして既に用意している。
特別に詠んであげよう。僕の最高傑作を。
『日高さん 来世もきっと 君が好き』
僕の人生のハイライトは全て日高さんで埋め尽くされている。
日高さんが目に映る1分1秒を胸に刻むことが僕の生き甲斐で、人生で、勉強よりも大事な日課なのだ。
「今必死に心のメモリーに録画してるんだから」
好きな子を見守る(?)男
月島律(つきしまりつ)
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見守られている優等生
日高すず(ひだかすず)
「私はね、君が思っているほど良い子じゃないよ」
※物語の中で若干R18を含む表現がございます。ご了承の上、お読み頂くことを推奨致します。