最近聴いた中では'The Book Thief'の日本語版も印象的だった。死を語り手にした設定が、戦争という大きな罪の文脈と個人の贖いを交錯させる。盗んだ本を通じて主人公が言葉と向き合い、救済を見出す過程は、耳で追うからこそ感じられる情感がある。ナレーションの間合いが、まさにページをめくるようなリズムで進行するんだ。
もう一つ注目したいのは『The Last of Us Part II』です。復讐の連鎖の中で登場人物たちが抱える後悔と償いの感情は、プレイヤーに重い問いを投げかけます。エリィとアビーの対照的な物語は、贖罪に対する異なるアプローチを浮き彫りにしています。暴力の果てにたどり着く心の変化は、ゲームならではの没入感で体験できます。