君が抉った心の傷に、まだ宿る名はない〜性奴隷は泣かない〜

君が抉った心の傷に、まだ宿る名はない〜性奴隷は泣かない〜

last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-07-16
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ภาษา: Japanese
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愛憎渦巻く復讐の物語が始まるーー。 父親に捨てられた速水誠はヤクザに拾われる。その男は青山組組長の青山清一だった。しかし、その出会いは速水を地獄に落とした。清一は速水を性奴隷として扱いその体を凌辱してせめ苛む。苦しみの中、速水の心を慰めたのは、青山清一の息子の竜一と竜二の二人だった。幼なじみとの出逢いに僅かな希望を抱き、速水の過酷な日々は続いていく。ーーやがて、速水の二十歳の誕生日に青山清一が死ぬ。ようやく自由を手に入れた速水は自立して生きようとするが、その彼の前に現れたのは清一の弟の青山清二だった。彼は速水を青山組から出すつもりはなくその体を求める。だが、その手は思った以上に優しくて…。

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บทที่ 1

第1話 清一さんの性奴隷

(速水誠 視点 過去編)

第1話 清一さんの性奴隷

父さんは僕を捨てて逃げた。

ギャンブル狂いの父さんにとって、僕はパチンコ玉より価値がなかったのかもしれない。

闇金の借金を返せなくなると、父さんは僕の前から姿を消した。残された僕はただ泣くだけで、闇金の男たちに父さんの行方を聞かれても、何も答えられなかった。男たちは舌打ちをした後に、僕にこう言った。

「おまえは、今日から性奴隷だ。体でおやじの借金を払え」

こうして僕は、違法風俗店に売られた。

◇◇◇◇

挿入されたぺニスが中をすって出し入れされる。痛みに涙が出て止まらない。悲鳴を上げて『やめて』と言っても、男たちは笑って僕を犯すだけ。

「うっ、やぁ、やめて……」

「もっと鳴け、ガキ」

「やめて、抜いてっ、あっ、あっ、痛いっ」

店長は僕に嘘をついた。

性奴隷の仕事はペニスを中に入れるだけで、すぐに気持ちよくなると店長は言った。でも、違った。

店に出た初日に僕はお客に買われた。

そして、男に犯された。

客は三人いた。

「いやっ、痛いっ、おなか苦しい……ひぃ、やだっ」

「こいつ、ぺニス全然たたねぇな?」

「性奴隷のくせに……もっと、喘げ。つまんねーだろ?」

「ぺニス、おったてろ!!」

両手首をガムテープで巻かれ、自由が利かない。

泣いた。

泣いて叫んだ。でも、誰も助けにこない。

「ぺニスにガムテープ巻いて、たたせたら?」

「ひいっ」

「は、なにそれ。ま、やるけど」

三人の男たちが交互に僕の中を犯す。挿入を待つ男たちは、僕の体を玩具にした。ガムテープでぺニスを無理やりたたせる。ガムテープの粘着が陰毛に絡み、動く度に地味に痛い。

「やめて……もう、やだ……」

「あ?性奴隷が口きくな。喘いで鳴けばいいんだよ!」

がっ

奥にぺニスを突っ込んだ男が、僕の脇腹を殴った。その時、中が締まるのが自分でわかった。男のぺニスはあっけなく達する。

「いやぁ!」

「うっ、しまる。あ~、でた~、まじか!」

僕の中からぺニスを抜き出した男は、強く抱きついてきた。男のぺニスから精液がダラダラとこぼれ落ちる。僕は悲鳴をあげて、男から逃げようとした。

気持ち悪い。

気持ち悪い!

「もうやめて……」

男は黙って僕の乳首に噛む。痛みに全身が震えて、ドロリとアナルから精液が流れでた。

「……なあ」

「なんだ?」

男が仲間に声をかける。

「金やるから……お前ら、出ていけよ」

「なんだよそれ。俺は、まだ一回しかいれてないぞ」

「性奴隷になに執着心出してんの?ただの便所だぞ」

男は笑って仲間を見た。

「便所でも、具合がよけりゃ囲う」

「馬鹿か、おまえ」

「後で金は渡す。出ていけや」

男の言葉に仲間が顔をしかめた。そして、気が削がれたのか部屋を出ていった。男は僕のぺニスに巻きついたガムテープを剥がすと、僕のソレを握り擦りあげた。

「うっ、うー」

「反応ねぇ~」

男は笑ってまた僕にぺニスを押し付ける。

「ひぃ!いや、いや!」

「あ~、おまえ、具合いいから……囲うわ」

性奴隷の僕は泣くだけだった。

男はひどく犯した。

愛はない。

ただ、僕の体がいいだけ。

「死にた、い」

「ああ、アナルがガバガバになったら、殺して山に埋めたる」

男は腰を激しく動かす。仰向けのセックスは、男の顔が見えるから嫌だ。僕の足が男の肩でゆらゆらと揺れている。

「どこの山がいい?」

「ひっ、あ……っ、やめっ……」

一瞬なにかを感じて、また痛みが走る。僕はもうろうとしながら答えた。

「どこでも……いい。埋めて、生きたまま埋めて。一人がいい。一人にして……」

「ああ、そうかよ!」

男が激しく突っ込んで最奥をえぐる。

僕は失神していた。

◇◇◇◇

男が黙々と山の土を掘る。僕の墓穴を掘る。

それが、嬉しかった。

終わりがうれしい。

早く山に埋めて欲しい。アナルが早くガバガバになって良かったって僕は思った。性奴隷の僕は泣いて死ぬ瞬間を待つ。

◇◇◇◇

山に埋められる……それは、僕が見た夢で。

現実には朝がきて、目覚めて、僕は生きていた。

そして、客の一人に囲われることになった。

性奴隷として。

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第1話 清一さんの性奴隷
(速水誠 視点 過去編)第1話 清一さんの性奴隷父さんは僕を捨てて逃げた。ギャンブル狂いの父さんにとって、僕はパチンコ玉より価値がなかったのかもしれない。闇金の借金を返せなくなると、父さんは僕の前から姿を消した。残された僕はただ泣くだけで、闇金の男たちに父さんの行方を聞かれても、何も答えられなかった。男たちは舌打ちをした後に、僕にこう言った。「おまえは、今日から性奴隷だ。体でおやじの借金を払え」こうして僕は、違法風俗店に売られた。◇◇◇◇挿入されたぺニスが中をすって出し入れされる。痛みに涙が出て止まらない。悲鳴を上げて『やめて』と言っても、男たちは笑って僕を犯すだけ。「うっ、やぁ、やめて……」「もっと鳴け、ガキ」「やめて、抜いてっ、あっ、あっ、痛いっ」店長は僕に嘘をついた。性奴隷の仕事はペニスを中に入れるだけで、すぐに気持ちよくなると店長は言った。でも、違った。店に出た初日に僕はお客に買われた。そして、男に犯された。客は三人いた。「いやっ、痛いっ、おなか苦しい……ひぃ、やだっ」「こいつ、ぺニス全然たたねぇな?」「性奴隷のくせに……もっと、喘げ。つまんねーだろ?」「ぺニス、おったてろ!!」両手首をガムテープで巻かれ、自由が利かない。泣いた。泣いて叫んだ。でも、誰も助けにこない。「ぺニスにガムテープ巻いて、たたせたら?」「ひいっ」「は、なにそれ。ま、やるけど」三人の男たちが交互に僕の中を犯す。挿入を待つ男たちは、僕の体を玩具にした。ガムテープでぺニスを無理やりたたせる。ガムテープの粘着が陰毛に絡み、動く度に地味に痛い。「やめて……もう、やだ……」「あ?性奴隷が口きくな。喘いで鳴けばいいんだよ!」がっ奥にぺニスを突っ込んだ男が、僕の脇腹を殴った。その時、中が締まるのが自分でわかった。男のぺニスはあっけなく達する。「いやぁ!」「うっ、しまる。あ~、でた~、まじか!」僕の中からぺニスを抜き出した男は、強く抱きついてきた。男のぺニスから精液がダラダラとこぼれ落ちる。僕は悲鳴をあげて、男から逃げようとした。気持ち悪い。気持ち悪い!「もうやめて……」男は黙って僕の乳首に噛む。痛みに全身が震えて、ドロリとアナルから精液が流れでた。「……なあ」「なんだ?」男が仲間に声をかける。「金やるから……お前ら、
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第2話     囲われた子供
(速水誠 視点 過去編)「むり、やめて、動かないでーーー痛いっーー!!」「あ~、動かねぇと、気持ち良くねぇの、俺が!」「ひいっ、痛い、もう、やめて……やだ……っ」アナルに挿入されたぺニスが、無理やり体内を割り開く。僕は痛みから少しでも逃れたくて、ベッドのシーツに顔を埋める。ずこずこと直腸を擦るぺニスが、最奥に突っ込まれた。直腸がぺニスに絡み付き締め上げる。「ああ……あ、いゃ……っ……」「くっ!」僕の中で達した男は、僕の中でぺニスを入れたままにする。汗まみれの男はぺニスの力が戻るのを待つ。僕を抱きしめたまま。僕は男に挿入されたまま泣くしかなかった。二回目がはじまる瞬間を恐れて。◇◇◇◇僕を囲った男はやくざの組長だった。背中に入れ墨はあったけど、全然やくざの組長って感じじゃなくて。仕事は全部部下にやらせていたし、周りからも組長として認めてもらえてない感じ。なのに、その男は惰性で組長をやっていた。親が組長だったから、跡目を継いだだけだと本人が言っている。僕は大きな屋敷の奥に、部屋をもらって暮らすことになった。男はいつも女遊びばかりしている。そして、女に飽きると僕を寝室に連れ込む。僕のアナルは男のペニスを咥えるたびに切れて血が流れた。男の精液と血が混じったものが、僕のアナルから流れ出る。それを見ると男はさらに興奮した。まるで獣みたいに僕を襲う。僕の悲鳴や泣き声は、男の寝室から漏れていたと思う。でも、やっぱりここでも、誰も助けてくれなかった。毎日が地獄だった。いつも、びくびくして、男が僕を寝室に連れ込まないことを毎日祈る。でも、男は僕に飽きることなく抱き続けた。僕のアナルは全然がガバガバにはならなくて、男も一向に僕を山に埋める気配はない。約束したのに。初めて僕を抱いた時に……男は確かに僕と約束した。性奴隷のアナルがガバガバになったら用済みだって。好きな山に埋めてやるって言った。なのに最近は、男は僕に向かって『愛してる』なんて言い始めた。恐怖でしかなかない。だって、このままだと……僕は当分山に埋められることなく、生きることになる。性奴隷のままで。そんな人生になんの意味があるの?◇◇◇◇意味のない人生を終わりにしたかった。だから、僕は自殺を図った。なのに、自殺は失敗に終わった。自殺を図った僕を見つけて、医者を呼んだ奴ら
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第3話 二十歳の誠
(青山竜一 視点)俺が速水の部屋を訪ねると、彼は部屋を熱心に掃除していた。もともと奇麗に整頓された部屋を、速水は異様に目を輝かせて畳を乾拭きしている。その様子に躊躇っていると、先に気がついた速水が声をかけてきた。「竜一さん、どうしたの?」「ああ……速水。掃除か?」「見ての通りね。もうすぐ、この部屋を追い出されるだろうから……早めに掃除しようと思って」俺はわずかに目を細めて速水を見た。父・青山清一に無理やりこの屋敷に連れてこられた速水は、もう立派な大人へと成長している。だが、速水はいまだに不安定でどこか幼さを残したままだ。速水がニコニコ笑いながら俺を見る。ーーこいつはもう保護を必要としない大人だ。そうと分かっていても、いまだに速水を見ると不安がつのる。こいつは一人で生きていけるのかと。「速水、おまえ何歳になった?」「ん?」「何歳になったんだよ?」「竜一さん、僕の誕生日を覚えていてくれたの?」「え、誕生日?」「あ~、その反応は偶然の質問だったか。忘れたの、竜一さん?今日は僕の誕生日だよ?」「今日が誕生日だったか……忘れてた」「竜一さんは薄情だな~。竜二さんは僕に時計をプレゼントしてくれたよ!」そう言うと、速水が嬉しそうに腕時計を見せた。かなりの高級な時計だが、速水がその価値に気づいているとは思えない。弟の竜二が速水を囲いたがっているのは明らかだ。速水の腕に嵌められた腕時計が、俺にはまるで拘束具に見えた。ーーそれにしても……速水の誕生日におやじが死ぬとはな。速水にとっては、あまりにもひどい仕打ちだ。速水からすべてを奪った父・清一が、彼の誕生日まで奪った事になる。速水は誕生日を迎えるたびに、おやじの事を思い出すだろう。その体に這う手の感触や、体内に埋まる男の存在を。「速水はもう二十歳か……成長したな」「誰だって成長するよ。ねえ、竜二さんは時計を僕にくれたよ。竜一さんは僕に何をくれるの?」「じゃあ、俺からの誕生日プレゼントは言葉にする」「え~、言葉で済ますつもり?『おめでとう』なんてありきたりな言葉なら、物品を要求するからね?」俺は速水を真っすぐに見つめて口を開いた。「速水、おめでとう」「……マジで言葉だけで済ますつもりなの、竜一さん」「今朝、おやじが死んだ。おまえの囲いは取り払われた。速水、今日からおまえは自由の
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-07-09
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第4話 清二さんとの出逢い
(速水誠 視点)「速水、最初に言っておく。おまえは兄貴の囲い者ではなくなったが、自由にすることはできない。この屋敷からは出ていってもらうが、青山組の管理下に置くことになった」次期組長・青山清二の言葉に僕は思わず唇をかみしめた。屋敷を追い出される事は覚悟していた。僕は組の面汚しであり、亡き組長の汚点のような存在。清一が病気で倒れた時から、自室を掃除して荷物もまとめ出ていく用意は済んでいた。なのに、組の管理下に置くとはどういう事だ?「僕は長く性奴隷として組長に仕えてきました。今の僕の年齢は二十歳です。父が残した借金以上の労働をこの体で払ったつもりです。なのに、まだ組の管理下に置かれるなんて納得できません。ーー説明を求めます」「速水、やめるんだ!」竜一が僕の言葉を制したが、黙るつもりはなかった。組長になる人にこんな生意気な態度を取っては、何をされるか分からない。もしかしたら、山に埋められるかもしれない。でも、清二はニヤリと笑うだけで言葉を継いだ。「性奴隷ってのはギャーギャーと騒がしいな。まあ、兄貴に抱かれてる時のおまえはーーもっと騒がしかったが。なあ、速水……おまえは青山組でただ飯を食らって育ってきた。兄貴に寄生して生きてきた。……組にこれだけ世話になっておいて、お礼の一言もなしか?」「……感謝はしています。清一さんに囲われなかったら、違法風俗店でいろいろな男に尻を掘られて……性病にかかって死んでいたと思います。でも、もう僕の囲いはなくなりました。清二さんは僕の事が嫌いでしょ?どうしてそんな僕を……管理下に置こうとするのですか?」僕の質問に答えたのは、清二ではなく竜一だった。「速水、落ち着いて聞いてくれ」「……竜一さん」「警察はおまえを青山組の関係者とみなしている。おまえを野放しにすれば、必ず警察が接近してくるはずだ。もっと厄介なのは……青山組の内情を知ろうと、他の組の連中がおまえを拉致すること」「そんなこと……」「十分にあり得ることなんだ、速水。それは、組にとってもおまえにとってもマイナスだ。分かるだろ……おまえには俺たちの保護が必要だと」僕は悔しくて唇を噛みしめる。結局、僕は囲いを外されても、自分では飛び立てない弱い存在らしい。これからどう生きるか考え直さないといけない。「……僕は青山組の内情なんて知らない」「ああ、知らねえだ
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第5話 男に抱かれるのは嫌い
(青山清二 視点)寝室に入ると俺はベッドに速水に横たえ馬乗りになった。そして、気がかりだったことを速水に尋ねる。「速水……竜一と寝たのか?」「……はい??」「寝たのかと聞いている。答えろ、速水!」「それがセックスを意味するなら……寝ていません。僕は竜一さんとも、竜二さんとも、寝ていません。清い関係です」「ーーはっ!性奴隷のくせに『清い関係』なんて言葉をよく口にできるな?……竜一はおまえに肩入れしすぎだ。竜二がおまえの体に興味を持っている事は把握していた。だが、竜一があれほどおまえに執着しているとは思わなかった」俺の腕の中で居心地悪そうに身じろぎした速水はしばらく考える素振りを見せる。俺が答えを促すと渋々口を開いた。「竜二さんが僕の体に興味があるかは分かりません。でも、二人が僕に親切なのは確かです。多分、彼らは僕に対して罪悪感を感じているのだと思う」「罪悪感?」「分かるでしょ、清二さん?あなたのお兄さんが僕を囲った時、僕はまだ子供だった。父親が息子より幼い子供を寝室に連れ込んで……あれこれしていたわけです。竜一さんや竜二さんにとって、僕は父親の囲われ者というより、犠牲者に見えたんじゃないかな……」「……なるほど」俺は妙に納得して言葉を漏らす。速水は気にする風もなく言葉を続けた。「それに、あの当時の僕は清一さんにやられるたびに泣き喚いていたから……彼らは、いたたまれない気分だったんじゃないかな。ーーいっそ、僕のことなんて無視してくれたら良かったのに。性奴隷の仕事だと割り切ってくれたら良かった。でも、彼らは優しすぎた。特に、竜一さんは。彼は"やくざ"には向いていませんね」俺は多弁に語る速水を見つめながら言葉を返す。「確かに竜一はやくざには向いていないな。だが、金儲けの才がある。今の時代、金儲けができるやくざがいる組だけが生き残れる。その点、竜一は貴重だ」「……竜二さんはどうですか?」「あいつか?あいつはおやじに似て女好きだが、ここらの風俗店はあいつがほぼ仕切ってる。あいつは、なんでも器用にこなす上に、残虐な事にもためらいがない。あいつこそ、やくざ向きだろうな」不意に速水が俺の下半身に触れてきた。やはり性奴隷にはこんな話は退屈だったか。そう思っていると、速水が眉を潜めて口を尖らせる。ーーなんだ、その表情は??「清二さん、全く勃起し
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-07-09
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第6話 抱いて
(速水誠 視点)「どうでふか……ぼっきしてきまひ……た……?」「勃起していないことぐらい、咥えてるおまえが一番分かっているだろ」「ん~っそうふぇうね……んん」ーー男に興味がないにもほどがある。僕がこれだけフェラして努力しているのに、少しだけペニスが大きくなっただけだ。これでは勃起とは言えない。だらだらと唾液をこぼして、亀頭から裏筋まで丹念に舐め尽くしているのに……ひどい。「気持ちはいい……だが、どうも男にされていると思うとなえる」「正直な感想をありがとうございます、清二さん!!」「……すまん」僕はペニスから唇をはなした。そして、ベッドに腰かけて僕に奉仕されていた清二に抱きつく。仕方がないので、別の方法を試すことにする。「清二さん、レイプごっこをしましょう」「……ふざけるな」「ふざけてませんって。男の人って、レイプごっこすると妙に興奮するみたいですよ?あなたのお兄さんもそうでした。……なので、僕の服を引き裂いてください」「断る。男の服を裂いても勃起するとは思えん」「そうですか……わかりました」僕は清二を無視して、自身のベルトを外しはじめた。清二はその様子を見つめていたが、次の瞬間には俊敏に身をかわしナイフをよけた。清二が獣のような唸り声をあげる。「ーー速水、どういうつもりだ!!」僕はナイフを構えたまま、じりじりと清二に近づく。昔、僕の囲い主にもらったベルトだ。普通のベルトに見えるが、隠しナイフが二本装備された優れモノ。これで、殺し合いごっこを強要した清一は、やはり頭がおかしかったとしか思えない。「速水、やめろ!」「レイプごっこが嫌なら、殺し合いをしましょう。ナイフはもう一本ありますから気を付けて。清二さんは体格的に有利だから、武器なしでお願いします」そう言って清二に斬りかかる。腕の皮膚を少しかすったところで、僕は殴られてベッドに倒れ込んだ。倒れたはずみでナイフが手から飛ぶ。ベッド上部に放り出されたナイフを掴もうとしたが、倒れ込んだ僕の上に清二が覆いかぶさってきた。僕は隠し持っていた二本目のナイフで、清二の首を刺しにかかる。だが、それも清二の太い腕で弾き飛ばされた。互いに荒い息で見つめ合う。ナイフでの勝負は完全に負けたが、性奴隷としては勝ちだ。「清二さん、興奮した……?」「速水、貴様っ!くそ、勃起してるじゃねーか!」
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-07-09
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第7話 怖い
(青山清二 視点)俺は唇を重ねたまま、ベッドに速水を押し倒した。強引にあごを掴んで口を開けさせると、咥内に舌を挿入して強引にむさぼった。溢れる唾液が速水の頬に流れていく。その頬には俺が殴った痕がくっきりと浮かび上がっていた。唇を解放すると、速水は甘い声をだして吐息を漏らす。「はぁん……んんっ」ナイフを向け俺の首を狙ってきた時は、こいつを殺してやろうと本気で思った。速水は大阪湾で決定だとおもった次の瞬間、あそこが異常に興奮していることに気が付く。速水は殺気立った表情から一変して、笑顔を浮かべて俺の服を脱がしにかかった。……どうやら、速水は、頭がいかれているらしい。「速水、入れるぞ」「えっ、ま、まって……ほぐすから……まって」裸になった速水は、大人の男とは思えぬほどにしっとりとした肌をしていた。その肌に少し触れるだけで、速水は怯えた表情を見せる。ただし、性奴隷としての役目は果たそうとしているらしい。「俺が解してやる」「いいです、自分でやり、ちょっ、んぁ!?」俺は速水のアナルに指を突っ込んでいた。速水をベッドに押さえつけて指で体内を割り開く。女と違って濡れることもなく乾いたままだ。このままでは速水もつらいだろう。……俺もペニスを動かしにくい。俺はふと自身の腕から流れる血液をみた。それを指にとって速水のアナルに塗り付ける。速水はびくりと体を震わせ、恐る恐る聞いてきた。「な、何を塗ってます……今」「腕から出た血液だ。これでお互い楽になるだろ?」「そ……そう、でしょうか??」速水は先ほどまでの様子とは打って変わって大人しい。顔を覗き込むと速水が潤んだ目で泣いていて……俺がびびった。「どうした、速水?」「……痛くしないで」俺の腕はナイフの傷でいまだに血が流れている。この状態の俺に、こいつは何を言っている……。そうは思ったが、怯えた速水が気の毒になり髪を撫でていた。「おまえは性奴隷だ。掘られることぐらい慣れてるだろ?」「……逃げない。助けも求めない。いい声で鳴く。だから、ひどいことしないで」俺は思わず目を見張った。そういえば、こいつが中学になった頃には誰かに助けを求めることがぐんと減っていた。調教により男に目覚めたと思っていたが……違ったらしい。ーー兄貴はどんな扱いをしていたんだ?「愛している」と言いながら、逃げたり誰かに助けを
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-07-09
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第8話 速水の秘密
(青山竜一 視点)ーー俺はここで何をしている?叔父の部屋で床に座り込み、ただ二人が消えた寝室を見つめているだけ。これ程、無駄な時間があるか?速水は……俺の言葉を無視した。叔父に抱きつき耳元で睦ごとをささやいていた。その速水の後ろ姿は紛れもなく性奴隷のものだった。その速水の姿に、俺は嫌悪感を覚え同時に失望した。ーーおやじの囲いが取れても……おまえは性奴隷から抜け出すことはできないのか。だが、時間が経ち冷静になると、自分の浅はかさに嫌悪感が募る。……速水は俺よりもずっと、己の置かれた立場を理解しているだけだ。速水はおやじの囲いから解放された後、この地を早急に去る予定だったに違いない。自室を片付け荷物を整えていたのも、その準備の一環だったのだろう。だが予想に反して、速水はこの街から出られなくなった。この街で暮らす限り、あいつは常に性奴隷として扱われる。一度でも奴隷に堕ちた人間に対して、この街に住む者は容赦がない。速水はその現実と対峙し決断した。ーー自分の身を削ってでも武器を手に入れると。そして、速水は叔父の提案にのったのだ。あいつはもう二十歳の大人だ。その決断を安易に非難する事は間違っている。それでも、速水が性奴隷として叔父に抱かれることが許せなかった。ーーあいつを守る力を持たない自分も許せない。叔父の寝室はおやじの部屋とは違い、防音が施されているようだ。二人の様子を伺いしれない。速水と叔父の睦ごとを聞いたところで、自身が惨めになるだけだ。……それでも、俺は叔父の部屋を後にすることができなかった。だが、二人が寝室から出てきた時に、床に座りっぱなしではあまりに情けない。俺は苦笑いを浮かべ、ソファに座り直した。そして、天井を見上げてため息をつく。ーー速水が寝室に入りしばらくたつが随分と静かだ。もしかすると、二人は案外と相性がいいのかもしれない。叔父が男を抱いた経験があるのかは不明だが、痛みや苦痛をできるだけ与えぬように、優しく抱いているのかもしれない。叔父はおやじとは違う。至ってノーマルな人間だ。速水は良い選択をしたという事になる。それなのに、俺は速水が叔父を嫌って泣き叫び、俺に助けを求める事を願っている。俺の心は随分と捻くれているらしい。虚しい時間をやり過ごすために天井をじっと見つめる。叔父の部屋の天井は、おやじの寝室の天井と似ていた
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-07-09
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第9話 性奴隷に死を
(青山竜一 視点)風俗店が立ち並ぶ一角に、『かさぶらんか』という名の花屋があった。だが、その表向きとは裏腹に、地下では違法風俗店が密かに営業されていた。この花屋と地下店の経営を任されていたのが、おやじの愛人の一人である三原沙月(みはら さつき)だった。彼女は地下店の店長として、長らくこの場所を仕切っていた。そして――その違法風俗店こそが、速水が初めて働かされた場所でもあった。おやじがその風俗店を訪れたのは、愛人である三原沙月のご機嫌伺いのためだった。一方、店長を務めていた三原もまた、組長の機嫌を取ろうと、“初物”の速水をおやじにあてがったにすぎない。だが、三原の思惑に反して――おやじは速水を気に入り、屋敷に囲ってしまったのだった。それは、三原にとって屈辱的な出来事だった。彼女は、男相手に身体を売る性奴隷たちを、いつも軽蔑の眼差しで見下していた。愛人という日陰の立場に甘んじながらも、性奴隷たちを自由に支配できることが、彼女にとって唯一の優越だった。ときに、彼女はその立場を利用して、彼らにひどい扱いをすることもあった。だが――その軽蔑の対象でしかなかった性奴隷の一人、速水が、組長の目に留まり、囲われ者となったのである。三原沙月はおやじとの間に子がいた。息子の名は三原進(みはら すすむ)。彼は愛人の子供という理由だけで、組の屋敷に入ることを許されなかった。にも関わらず、囲われ者の速水は屋敷に部屋を与えられ住んだいる。その現実が彼女の心を捻じ曲げた。おやじは愛人の三原と性交を持った後には、必ず『かさぶらんか』で自ら花を選び彼女に花束を作らせ速水への土産とした。三原にとってその花束を作る事は屈辱的な行為だった。セックスの余韻に浸る暇もなく、囲われ者の為に花束を整える。その繰り返しが彼女の心をむしばんでいった。ーーそんなある時、彼女は稚拙ないたずらを思いつく。三原は、花束の中に一つの細工を施した。女性用の剃刀――安全刃のない、むき出しの鋭い刃先。それを、嫉妬心を込めて、美しく束ねられた花々の間に忍ばせたのだった。あたかも、花の香りに酔ったその指先が、偶然触れてしまうのを、密かに願うように。三原にとっては普段のうっ憤を晴らす為のいたずらに過ぎなかった。悪意のあるその刃先が、速水の指先をほんの少しでもかすめてくれたならーー。だが、自殺を
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-07-10
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第10話 愛人です
(速水誠 視点)やってしまった……清二の寝室のベッドで、僕は一人目覚めた。その横に清二の姿はない。身は奇麗に清められ着物が着せされていた。まあ、清二自身が身を整えてくれた訳ではないだろうが……。でも、これは大きな失態だ。きっと、清二は僕に性奴隷としての技巧を期待していたに違いない。だからこそ、男に興味のない彼が、僕を抱いてくれたのだ。なのに……僕は清二とのセックスを全うする事なく気絶してしまった。死んだ清一は、セックス後に気絶した僕を弄ぶことも楽しみの一つにしていた。でも、清二がそんな変態だとは思えない。まるで、僕の事を処女でも扱うように丁寧に抱いてくれた。それにもかかわらず気絶するなんて……性奴隷として失格だ。ーーいや、僕は清二の性奴隷の座ではなく、彼の愛人の座を狙っている。でも、愛人なら情事の後には自らの体を清め、旦那様に衣装を用意したり、心安らげる会話を提供したりするものではないのか?「全部できてないーーーー!」僕は思わず嘆きの叫びをあげてしまった。性奴隷としての技も披露できず、さらにーー次期組長の腕をナイフで斬りつけてしまった。これって、大阪湾に沈められる案件じゃないの?まずい、まずい状態だ。……どうしよう。逃げ出そうか?逃げ出せるかな……。「ようやく目が覚めたか、速水?」「ひぃい!」突然、寝室の扉が開き着物姿の清二が姿を現した。僕は清二の姿を見て悲鳴を上げてしまう。そんな僕を清二は妙な顔で見つめてきた。そして、口を開く。「なんだ、その反応は?」「せ、清二さん……」「だから、なんだ?」「ご、ごめんなさい!」「はぁ?」「性奴隷でありながら、セックスを全うできず先に気絶してしまいました。ごめんなさい。でも、次は頑張ります!だから、清二さんの愛人の一人に加えてください。時々、清二さんが抱いてくれるだけで、僕には大きな武器になります。だから、どうか僕を見捨てないで!僕に武器を与えてください!」清二は困惑した表情を浮かべると、僕を見つめながら口を開いた。「あ~、悪かったな、速水。俺は男の抱き方を知らん。だから、むちゃをしておまえを気絶させてしまった。それに、おまえをぶん殴った。頬が腫れあがってる。痛いだろ……大丈夫か?」「いえ、全然平気です。それより、今後の事を話し合いたいのですが……よろしいですか?」「体が平気ならこっち
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-07-11
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