『ストーリーテラー』という言葉を聞くと、まず思い浮かぶのはキャンプファイヤーを囲んで語り継がれる昔話のイメージだ。しかし現代では、その役割はあらゆるメディアに拡張されている。
ゲーム業界では、『The Last of Us』のようなナラティブ重視の作品がストーリーテラーの重要性を証明している。脚本家とゲームデザイナーの協働によって、プレイヤーを没入させる物語が生まれる。特にインディーゲームの世界では、『Disco Elysium』のように一人の作家の強いビジョンが作品の核になるケースも少なくない。
映画の世界では、従来の脚本家に加えて、ストーリーボードアーティストやVFXスーパーバイザーまでもが「可視化されたストーリーテリング」に参加している。マーベル映画の連続性を支えるエグゼクティブ・ストーリーエディターのような役職も興味深い。