「サバを読む」という表現、英語に翻訳するとなかなか面白い問題だよね。日本語のこのフレーズは年齢や数字を実際より若く(または低く)見せようとする行為を指すけど、英語には完全に同じニュアンスの表現はない。
最も近いのは『understate one's age』かな。でもこれだと「年齢を控えめに言う」という直接的な意味で、日本語の「サバを読む」のような軽いニュアンスは伝わりにくい。会話では『shave off a few years』(数年削る)なんて言い方がしっくりくることも。『fudge the numbers』(数字をごまかす)も使えそうだけど、これはビジネスシーンなどでも使える広い意味でのごまかしを含む表現だ。
文化によって数字への考え方も違うから、こういう表現の違いが出るのは興味深い。英語圏では年齢をごまかす行為自体が日本ほど話題にならないのかもしれないね。
タイトルに『サバを読む』が含まれる作品を探すのは、なかなか難しいですね。そもそも『サバを読む』という表現は、数字や年齢を実際より多く(または少なく)見せかける俗語で、直接的な作品名にはなりにくい印象があります。
しかし、この言葉のニュアンスをタイトルに取り入れた作品はあるかもしれません。例えば、年齢詐称をテーマにした『わたしの男』(桜庭一樹)のような小説は、『サバを読む』行為に近い心理描写があります。また、海外作品では『The Age of Adaline』(日本語題『アドライン ~年齢不詳の女~』)が、不老不死の女性の苦悩を描き、年齢を偽るジレンマを表現しています。
直接的なタイトルではないにせよ、『嘘』や『偽装』をテーマにした作品なら、『サバを読む』行為と通じるものがたくさんあります。探してみると意外な発見があるかもしれませんよ。