「御託」って聞くと、何か偉そうに長々と語ってるイメージが浮かぶよね。特に相手の話を聞かずに一方的に自分の意見を押し付けようとする感じ。『ワンピース』のシャンクスがルフィに「喧嘩で勝てないことなんて山ほどある」って諭すシーンは説教だけど、もしこれが「お前はまだ未熟だから俺の言うことを聞け」みたいな押し付けがましい言い方だったら御託に近づく。
説教には相手を思っての熱意や教育目的が感じられるけど、御託は自己満足や
権威の誇示が目立つ。職場で先輩が「俺の若い頃は…」と延々と自慢話するのも御託の典型例。重要なのは、相手が求めているかどうか。『鬼滅の刃』の
鱗滝さんが炭治郎に剣術を教える場面は、必要とされてるからこそ説教として成立してるんだ。