「死なばもろとも」の語源はどこから来ているの?

2026-07-11 13:04:15
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4 回答

本通 通訳者
語源辞典を紐解くと、この表現は仏教思想の影響を受けているようです。『俱舎論』という経典に「自他ともに救わん」という教えがあり、これが日本に入って変化したという説があります。

中世の合戦絵巻を見ると、兜の前立てに「俱に」と書かれたものがあり、生死を共にする誓いの証とされていました。室町時代の連歌師・宗祇が「死出の山もひとつなるべし」と詠んだのも関連しているかもしれません。

宗教と武道が融合した独特の死生観から生まれた言葉だと言えそうです。
2026-07-13 05:31:45
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本通 医師
面白い質問ですね。この言葉のルーツを調べていたら、どうやら能楽の演目『敦盛』にあるセリフが原型らしいです。平敦盛が討たれる際に「しぬるうえは」と言い、これが江戸時代の戯作文学で変化していきました。

歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』では、敵討ちの場面で「死ぬるうえはもろともに」という台詞があり、これが庶民にも広まったようです。明治時代の新聞小説で現在の形に定着し、戦時中に軍歌の歌詞として使われて一般的になりました。言葉の変遷から日本文化の歴史が見えてきます。
2026-07-14 12:44:48
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Noah
Noah
お気に入りの本: 愛よりお金?後悔する夫
小説民 通訳者
このフレーズの成立には、江戸時代の仇討ち文化が深く関わっています。当時の裁判記録に「敵を供に引き連れて」という表現が頻出し、これが縮約されました。

『東海道中膝栗毛』のような滑稽本でも、道中での危機を「もろともに果てよう」と誇張して表現する場面があります。落語の『死神』では、老婆が「連れて行っておくれ」と言い換えて使っており、既に慣用句として定着していたことがわかります。庶民の生活に根差したリアルな背景から生まれた言葉なんですね。
2026-07-16 00:42:19
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物知り 自衛官
この表現の起源を探ると、戦国時代の武家社会にまで遡るようです。当時の武士たちは、主君や一族の名誉を守るため、自害と同時に敵を道連れにする行為を『もろとも』と表現しました。

特に有名なのは、1582年の本能寺の変で明智光秀に襲撃された森蘭丸です。彼は織田信長の最期を見届けた後、敵兵に斬りかかりながら自刃したと伝えられています。このような生死を共にする覚悟が、後世に語り継がれるうちに現在の形になったのでしょう。

現代では比喩的に使われますが、本来は武士の美学と忠誠心が凝縮された言葉だったのです。
2026-07-16 10:06:50
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