この表現を訳す時、ニュアンスをどう保つかが難しいよね。'Can't help but'が最初に浮かぶけど、それだけじゃ足りない気がする。例えば『君を想う気持ちを禁じ得ない』なら『I can't help thinking of you』で伝わるけど、文学的な深みが減る。
友人が『禁じ得ない』を『irresistibly compelled』と訳していた時は目から鱗だった。『罪を犯す衝動を禁じ得なかった』を『was irresistibly compelled to commit the crime』と訳すと、心理的葛藤がよく出る。ただ日常会話では堅すぎるから、『I just had to...』みたいにくだけた言い方も場合によってはアリだと思う。
Flynn
2026-03-01 10:42:07
海外の友人にこの表現を説明する時、よく『uncontrollable urge』という言い回しを使う。例えば『笑いを禁じ得なかった』は『had an uncontrollable urge to laugh』と訳せる。でもこれだと衝動的なニュアンスが強すぎる場合も。
英訳の仕事をしていると、『禁じ得ない』の度合いによって表現を使い分ける必要がある。弱めの抑制できない感情なら『can't help』、強い義務感なら『be compelled to』、完全に抵抗できない状況なら『be powerless to resist』という具合に。漫画『進撃の巨人』の英語版でこの表現がどう訳されているか、比較してみるのも興味深い。
Weston
2026-03-05 04:29:33
翻訳って本当に奥が深いわ。この言葉を英訳する時、文脈によって全く違う表現になるの。小説『ノルウェイの森』で主人公が感じるような切ない感情なら『I couldn't resist...』がしっくりくる。でもビジネス文書で『報告せざるを得なかった』なら『I was obliged to report』の方が適切。
面白いのは、英語には『禁じ得ない』のニュアンスを一言で表せる単語がないこと。ドイツ語の『müssen』やフランス語の『devoir』に近いけど、英語では助動詞や句動詞を組み合わせる必要がある。特に『~せずにはいられない』という強い衝動を表す時は『have no choice but to』が便利だと気付いた。