日本語には『筆舌に尽くしがたい』のような豊かな表現がたくさんありますね。例えば『言葉では言い表せない』という直接的な表現もありますが、『言葉を失う』という表現も状況によってはぴったりきます。特に感動的な体験や衝撃的な出来事に直面したとき、『喉まで出かかっているのに言葉にならない』という感覚、あれをうまく伝えられる表現だと思います。
英語なら『beyond description』が最も近いかもしれませんが、『defies explanation』も複雑な感情を表現するときに使えます。個人的にお気に入りなのは『ineffable』という単語で、神秘的な美しさや深い感情を形容するときによく使われます。『The beauty of that moment was truly ineffable』なんて言い回し、詩的な響きがあって素敵ですよね。
作品で言えば、『君の名は。』のラストシーンや『天気の子』のクライマックスなんかはまさに『筆舌に尽くしがたい』瞬間です。新海誠監督の映像美を見ていると、言葉では表現できない感情が湧き上がってくるのを感じます。