湯冷ましは、確かに一度沸騰させたお湯を冷ましたものですが、その背景にはもっと深い理由があります。特に赤ちゃんのミルク作りや薬の服用など、安全性が求められる場面で重宝されるのがこの湯冷ましです。沸騰させる過程で水道水に含まれる塩素や不純物が除去され、雑菌も死滅します。その後、人肌程度(約70℃以下)に冷めるのを待つことで、急いでいるときでもすぐに使える状態になるのです。
昔から日本では『湯冷まし』という言葉が定着していますが、海外では『boiled and cooled water』とそのまま表現されることが多いようです。面白いことに、最近では電気ポットの『湯冷まし機能』が注目されています。沸騰後自動的に適温まで冷めてくれるので、子育て中の忙しい親御さんから支持されていますね。ただ、長時間放置すると再び雑菌が繁殖する可能性があるので、作り置きはおすすめできません。