ギリシャ神話のゴルゴン三姉妹は、特にメデューサが有名ですが、その起源は古代の自然崇拝にまで遡れます。
最初は単なる怪物ではなく、地母神の暗黒面を表す存在だったという説があります。髪の蛇は再生のシンボルで、
石化の力は生命と死の境界を司る力を象徴しているんです。『ペルセウス伝説』でメデューサが退治される話は、新しい神話体系が古い信仰を征服する過程を反映しているのかもしれません。
面白いのは、後世になるほどゴルゴンの描写がより恐ろしくなっていく点。古代の壺絵ではまだ人間的な顔をしていたのが、中世になると完全に怪物化します。これは異教の神々が悪魔として貶められていった歴史と重なりますね。