ヤマアラシ のジレンマの英語タイトルや翻訳の違いは何ですか?

2025-11-14 18:00:06 318

2 Answers

Vanessa
Vanessa
2025-11-17 03:11:10
言葉の選び方で印象が変わるのが面白い。自分は翻訳やローカライズに興味があるので、ヤマアラシのジレンマの英語表記をよくチェックしている。もちろん元の日本語は「ヤマアラシ」だから文字通りなら'The Porcupine's Dilemma'が最も忠実だが、英語圏では'The Hedgehog's Dilemma'の方が広く知られているため、そちらを採るケースが多い。

僕が見てきた翻訳パターンはだいたい二つに分かれる。原義重視で'porcupine'を使うか、慣用表現に合わせて'hedgehog'を使うかだ。前者は学術的・直訳寄りの文脈で多く、後者はカジュアルな解説や作品内の心理描写で選ばれることが多い。どちらを選んでも大きな間違いではないが、読者にどんなイメージを与えたいかで最終判断が変わると思う。
Chloe
Chloe
2025-11-17 13:46:22
表現の揺れは面白いと思う。ヤマアラシのジレンマを英語にするとき、大きく分けて二つの流れがあるのを見かける。直訳に近いものでは'The Porcupine's Dilemma'や'Porcupine Dilemma'が使われるが、心理学やポピュラーカルチャーではしばしば'The Hedgehog's Dilemma'とされることが多い。ここで重要なのは、原語の「ヤマアラシ」が英語で厳密にどちらの動物を指すかという点で、文化的なイメージが訳語の選択を左右している点だ。

僕が翻訳の仕事やファン翻訳を眺めてきた印象だと、訳者は二つの理由で'hedgehog'を選ぶことが多い。ひとつは欧米の心理学文献や有名な解説で既に'hedgehog's dilemma'という表現が定着していること。もうひとつは、'hedgehog'の方がビジュアル的に親しみやすく、比喩として受け入れられやすいという点だ。一方で'porcupine'は刺がもっと長く鋭い印象になり、メタファーとしての響きはやや厳しくなる。どちらを選ぶかで読者の受け取り方が微妙に変わるから、翻訳の文脈(学術的かエンタメか、どの国向けか)で判断される。

表記の揺れとしては、所有格を付けるかどうか('The Porcupine's Dilemma' vs 'Porcupine Dilemma')や冠詞の有無、複数形にならないかなどのスタイル差もある。作品内でその概念がどう説明されているかに合わせて、直訳寄りにするか慣用表現に揃えるかを決めるのが現実的だと感じている。とあるアニメ作品でこの比喩が扱われる際、英訳チームが意図を優先して'hedgehog'を選び、心理的距離感を強調していたのを見て、訳語の選択が作品理解に直接影響するんだなと改めて思った。
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