心掛けたいポイントをまとめるね。まず大事なのは“相手をある程度確認する”こと。チャットだけだと情報が操作しやすいので、いきなり会う前にビデオ通話で顔や声を確認するのが安心感につながる。私も友人の見守り役を何度かしたことがあるけど、短いビデオ通話で相手の態度や会話の自然さを見るだけで安心度がかなり違う。プロフィール写真が別人っぽいと感じたら、画像を反転検索してみるのも有効で、既存の詐欺画像や他のプロフィールに使われていないかチェックできる。個人的には、SNSの投稿内容や交友関係が極端に少ないアカウントは警戒するようにしているよ。
次に、実際に会う日時と場所の決め方。できれば日中で、人通りが多くてスタッフが常駐している公共の場所が一番安全だ。駅近くの商業施設のロビーや大きめの飲食店など、移動しやすく第三者の目がある場所を選んでほしい。会う前には友人や家族に「誰と、どこで、何時に会うのか」を伝えておき、ライブ位置情報を共有するか、決まった時間にチェックインする約束を作るのがおすすめ。移動手段は自分で手配する方が安全で、相手に車や家に送ってもらうことを最初から受け入れない方が良い。私の経験上、事前に帰宅手段まで考えておくと心理的にも余裕ができる。
現場での振る舞いや注意点もいくつか覚えておくと安心。初対面で個人情報(住所、職場の細かい情報、経済状況など)を詳しく話す必要はないし、金銭の貸し借り要求が出てきたら即断って距離を置くべきだ。アルコールや薬物の影響下になると判断力が落ちるので、飲みすぎないようにするか、飲み物は自分で管理するのがいい。怪しいと感じたらその場を
離れるための
口実(急用が入った、友人からの呼び出しなど)をあらかじめ用意しておくと安心だし、サポート役の連絡先を近くに置いておけば心強い。会った後は無事に帰宅したら連絡をする習慣をつけると、周囲も安心する。
最後に、赤旗(レッドフラッグ)を見逃さないこと。ビデオ通話を嫌がる、話が矛盾する、金銭や個人情報を早く求めてくる、会う場所や時間を何度も変更してくる、急に感情的になるといった行動は要注意。未成年の相手なら絶対に会わないこと。万が一危険を感じた場合は周囲の人に助けを求める、警察に連絡するなど遠慮せず対応してほしい。安全対策は面倒に思えるかもしれないけど、ちょっとした準備でぐっと安心度が上がる。気負わず、自分の直感と境界線を大切にしてね。