英語で説明するなら、'renouncing the defiled land and aspiring to the pure land'という訳が一般的です。'defiled land'は穢土、'pure land'は浄土を指し、'aspiring'には強い願望が込められています。このフレーズは、現世の汚れや苦しみから距離を置き、清らかな仏の世界へと心を向けるというプロセスを簡潔に表現しています。
穢土を厭い離れ浄土を欣求する——この言葉を英語に翻訳する難しさは、文化的なニュアンスをどう伝えるかです。直訳すれば'loathing the impure world and desiring the pure land'ですが、仏教用語として定着しているのは'Pure Land Buddhism'という表現です。
浄土思想におけるこの概念は、現世を穢れていると見なす厭世観と、来世への希求が表裏一体となっています。英語で説明する場合、単に土地の清浄さを論じるのではなく、精神的な浄化と解脱への願いが込められている点を強調すべきです。'The longing for spiritual purity through rejection of worldly corruption'という言い回しも、核心を突いていると言えます。
キリスト教の救済思想との比較や、禅との違いを説明しながら翻訳するのも効果的です。英語圏では『The Three Pure Land Sutras』などの典籍が参照されるため、そうした文脈も加えると理解が深まります。