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友達との会話で『彼是二十人くらい集まったよ』と言ったら、少し変な顔をされた経験がある。どうやら若い世代にはあまり馴染みのない表現らしい。
『彼是』は数量や時間を曖昧に表現する時に便利な言葉で、『約』や『およそ』と同じような働きをする。でも『約20人』より『彼是20人』と言った方が、なんとなく味わい深い感じがしない?
特に年配の方と話す時なんかは、自然に会話に登場することもある。覚えておくと、いろんな年代の人と話す時に役立つかも。ただ、ビジネスシーンなどフォーマルな場では、もう少し現代的な表現を選んだ方が無難かもしれないね。
街中で看板や広告を見ていると、たまに『彼是』という表現に出くわすことがある。なんとなく意味は分かるけど、いざ使おうとすると戸惑ってしまう言葉の一つだよね。
この言葉は『かれこれ』と読み、『これこれ』『これとそれ』といった漠然とした指し示しに使われる。例えば『彼是十年ほど前のことだ』と言えば、『およそ十年前』というニュアンスになる。古風な響きがあるから、時代劇や歴史小説なんかでよく耳にする気がする。
現代ではやや格式ばった印象を与えるかもしれないけど、わざとそういう雰囲気を出したい時には効果的だと思う。『彼是考えてみたが』なんて言い回しを使えば、ちょっと知的な雰囲気が漂うかも。
『源氏物語』を読んでいたら『彼是』という表現が何度も出てきて、当時の人々の会話のリズムみたいなものを感じた。こんな風に古くから使われてきた言葉が、今でも形を変えて残っているって面白い。
この言葉の面白いところは、数量だけでなく物事をぼんやりと指す時にも使えるところ。『彼是いう問題が』と言えば、『いろいろな問題』という意味合いになる。
使う場面を選ぶ必要はあるけど、日本語の豊かさを感じさせてくれる表現だと思う。特に創作活動をしている人なら、登場人物のセリフに取り入れてみると、時代背景やキャラクターの個性を表現するのに役立つかもしれない。
漫画のセリフで主人公が『彼是三日はかかるな』と呟いているのを見かけた。こういう使い方なら自然に感じるし、キャラクターの雰囲気も出るよね。
『彼是』は話し言葉としては少し硬い印象があるから、日常会話で使うならシチュエーションを考えた方がいい。でも文章に書く時には、リズムを変えたい時や変化をつけたい時に重宝する。
例えば『いろいろ』『さまざま』ばかり使っている文章に、『彼是』を混ぜてみると表現に幅が出る。日本語にはこういう微妙なニュアンスの違いを楽しめる言葉がたくさんあって、それを知るのが楽しい。