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ふと頭を撫でて後頭部のしこりに気づいた時、まず観察したいのが変化の経過。数日で消えるなら炎症性、数ヶ月かけてゆっくり大きくなるなら腫瘍性を疑う。
帯状疱疹の前駆症状として神経に沿った腫れが出ることもある。ピリピリした痛みを伴う場合、早めに抗ウイルス薬を開始すれば重症化を防げる。
まれだが悪性リンパ腫や転移性腫瘍の可能性もゼロではない。体重減少や微熱が続くなど全身症状を伴う時は、血液検査を含む詳細な検査が不可欠だ。自己判断せず専門医の目で確認してもらおう。
後頭部のしこりで意外と多いのが外傷の後遺症。転倒して頭を打った記憶がなくても、軽い打撲が原因で血腫が残っている可能性がある。固くて押さえると痛みがある場合、時間と共に自然に消えることがほとんどだ。
もう一つ見落としがちなのが骨の異常。後頭骨の隆起が目立つ人もいれば、まれに骨腫瘍が発生することもある。CT検査ではっきり判別できるので、心配なら画像診断を受けてみる価値はある。痛みやしびれを伴う時は特に注意が必要だ。
後頭部のしこりで意外な原因として挙がるのが皮脂の詰まり。髪の生え際は皮脂腺が密集しており、詰まると小さな塊ができる。入浴時に優しく洗浄することで改善することもある。
また、生まれつきの血管腫が目立ってきたケースも。青あざのように見える海綿状血管腫は、基本的に治療不要だが、美容的に気になるならレーザー治療の選択肢がある。しこりの性質を見極めるため、色や温度の変化にも注目したいところだ。
しこりが後頭部に現れたとき、最初に思い浮かぶのはリンパ節の腫れだ。特に風邪をひいた後や虫歯がある場合、免疫反応でリンパ節が膨らむことがある。
でも、単なる筋肉のコリや脂肪の塊(脂肪腫)の可能性も無視できない。長時間同じ姿勢で作業していたり、枕が合わなかったりすると、後頭部の筋肉が硬結することもある。皮膚の下に柔らかく動くしこりなら、良性の腫瘍であるケースが多い。
まれに毛包炎や粉瘤(アテローム)といった皮膚疾患が原因になることも。特に粉瘤は中央に黒い点が見える特徴があり、細菌感染すると痛みを伴う。気になる大きさや急激な成長があるなら、皮膚科受診が安心だ。