『DEATH NOTE』の夜神月が「僕は新世界の神になる」と宣言する瞬間はゾッとしますね。最初は正義のつもりだったのが、次第に自分が絶対的な存在だと錯覚していく過程が恐ろしい。
面白いのは、彼が悪事を働いている自覚がまったくない点。むしろ「悪を裁く」という大義名分に酔っている。ライトの台詞で特に考えさせられるのは「罪悪感?
バカバカしい。これは必要なことだ」という部分。ここまで自己正当化が進むと、もはや狂気の域です。
善悪を超越したという傲慢さが、逆に人間らしさを浮き彫りにしているのが秀逸です。